檸檬
夢からそのまま引っ張ってきた絵。まだ序盤。 いつかの食事を模した夢で、床は水浸し。 向かい合って座っていた。いつものように罵詈雑言を浴びせられるのと、目の前で悪いことをやりだす。しかし、ああ悪い音が耳に入ってくるなという程度だった。 完全に相手を理解したことを、テーブルにあった果物をかじった苦さから感じた。ろくに食べる物もないので、もういいな。と、その場から立ち去る際に強い言葉で「自分はもう幸せなので」と伝えた。何とも言えない顔になって後を付いてきたが、気にせず外に出た。 知らない海町だったが、駅がある方向など、不思議と帰る道はわかった。いつのまにか両手に大きな…
2020/05/30 13:56