才能の下描き

才能の下描き

気づけば6月半ばで、そろそろ描いたものの展示を考えなければいけない時期なのか。 展示会なんて言葉で締め切られるとうんざりしてしまう…。 そんな気持ちと相対して、裏道の川に住むようになった鯉などをのんきに見に行ったりしていた。これが物凄く立派な鯉で、誰かが放流した可能性は高い。その鯉を、農道を通る爺さんが狙っていたり、飛来したサギが狙っていたりする。 そのうわさを聞き付けたのか、普段は見ない通行者が増えたように思う。通行者が増えたことで雑草が踏みつけられ、さらに勢いを増しているように見えて、一連の流れは神話の始まりのようで面白かった。 長いこと嫌がっていた、人物というモチーフを真っ向から描こうと…