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厳密な記録、甘いものを添えて。 https://qinn.hatenablog.jp

創作のアイデア、それに通ずる物事、雑記などを残します。 厳密な文章を心がけています。

かけだしの画家。 色々つくりたい、独学好き。

Qinn
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2020/05/10

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  • 落月

    アメシロで駄目になっていた隣の家の桜、婆さまがお骨になった後に満開になった。

  • 103歳にならずとも

    103歳にならずとも - 厳密な記録、甘いものを添えて。

  • 去る桜の庭

    隣の婆さまが亡くなったことを夕方聞かされた。本当は金曜の夜に、お風呂に入ったままだったそうだ。 毎日外の様子を見るために少しだけ開けていた障子。そのままになっていたから、亡くなっているとは思わなかった。 ヒートショックか何かで、苦しまずに逝ったことを願う。気持ちの強い人だったけど、1人で苦しんで行ってほしくはなかった。 人が先に逝ってしまうたび、挨拶もなく去ってしまうことが不思議で、当たり前になっていかない。 隣の庭の桜の木はアメシロにやられて、この先は切られてしまうと思う。春にはそこの小屋に子猫が迷い込んで鳴いていたりしていた。 なんとお坊さんも具合が良くないようで、うちの3回忌も隣の爺さま…

  • 夢記と

    木造、昔の本家だろうか。今年亡くなった祖父の兄弟の人が戸の外に立っていて、心地良さそうな外の光が漏れていた。奥さんも隣に立っていた。 家には祖母の叔父の人があがって、香典を頂きつつ葬儀の相談をしていた。誰のなのかはわからない。 あちらの世界に完全に行ってしまって、こっちに戻るまでこちらのことを忘れてしまっていた。こっちの生活があったことを起きてじわじわと思い出す。 あっちが心地良すぎたが、こちらのことをもう少し頑張ろうという気にもなった。私は前世の人の記憶が強すぎる。流してもらってからは今の人生になじんでいる。 今日は今日で例の如く大きな白い階段を、この間の白熊の人に見守られながら登っていた。…

  • 耳鳴

    右耳だけお囃子のような耳鳴り。これは面白いから治さないでおきたい。 先生の命日が過ぎて、ちょうどこの日に帰天されたのを聞いたのだった。あの時の晩もヒャラヒャラと楽しげな音がしていた。

  • 自由

    持たざる者も持つことができて、多くを持つ者もそれらと引き換えたくなるもの... いつも損なわれた物や者によって現される。

  • 東京でジェンガ

    関東沿岸を破壊してしまえば大半は停止させてしまうことができる現状。 空爆も地震も、皆で受ければ怖くないのか。 昨日の朝刊で地方創生の取り組みが、逆に国力の一都集中を加速させてしまったことが指摘されていた。 日本という土地柄、狭く高く高く積み上げるゲームには向いていない。何となく危惧し始めた会社などは、東京からやや移動し始めている。 "自分が死ぬとき皆も死んでくれたら安心"という友人の言葉を思い出す。幸も不幸も他人のなかに依存しているような、胎児の思い出で街は出来ている。

  • 背に腹変えられず

    やることは無限にあるので、あぁやりたいことがないと嘆く人の、時間と心と体を奪えたらいい。そしてやりたいことが見つかったら解放してやる。 あまりに沢山のことを忘れていくので、主治医に内緒で薬を飲むのをやめた。そうしたら眠くてしょうがない。世界はいちいち刺激的です。 気が触れるくらいがちょうどいいんだろう。 酒もタバコも薬もやらずに、しらふで気が触れているほうがいい。嘘がないのは気持ちがいい。

  • 雑記

    姉を歯医者に連れて行くと、足を引きずって玄関を出てきた。階段を踏み外して捻挫したらしい。どちらにどのように捻ったか、どこまでどう痛いか、痛みの伝わり方を聞いて応急処置をした。酷使した筋肉を痛めたわけでないから、消炎を優先してロキソニンテープにした。 加えてクロスのテーピング。 おそらく骨折ではないと感じたが、念のためでまたひとつ病院通いが増えてしまうかもしれない。 一方で私も送るはずの荷物を忘れて出てきてしまい、ぽんこつが雁首揃えているようで笑ってしまった。少し疲れた誕生日。 人からものを貰ったりお金を使われると落ち込んでしまうクセが抜けず。嬉しくありがたく落ち込んでいます。

  • 3月3日

    経理事務をお手伝いしていたころに少しご一緒した方が亡くなった。29歳、自分より若い方が亡くなるのは悲しいと聞いていたが、実際そうだった。 おそらくスキルス性の、ステージ4の胃がんだったそうだ。背骨に転移してからはあっという間。私も数日前に聞かされて、数日後の彼の誕生日に逝かれたらしい。 彼はどうしても死なねばならないのかとサイコロを振ってみたら、"空白""物事の始まり終わり'''神"がでたので、ああもう神のところに行くってことなのねと思っていた。それでも認めはしなかった、人間なので。 仕事上直接の関わりは少なかったけれど、休憩時間によく笑わせてもらった。 冷蔵庫の電源をもらってラップトップ作業…

  • 踊り子達

    知らない人が踊っているのを見ても一次的な感動を感じなかったが、知っている人が改めて踊っているのを見ると違った。 生活での動きにはない速さの踊りと、生活の動きを心からあらわす踊り、前者には若さを感じるばかりだと思っていたけど、決まりきった動きのなかにも心を感じた。私が老いたからかな。 むしろ暗黒舞踏のような踊りには、"わざわざ"のような若さを逆に感じてしまう。 アメリカからきた踊りのことはもっとよくわからないけれど...。 自分の地域にある音頭のリズムに感動しがちな気はしている。

  • 正直な猫のこと

    猫を家に迎えてから6年半、人さまの家の猫や画像の猫に反応することが増え、とうとう猫の一部が映像にでできた程度で反応してしまうようになった。 猫足バスタブの脚の部分が本物の猫の足を模していて、自分がにこにこしていることに気がついた... 私が自殺をした年に迎えた猫をアパートに残して来たのが心残りで、忍び込んで再び迎えに行った。ほとんど自分の子だと思っていたし、置いていくなど本当に考えられなかったけれど、この時のことは謝りようがない。 迎えに行った時は部屋の中でひとり、つちのこみたいに大きくなっていた。 朝7時に出て酷いと次の日の朝まで出社している人のもとで置き餌を食べ、足りない時は髪の毛を食べて…

  • 失礼

    昔から心の片隅にいた、先に幸せになってはいけないという感情が沸々としている。 呼吸を習って全て削いでいった気になっていても、家族の影武者のような感覚はなくならない。消えたり現れたりするんだろう。 私は自我が強いのに自分というものを持たなかったから、自分の損得を願って動ける人は、どういう感覚のクオリアをもつのか想像できない。 昔は影武者になっていれば充足感があった。補完されなければ不完全であるというような、貶しの中での思い込み。 この人を置いて行ったら、この人はどこまでも堕ちて行ってしまうんじゃないかという思いがあります。堕ちて寂しい思いをしているのを思うと堪えられない。 そう思うこと自体が惨め…

  • 笑いすぎで肋骨を痛めた

    何時間も同じ姿勢で負荷がかかっていたのか、小さなことで爆笑してしまうせいなのか、異音がして肋骨を痛めた。 手を挙げると痛い、息を吐くと痛い、鼻をかむと痛い、もちろん笑うと痛い。 側から見たら面白いだろうな...。

  • 夢日記と

    「勝てば勝ちで勝てばいい過程はいい」凄い韻。 県内5月の気温になり、2月から春が感じられるのはお得だなと話していた。 1畳ほどの温かい子綺麗な小屋で休んでいたら、隣家のばっちゃがケーキを持ってやってきた。(現実ではいつも山菜か漬物や赤飯を持ってきてくれる) シャインマスカットが乗ったショートケーキが3つ入っていた。 ここまで歩いてきたんでしょと休んでいくように言って、座ってもらった瞬間に祖母の姿になっていた。ただ一緒に座っているだけだったが、懐かしく温かく、手で触れる距離の幸せを感じる夢だった。 都会の人で赤飯に特別何か意味があると思っている人がいたが、少なくとも我々はただ「赤飯美味いよね」と…

  • ラビおり

    姉が珍しく折り紙をしていて、えらく硬質な入れ物を作っていた。 「何折り?」と聞くと「ラビオリ」と答えた。 一瞬考えそうになったせいで可笑しくなって、何だかつぼにはまって笑いが止まらなかった。 ラビおりの対荷重。

  • 記憶がもたない

    脳の興奮を抑える薬を飲んでいるせいか、短期的な記憶がどんどん弱くなっていく。 家族の下着を干していて、どれが自分のものなのかわからくなったり、非常に小さなことも。 今日はトイレに行こうとしたことも忘れてしまって、下の階にいって姉に聞いて思い出した。つまりお腹が痛かったことを忘れていた。 ↑と思っていたが、本当は電気をつけようと思っていたことを忘れていた。 色々なことを忘れるけど、何で嫌な思いをしたのかも忘れてしまったり、それで人を恨むことがないのは良いと思う。そう考えるとその部分ではもともと忘れっぽいのかもしれないが。 長期的な記憶も消えてしまってるんじゃないかと心配になって、そのたびに、小さ…

  • 綺麗事

    お偉いさんが口にした、綺麗事を言うことが作家じゃないという言葉が頭に残っていて。 絵空の綺麗事だったら私も嫌いだが、人が経験を通して獲得した物の見方はそのように片付かないと思う。それがあんたにとって特別綺麗に聞こえるなら仕方がないと言うしかない。 その人が本当に獲得した言葉を持っているかどうかもわからない程度なら、作家なんてやらなくていいじゃないか。 その人の言葉を聞こうとしたためしもなく、どんな人生でもって何をやろうとしてるか、どんな人に出会ったか、何に絶望しているか、何を無視して生きているか、余すことなく食らいつけないなら作家をやる意味がない。 こう言う以外ない。

  • さようならと

    家に白鷺が降りた。 君たち(特にお前)はどう生きるかってことかと思ったが、なんとなくばっちゃと思った。 いつも鷺が降りるのはもう少し行った先の川だから、何か伝えにきたんだろう。3回忌でそろそろ上に行くのか。 母が近づくと、ひと鳴きして飛んで行った。 朝から懐かしい感じがして、物凄く眠くて、今日は早く寝た方が良いみたい。先月から頭から出て行ってくれない人がいて、この人にこの先会うことがあるんだろうとぼんやり感じていた。 まるで忘れないでと言わんばかり。心配せずとも大丈夫だよと毎日思ってあげることにする。 全く雪が降れないまま春が来そうで、心の準備ができないままに明けようとしている何かにそわそわ。

  • 暴力

    珍しくラジオを聴きながらネタ書き。 私の好きなものや好きなこと、友人を真っ向から貶める催しの何千回目が始まりそうだったので逃げた。 何か具合が悪くなりそうになると人を支配したがる悪癖は、人格というより発作だと思うから、耳に入れないことにした。 好きなものは誰にも見つからず大事に育てることもできる。

  • 遠くより。

    遠隔ヒーリングとなると胡散臭いけれど、お師匠にやり方を教えてもらった。 顔を考えればいいのかイメージがしづらいと言うと、タオルが布団か何かを丸めてその人の治したい部分を模するとやりやすいとのこと。 やってみたけれど、瞑想の時とは違ってかなりの集中力がいる。 それでいて身体に力が入るとうまくいかないので、集中しつつ身体を緩めるというのが呼吸の常でもある。 12年でできるものを7年程度でやろうとしているのだから、そう簡単ではなさそう。 しかし昨晩は何だかこの人にやらなくちゃというので、0時をまわってから小1時間その人の身体に入ってみた。やっているうちに左の背中から胃の部分がチクチク痛くなってきて、…

  • 夢日記

    とんでもなく大きな金色の白熊に抱きしめられ、「もうすぐ40年経ってしまう、かなり忙しいけど、必ず待っててね」と言われた。 当たり前のことだが、白熊は冷んやりするわけじゃないんだなと思った。 起きてもふんわりとした感覚が残る夢だった。 金色なのにどうしてか白熊と思ったんだろう。 私はその熊がどこか寒い環境にいると感じていた。強いけど寒いところに1匹でいる。 追記 そんななか、春待ちしていたクマが出てきてしまったらしい。

  • 状況は人を説明していない

    話に一貫性もあって、ちゃんと説明になっているという人と、感情的で飛躍した話をする人。 こうみればどちらが信用に足るかはわかりやすいものなのに、前者がホームレスで後者が会社員だった場合には、判断がつかなくなることが恥ずかしく思う。 児童買春する市役所職員、横領する教職員、新婚で不倫する人、家庭を作って壊す人。 社会的状況が自分を補完してくれているという自信はどこからくるのだろうか。頭を隠すと余計に見える尻もある... 証券会社からヘッドハンティングされて配属された上司。凄い人かなぁと思っていたが、飲み会の席で理性が解けていくと、仕事以外はろくでもない男のようだった。(そういう人はわりと仕事でもそ…

  • 失せ物

    故人からの手紙を失くしてしまったという方、その故人の方がそうしてほしかったように見えて感じた。 それを持っていることで進めないでいるのがわかっていたから、失くさせた。しかも自分で失くしたら自分を責めるから、誰かにやらせたんだなと。 人を亡くすと、どこかで幸せになってはいけないという思いが残ってしまって、故人も自分も進めなくなる。 悲しみについての柳田さんらの本にもあったが、どこまでもどこまでも幸せになっていい、誰に遠慮することなく。という言葉が思い出された。

  • 途中、キャンディーズ

    本当にいい仕事をしたい、いい仕事をしないと駄目だと思う。それしか考えていない、草を食っても良い。 描きたいものを描くのは素人の人なら良いと思った。プロは違う。画力1番で賞とか、奇抜で賞をもらって喜んでいるのでは。どうにか自分の命をふりしぼって出た、遺書になるようなものを毎回作らないと駄目だ。 でも素人のまま楽しんで、人生の余暇で生き死にしたい人を巻き込むのもまた違うと思う。快楽で作る人の邪魔はできない。何か辛いことの逃避であるかもしれないし...。 でもやっぱり痛い思いをして産むものや、損なわれたからこそ産まれたものの美しさには敵わない。 たとえば自然をそのまま作ったとしても、人が描いたものは…

  • 徹夜ゾンビ

    何年ぶりか徹夜で海外ドラマをこなして、内臓から文句が来ている...。 ゾンビものに近い韓国のホラーで、シーズン2を見た。ゾンビ映画は社会的抑圧の解放や、とりわけ社会的弱者の視点を描く役割をしている。特に韓国のゾンビものはそれが顕著で面白い。 面白くて見てしまうが、共感が強いためにグロテスクはものすごく苦手。そして不意をついて迫る脅威のシーンが繰り返されるので、自分の不意に対して脅威が関連付けられてしまう。 こうして暗闇怖い期間が始まる。 当然悪夢をみたが、玄関に有症者を迎えてしまって、悟られないように追い返すシーンだった。怖いと思いつつ、あれこのシーンはシーズン1のものだ...と気が付いて起き…

  • 雑記

    昨日朝、姉の頻拍発作が3時間を超えて続き、心臓の薬も効かないために救急搬送された。頭に入ってみると悲しみと嘆きだけだった。 姉の靴を持って、遅れて少し遠くの病院へ向かった。病院に着いたら死んでしまってるのではないかと、帰りの救急車とすれ違った時に思って、何度か泣きながら。この時間さえ良かったと思うようになるんじゃないかと、快晴の天気に情けなくなりながら。 着いたら4時間座って待っていたので、日々座り作業のダメージと合わせて、かなり尻が痛かった。 車椅子やベッドに乗ったばっちゃじっちゃが交差して通っていって、救急は混んでいた。 つい横に点滴をつけて眠っている方が運ばれて来て、県南のケースワーカー…

  • 雑記

    雨だれがうるさくてノイズキャンセリングしないと眠れず、暖冬なのだと実感がある。これが続くと春の田んぼに水が入らず、降れば文句降らずとも文句で難しいようです。 君たちはどう生きるか、の映画を見に行きたいが、ほとんど遺書に近い大作。監督が亡くなってから見たほうがいいかもしれないと思っている。 それに私は何でも泣くだろうから、人前では見られないだろうとも思う。 自分の物語を生きている人は、物語を読みたがらないという言葉をどこかで見たが、そのようでもある。 それでも否応なしに、または何気なく見たり聞いたりする言葉や音や絵があって、そういったことに必然性を感じてしまう。 同時にこの必然性の感じ方を利用し…

  • 1日の死に方

    病気の人の世話を、何年も何年もやっている人の御苦労を想う日々。こちらが尽くすことが当たり前で、文句を言われようがどこかで自浄するしか手はないので、これをずっと続けている人は並の心持ちではないと思う。 1日のひとつひとつをやりきって、1日の終わりに自浄する。1日の終わりかた、1日1日の死にかたが上手いのだと思う。 毎日、朝起きて生き始め、役割を終えて夜には死ぬ。夜に安らかな死が待っているとしたら、日中は遺書を描くように頑張れるだろう。 言葉にしてみても、美しい生き方に思う。

  • 夢記

    新年は風邪にかかって夢を全く見なかったが、今朝は示唆的だった。 不登校の際お世話になった附属校の学年主任の先生と、恩師の2人が私の左右に並び、資料を見せてくれた。 表紙に「虐待を受けた子どもたちの...(ここから先は読めない)...」と書かれていて、これをやってほしいとのことだった。ワークショップか何かか?と発想した。 生前は子ども達に美術を教えることに熱心だった先生らしい話だと思う。 学年主任だった先生も無くなったんだろうか。 今まで親孝行したことがなかったから、親のために絵を描きたいと仰っていたのを覚えている。

  • 御返事

    夢で先生から返事があったのに、よく思い出せない。 「このままー、としてるの? ーーーーーーーーー ーーならだと思うよ。」 3行ほどあった文章が思い出せない。 先生から来るはずないと一度疑って読んだのを覚えている。 また夢にしてくれとメッセージを送る。

  • 叫ぶ他所の母

    通院、診察を待っていたら壁を隔てて親子が話し合っていた。 というよりも母親が何やら捲し立てていて、子どもは朦朧として、父親は我関せずでへらへらとしたような雰囲気だった。 だんだん捲し立ては強くなり、「私があなたを守ってやっている、あなたは一人では生きていけない、私は従軍看護婦だからお国のために頑張っている、男は汚れているが私の言いつけを守れば汚れない男になる」 という内容だった。被害者意識など個人的な物事の肥大化、政治的思想の偏りから、統合失調の気を感じた。 しかし診察にかかるのは子どもらしい。 どうやらその子は朝まで座らされてその説教を聞かされていたよう。向精神薬も服用したのか、ぐったりとし…

  • 本当にありがたいか

    感謝をフェアプレーを示す道具として用い出すと、本質からずれていく。"何々したからあなたはいい子"など、条件付きの愛情を受けた人ではないかと思う。キリスト教的でもある。 もしくは社会的合図として使っている人もいるが、掛け合いだけになるといけない。自分から産み出る感謝以外は憎しみの種になって、言葉の呪いにしかならない。人から与えられたから感謝するのは感謝ではなくて、恩の相殺。 なんだかこの人の感謝は薄っぺらで、言っていないのと同じだと感じるものだが、逆に真に絶望したことがあるのだろうという人の感謝は、いつも言葉になる前に伝わってくる。 何か無くした人が再び得たとき、本当の感情が動く。 誰かれ好かれ…

  • 年の瀬

    婆が70を過ぎた頃によく、存命の同級生を数えた方が早いと言っていた。その歳にもなると、誰でも生きていれば会いたくなるらしい。 嫌うことは若さであると思う。 死の間際にはカーテンコールと同時に手を繋げる人が多いといい。嫌いなものも好きなものもどうでもいいものも手放すのが惜しくなると思う。 のちに不要になることがわかっているから、今も要らないけれど、嫌うことも生きる楽しみのひとつなのだろう。 憎しみは疑問だと思うが、疑問は最後にはとけるのか。渡辺和子さんが2.26でお父さんを殺した人と対話したとき、心では許していてもコーヒーカップをもつ手が震えたと言っていた。 そして、自身にも父と同じ血が流れてい…

  • 気流

    数日家族の具合が悪く、気を送って治すのを数日繰り返した。どのように悪寒がたどるかを聞いて、頭の中に入るとそれがどういう道筋を辿るかわかってきた。前よりたしかにわかる感じで、何をどう感じるか自分事に感じる。 まず喉が締まっているのが気になり、そこから辿ると小脳のあたり、そこから首の後ろを通って手に伝わっていた。 しばらく気を流していると青い大きなコップみたいなのが開いたのが見えて、頭から砂みたいなのが濁流のように出ていったと本人が言っていた。 やっぱり人の悪きところは砂みたいなんだな、と思った。(グリーンマイルでは虫だった)私のほうは本人の動悸が伝わったのか、かなり息苦しかった。 もっと正確に気…

  • 怖くても進め

    心の澄んだ人が言っていた。 何年もかけて濁りを解いた水はやわらかい。

  • どっかにいった先生へ

    春に亡くなった先生へメールを送った。 先生が死んだということを思い出すとまだ悲しいので、思い出さないようにしていたが、自分の腹が決まってきたこともあったから送った。 彼女が死ぬ前の日の夜、耳元に何ともつかないヒロヒロとした楽しい電子音楽が聴こえて、そのとき何故か先生だと思った。 同期の者たちは何も悲しくなさそうで、私が心をえぐられていることを軽く踏みならしていくようだった。永遠に生きると思っている人たちは颯爽として暴力的です。 あぁこの人はこれほど自分を埋めていたのかと分かったが、それほど虚しかった。 先生に最後にメールした時、何も教えてはくれなかったこと。その時はすでに身体の血液が駄目になっ…

  • 足りる足りないの六感

    死が近い人と、母子間の愛情が枯渇している人に感じることは似ている。 後者は目の奥に吹き荒れている砂漠がある。前者は鼻の周りくらいにそれがある感じ。 死ぬほど疲れている人は少し違っていて、大量に発汗したあとのような感じがする。それが事実の場合もあるけれど、それとは違う。 昨日好きなミュージシャンの配信を視聴した時も、この感じがした。若干砂の気配がしたので、死に関わる何かが胃か肝臓にあるのだと思う。体の中がもやついていた。 (それを見るためにファンクラブに入ってみたがすぐに後悔したことは別の話...。この人の人間の部分を見てる人は1人だっていないと感じさせるような場だったから。) 共通しているのは…

  • pop

    この音楽を本当に好きなのだろうかと考える。 繰り返し聴くことで、"慣れ"は"好き"と錯覚される。 1回目を聴いた場面とは違う場面で2回目を聴くと、この曲は聴いたことがあるという親しみを感じる。また違う場目で3回目を聴き、メディアなどで不意に流れた際に4回目とさらに重なっていくと、自分に親しみのある曲である錯覚して感じるようになる。こうしてポピュラーは作られる。 大枠を買って人の耳に入る状況を増やすことで、どんなに出来の悪い音楽でもポピュラーにはなることができると予想する。 不快感を強く感じる音楽ならば違うかと思ったが、やはり回数によって親しみを感じるようだった。 音楽だけではなく、音であるなら…

  • 前兆

    何か違う層と繋がるような良い予感がして、ソワソワとしている。爪に矢印のマークが出た人差し指はなぜか激しい神経痛がしているが... ここで止まると良くない気がする、というより次がすぐそこに見える状態が続いているから、止まれないに近い。 一思いにやってしまうか、何か顔ぶれが揃うのを時が待っている気もする。 呼吸の修行、一通り終わったと思う。 心の持ちようはまだまだだと自戒しているけれど、あとは自分で見つけなさいと師匠は言っていた。今は未来が見えたりはしないけれど、この眉間に何か見える感じが鮮明になっていくのかも。 彼女も70歳近くなってようやくだったらしい。 それよりも私は、絵に宿すことが仕事で、…

  • 笑い

    にしむらゆうじさんのイラスト、師匠の心にかなり刺さるようで、大爆笑する。 90歳にかかる人も楽しませる普遍性、凄い... かくいう私も大ファンです。 日本語の使い方が凄くて、よく新しいオノマトペのような言葉を生む。簡単なようで洗練されています。

  • 大雨の寒い日

    友人が送ってくれた動画を見てみると、シャインマスカットとモモが乗ったケーキを夫にカットさせているシーン。 中にマスカットが入っていたら男の子、モモなら女の子だよと説明する友人。 私は固唾を呑みつつ、すぐに泣きそうだった。 頭の中に入ってみた時におとなしい女の子だと思ったけれど、やはりモモが入ったケーキだった。わかった瞬間に柔らかいような幸せな未来が見えて、顔が熱くなった。 1月の出産予定だけれど、早産だと病院に駆け込む夢をみたので本当にならないといい。 すごく繊細な子だと感じる。 4Dの動画を見せてもらった時も、眩しいやめて!と言っているようだった。実際にそうだったらしく、看護師さんがお腹をつ…

  • 名月の折

    友人から「月がでかい」とのメッセージ。 まだ低く、陸橋がかかって見えなかったが、農道の方に歩いていくと見えた。 小間切れの雲のあいだにあって、より明るく感じた。 また1週間ほど外には出ていなかったが、外はもう稲刈りの後の甘い香り。 あまりにも切ない気持ちになったので、友人としばらく感じたことをやりとりしていた。 「何だかふと、本来いるべき他の場所のことを思い出しそうな、懐かしい気持ちにならないか」 と聞くと、 「とてつもなく久しぶりに、思い出の中にいる、姿の見えない誰かに会ってるような気もするよ」 と言っていた。 あの人は丘の上に住んでいるから、人の家々の頭だけ見えて、もっと切ないのだと思う。

  • 癌に

    祖母の弟、おじさんが入院した先で癌が見つかった。 癌は喉頭にあり、放射線の治療のために喉が赤くなっていた。お見舞いに行った頃には声もあまり出なくなっていて、喋れなくなる治療にするかどうかまで決断をしなければならないステージだったよう。 口が悪いがロマンチストな人であることは、あまり他人には分かられず誤解されやすい。その誤解の責任もとるような、清々しい人でもある。でも口は本当に悪い。 そのせいか口が聞けなくなって、おじさんから屁以外の音が聴こえないのは不思議な感じがした。 ここぞとばかり、額の真ん中に手を当てて気を流してみた。とにかく人に弱く見せないことが信条かのような人だから、嫌がるかと思った…

  • memory

    自分が展示をした1階のホールに黒いピアノがあって、次第に鍵盤がカラカラと散らばっていくなか、CATSのmemoryを弾いていた。 美しい夢。

  • 青い

    男とは女とはを人が語りだすと、甲子園のサイレンが鳴る。

  • やまゆりでの事件に

    youtubeの感想欄の傾向は、ナチズムのはしりの会合のようだった。100万の動画再生のなかで、よりすぐりのサディストだけが感想を残していると考えるべきだろう。 重度障害者に対する死生観ばかりの感想のみであり、それも自分の立場や人格を弁護しながらの卑猥さ。 自分が障害者当事者だからわかる、家族が障害者だからわかるとその場に表明するということは、自分であったら間違いなく殺すと言っているのと同じである。 殺したくもなるが殺さない理由については感想を述べない時点で、事が起きずとも殺す側を評価している人間であることを認めたほうがいいと思う。 世の中が変わるのを待って、信念もなくすぐに殺す側になるだろう…

  • 赤ん坊の色

    友人の眉間に手を当ててみたら、お腹の中は黄緑色の丸があった。女の子という感じがした。 これから命を表す色には黄緑を使おうと決めた。

  • 嬉しい日

    友人が帰郷し、なんとしても会いたそうな雰囲気だったので、少しだけ顔を出すことになった。 毎回のお土産を買って来てもらって、箱がいくつか入っていた。上手に出来たものがあるから見てくれと言われて小さな箱を開けたら、予定日と胎内の写真が入っていた! こういう時にはどんな気持ちになるかと思っていたけど、初めて知った繊細な感情だった。 嬉し泣きという経験をした。2人はなんだか照れたような、困ったような。 我がことのように嬉しいものがあることが、なお嬉しい。

  • 欲しいものがまだわかっていない者ほど、より多くを求める。より多くを取り込んで、取り込んだものは中で台風のように巻いて壊されて、あとは屁のように追いやられている。

  • 夢日記 と

    色々な形になって熱暴走する女の子がいて、同じ建物のなかに建築の教授が立っていた。 君たち課題は終わったの? まだ終わってませんと言ったら、君たちが終わらないとね、自殺ができないんだよとややヒステリックになった。(ヒステリーにはあまり性差がない、と感じた) 若年に打ち明けるくらいだから、よほど疲れているか、友達がいないのかも。 やめたほうがいいですよ、文字通り死ぬほど苦しかったのでと嘘を答えた。 彼のヒステリーは状況というより、ホルモンバランスが作り出していると直感した。やたら汗をかいて肩息をついている人で、やや中年女性に近い話し方をする人だったから。 後半は夢の所感ではない。 ps. 今は大学…

  • 買い猫は宝石

    何十万も払って買った猫、中古車を撫でているような気持ちにならないだろうかと思う。 (うちの猫は新品の外車でも釣り合わないが) 少なくとも緊張感はある、人の猫だと特に...。 猫そのものはなんでもない、代金のぶん特別丈夫なわけでも健康なわけでもなくて、どの形かに金がかかるわけだ。すごくいい成形の猫。 つきつめて可哀想であることが可愛さの根源だけど、その度合いには命が関わっているので、えぐみがすごい。 全て飲み込み、ひと息に可愛い!と言えたらね。

  • 秀逸

    秀逸 - 厳密な記録、甘いものを添えて。

  • 傾向

    自閉的な傾向が強く、長期的な記憶が優位になりがち。うつ感情が併発しやすいのはこのためなのだろう。 だんだん自分をわかってきたが、緊張が全ての鍵を握っている。 内耳が緊張を捉えた状態では、短期的な記憶を引き出すのはむずかしい。 多分人よりもその部分が緊張しやすいのだろうと思う。 その部分が特には問題がない人でも、過度に緊張した状態ではうまく体を働かせることができない。 お医者さん達とそのなかよしが、発達障害という言葉を新たなブームにしたけれど、愛着障害など発育に問題があった場合を誰も気にしていない。 "自分を見直したくない、元来の性質だからしょうがない"という意識がもともと強い人の免罪符になって…

  • あの日最後に見たもの

    白、海坊主、空のあと、そこで記憶がなくなった。

  • 毒が回り切らない

    久々に人に殺される時の臨場感があって、とにかく静かにしていた。家の中はたいてい殺意に満ち満ちていて、私が寝ている下で、命のやりとりが行われていたことがよくあった。 師のところへ行って、呼吸と書き出しで嫌な記憶は出ていっても、支配されていた感覚はしみついていて離れていかないように思う。 ああ今度は殺されるかもしれないが、逃げたところで、といつも覚悟があった。包丁が肌には刺さりかけていたから、どうせやらないだろうと思ってもいられなかった。 人の意思は少しの力でどうにでもなる。 小林秀雄さんの著書のなかで、昭和の貧しい農村で、食いぶちを減らすために子どもをつぶすことがあったと。そこには至極当然のよう…

  • インスタ

    友人の多くは、毎日色んなところに行く人に嫉妬をするらしい。私は旅行や外出に興味が傾かないので、皆が出向く写真を見るのが楽しみ。 (御朱印帳のようなものかな、と思っている) しかし人生の進捗の報告を、良いことばかりにしなくてもいいんじゃないかなとは感じた。 躁転したような様子でキャプションを書き連ねる人もいるけど、鬱屈として葛藤のある感情のほうが美しくあったりもするから。 バーンと明るい人から頂ける活力は、身に浸透しないことがほとんどで、ほの暗くて優しい明るさを放つ人のほうが心には届きやすい。 おもに人の暗がりの部分を照らすからではないかな、と思う。

  • 中休みの多い梅雨

    ここまで生きられたのだから、どんどん行こうというわけにもいかん。 例の如く足踏みをしたりもまた良いだろうと、啄木のように生きられればなぁと思う。 一度は死んだ身だけれど、あの決死のような気持ちとは違った希望的な死へのあこがれは、死ぬまで持ち続けるのだろう。 同じように生き残った人に会ったことはまだなく、会えたら聞いてみたい。 微妙な作家魂を競わせるだけの人は多く、我先に我の方がとむなしい。競っているということ自体が、美術ではない証拠です。 社会還元のような発想はなく、ひどい言葉で言えば、矮小な自己実現を終えた商品。 それはそれで、私が他人の儲け方に口を出すべきではなかった。 しかし、矮小さを雲…

  • やりたいこと

    隣町、小学校へ通う通りの家の人が餓死したそうだ。 父親が宝くじを当てたことで仕事をしなくなり、いいかげんな生活になったことで母親が家を出た。 父親、祖母、息子が残され、祖母が他界。 父親も病気で亡くなり、若くして引きこもりの状態になっていた息子さんは、外に出ることができずに餓死したとのことだった。 生きていれば私の2〜3つ上の人だった。 新聞の死亡報告をみていると、命根性がたくましい80-90代の人にかこまれて、同年代やそれ以下の若い人が亡くなっている。 病気か自死かより、どんな人で何を考えていたのか、その人に潜ってみたいけれど、死んでいるから潜れない。建物のなかの日が当たらない壁のように閉ざ…

  • 子ども

    話を聞かせれば、それがスイッチかのように、すぐ想像の世界に入る。 その先は言葉を聴いているのではなく、映像をともなって陶酔している。

  • ミツホさんの奉公

    蜜柑を描くという公募があった時、お師匠の話を聞いた。 昭和初期、兄弟姉妹は下に何人もいた。 小学生を卒業したと同時に父さんがやってきて、「おめぇ酒代稼いでこい」と言ったそうだ。 「兄さんが馬を引いてきて、米俵をくっつけているから何でだろうと思ったが、それは私が食う1年分の米だったんだよ」と笑っていた。 雇い人は意地悪で「ろくに働けないわりに飯は人一倍食う」と悪態つかれてばかりいた。 人に何を言われても、生きていくためには気にしないという術がこの頃身についたそうだ。 十分に眠るところなどなく、小屋の中での雑魚寝。それでも一日中働いて疲れていたから、きっちり朝まで眠った。 それでも用を使わされて街…

  • 続、男性美術史

    在学中、当時客員教授だった会田さんが、 私の友達を学外に連れ出したのち強制的にわいせつなことをしたということだった。 女性の教授から、飲み会に参加すると触られたり侮辱的な言葉をかけられるのが毎度のことであるとは聞かされていた。 何が起こったのかわからなかったが、友達は泣いていたから、テープレコーダーをポケットに入れて、会田さん本人に聞きに行った。 友達が泣いて帰ってきた、あなたは何をした?と聞いたらただ一言「嫌だと言わなかったからやった」とのことだった。 こんな人間がいるものかと感じた。 保健センターや大学に訴えたが、訴えれば大勢いるファンに殺されると言われ、この件は無かったことになり、ひっそ…

  • 男性美術史

    これはやはり男性に限った美術史だと、これもまたインチキであると感じた。 女性の創作物に優れたものがなかったという議論は済んでいるようで、そもそもそんな市場はなかったのだとのことだった。 社会自体が男性原理の産物なので、これまではそうだったとしても、これからはそうはいかんのだろうと思うだけです。どちらでも、自分のやることに変わりはない。 ただ、男性と同じことをなぞるわけもない。 女性の美術史はいつ始まるのかもわからないが、どうでもいい。少なくとも私には関係がない。 こういったことからも、歴史に残る無意味さ。

  • 選ばれたから素晴らしいのでない

    隣県の盛岡市が米ニューヨークタイムズの「行ったほうがいい52の都市」に選ばれたそうで、紹介された4つのお店はECサイト経由の注文がパンク状態で、うれしい悲鳴。 私もなんだか嬉しかったのと同時に、あぁここでもかという思いがした。 権威に認められた途端に評価が上がる。それまでだって素晴らしいところだったはずなのに。 世界ってやっぱりいんちきで面白いなぁと感じた。 自分が素晴らしいと思う理由を大事にして、身の回りの素晴らしい人、ものを保存していきたい。

  • あなたじゃなくてもいい

    同年代やもっと若い人の纏う言葉、態度、目指すもの、髪型、愛し方、嫌い方、 わざわざ、あなたじゃなくてもいいようなことを肩透かしにやっている人が多い。 いっぽうで、本音というものの価値が恐ろしく高く設定されている。 流行りの歌にも"本音"というフレーズが沢山登場しているのが印象的。しかしまぁまぁ大事にされている本音というのは取るに足らないことで、あまりに稚拙なものでした。 学校に入った瞬間から成長を止めてしまって、ここまで来てしまったんだろう。 本音をうまく伝えるということを訓練して出来るようにしないから、それというのは和を乱すものであると居直ってしまう。 本音が悪いんじゃなくて、練習不足。 す…

  • 村上さん

    彼が岩井先生の友人であったことを知らなかった。私は不良だったので、当時先生に買われない喧嘩を売っていたのであまり関わりがなかった。しかし見守ってもらっていたのを感じていた。 (ご友人のことなど別に、私どもに言う義理などない) 岩井先生はロマンチシズムがあって、受容を感じる人だったが、村上さんはなんだかセンチメンタルな感じがする人だった。 失礼ながら私は作品より村上さんの寂しげな様相や、調子が良い時の言葉が好きでいたが、初めて実眼でお見かけした際の彼は危険に包まれたように殺気立っているようだった。 その理由はわからなかったけれど、脳が真っ黒になっていて、迷走神経が危険を感じる状態に振り続けている…

  • 頬を笑む

    驚くことや悪いことを言われても何も考えず、まずほほ笑む。 考えをいちど白くしてほほ笑み、考えるのはその後で。

  • 全ては描けない

    全部のことを描けると思っていたら大間違いで、精密に描いたところで、 この主観に及ぶ懐かしさの波や、心の奥から迫りくるようなものを描くことはできない。 まして人のものならなおさらで。 せいぜいできることをやっていこうと思います。 せいぜい、自分が感じたことを同じように感じてもらえるようにやることしかできないと思いました。 全てを歴史にあげられないのと同じで。

  • 雄々しい世界の美術へ

    "理解はできるが、私はそれが美しくて大事なことだと思えなかった" それに勝る言葉がないと思った。 私が美しいと思うことに通ずる、あたたかさや思い遣りや、溝川の泥をさらって水をきれいにしたいというようなひたむきさが感じられなかった。 他を戦略的に圧倒し、声を大きく目立つような真新しい美しさというものは、雄々しい世界の美しさなのだろうか。 歴史は常に歴史になりたいものだけが残っていく。そこに残ることに何の魅力も感じない。 人を沢山殺した人だって歴史に残っている。 知性は感性に勝ると思い上がるのは、死に至る病。現に知識を組み立てて美術を行った人は、愛も感じられなくなり、人を支配して、やがて精神疾患に…

  • お年寄り2人の体

    気を流したら次の日何かが出したくなって、悲しみが身体に溜まったようになって、夜1人の時にゴミを吐き出した。

  • 疑う

    身の回りの全てのことは疑って、疑ったことは人に提出せず心に秘めて留めておくこと。 "論理的に"考えたことを人に提出するのは、論理的にならないことがある。そうすると、疑うことが良くないということになってしまう。 人に限らず、花も疑ってかかる。十分に疑ったあとに、潔い気持ちでいれば良い。 疑いを疑いとせず、真実として人に持ちかけたときに問題が起こる。自分の疑いは、真実になることはない。 そのように見えたことを、また疑うべきだ。

  • 呼吸の日

    人の気も流せるように修行しようと、これから月1回は通うことにした。 師匠ももう85歳だからと自分が焦っていたのか、とにかく焦んなよと言われた。死期が近いと感じている。 本人も、わかっている気がする。 儲けに興味がない人なので、本を出したり道場を開けと言われても断ってきた。 自分がいたことを証明したくないかと問われると、「それ1番興味ないやつ(笑)」らしい。 ただ確かに師匠のような人がいたことを残したい気持ちはわかるから、絵本を作っていいかとたずねると、なんぼでもやっていいでと言ってくれた。 私に関しては、自分でもわかっている。人を許して許して許して平らに見られるようになった時にらはっきりと何か…

  • 人間は二層で生きているか

    身体が生きているのと、社会的に生きているというのと。 身体は安全というサインを他人と相互に送り合うことで健康を保っているのだったら、やっぱり社会的にうまくいかないことは不健康や死に繋がる。 マインドフルネスや瞑想ではたしかに、身体だけの生を実感することで、一方の生については忘れられる。 今朝見たヘッセの幸福論についてのコラムでも、身体だけの生についてが幸福の本質だと書かれていた。 私もそう思いたい。しかし人間は必ず社会を作る。社会的な生とは、"他人と関わる自分の可能性"ではないか。 この考えが最初、魚肉ソーセージのパックを剥くようなイメージで頭に現れた。 朝見たことをまた夜眠る前に思い返してみ…

  • 美咲ちゃん

    9月17日に美咲ちゃんを助けてから、体調が悪い。 そのまま彼岸に入り、ぼんやりと明るい山の上にいた。またかなりはっきりとした夢で、実際にいるようだった。 バスが来たので、乗せてくださいと止めてみた。 運転手が「ここね、自殺で失敗した人が乗ってくるのよ。でも血とかぐちゃぐちゃしてるでしょ、だから苦情が来てね。ここから乗るのはやめてもらったんだよ」 と言っていたものの、しょうがないからと乗せてくれた。 この夢のことをお師匠に話したら、 やはり美咲ちゃんは幽霊だった。 人知れずどこかで亡くなって、同級生の子にも忘れられたが、両親を待っていた。 髪が肩まで伸びていて、ピンクのトレーナーと白っぽいズボン…

  • 死の世界にいる、美咲ちゃんという子を助けた。 すでに学校の子からも忘れさられていたらしく、なにか禍々しいところに立たされていた。

  • 発作の記録

    夕方、外出先で起きてしまう。 密室の状況下で起き、外にばれぬようになんとか発作を抑えようとしたことが良くなかった。 身体が硬直するなかで手をつねり我慢したが、気道に石が積み上がって行くように息ができずに頭が熱くなり汗をかいた。過呼吸。 外の状況、一緒にいた姉の状況、最善を尽くせるか?考えがぐちゃぐちゃになり、死ぬ手前のばたつきが起こった。 それを痙攣だと勘違いされる状況に、舌が動かないので何も言えず。 これが起こるようになったのは9月17日だった。 私といる人にとって最悪なことは、私に対して不条理を感じた時も、私の手当をしなければいけないことだと思う。 発作が起きた時に一瞬で気絶させてほしいと…

  • 対象

    女とは、男とは、俺とはと語り出した瞬間から、その対象の何たるかとは離れていってしまう。

  • こんにちは、メイクィンと申します。 現代を生きているなかで、あらゆるところで「呪い」が流行っていることに気が付きました。 関係のないものを悪いものと関係づけてやるのが「呪い」であり、それには言葉が使われています。誰かに死ねと言われた子が、本当に死んでしまったりしている今日です。アインシュタインは第三次世界大戦は言葉の世界で起きると予想していたそうですが、我々はすでにその渦中にいるのではないでしょうか。 2000年代にインターネットが広い層に普及しはじめたことで、言葉をより手軽に扱えるようになりました。そしてSNSが普及しだすと、インターネットの世界と現実の自分との同一性を高めなければならなくな…

  • ★GEISAI#21リンク先

    こんにちは、メイクィンと申します。 現代を生きているなかで、あらゆるところで「呪い」が流行っていることに気が付きました。 関係のないものを悪いものと関係づけてやるのが「呪い」であり、それには言葉が使われています。誰かに死ねと言われた子が、本当に死んでしまったりしている今日です。アインシュタインは第三次世界大戦は言葉の世界で起きると予想していたそうですが、我々はすでにその渦中にいるのではないでしょうか。 2000年代にインターネットが広い層に普及しはじめたことで、言葉をより手軽に扱えるようになりました。そしてSNSが普及しだすと、インターネットの世界と現実の自分との同一性を高めなければならなくな…

  • 真理

    平和とか目指すべきところはこれだと言えんのではないか。 これではない、これではないを重ねて、これだというものには辿り着くところがないのが真理でないか。 自己というものも似たもので、これだと思うとすり抜けていくものがある。 これではない、これではない、カタルシスのためだけに正解を決めていると取りこぼすということか。

  • 多様性と統一

    "本当の意味では多様性を認められないから、多様性多様性と騒ぎ立てる" うらで統一という思想が支配しているから、多様性という言葉や思いが膿のように世に出てきたのかな、と感じた。 国家ができる時に宗教が起こる(または逆)のだから、政治と宗教問題というのは問題でない。 ただカルトが宗教というよりは、反社会勢力の側面を持っていること。 国家という秩序に対して偏りをもたらすのは、宗教と言えないのではないか。 私には、まったく新しい国を作ろうとしているように見える。 なぜ日本が一神教的な考えに支配され始めたんだろうと思っていたけど、癌が見つかったように思う。

  • 闇を描くことについて

    RPGでの"闇"の扱い方をみていて、「私とは異なるもの」という一神教的な扱いが多いなかで、「私のなかにもあり、いつか芽吹くかもしれないもの」というものがあった。 その話のなかでは、悪魔に祝福を受けた人達が集まり種族として扱われていた。 その人達は闇に囚われると悪魔になってしまうという。 悩みの語源と等しく、闇の語源は"病み"だろうか。私は世に何を描くべきかしか考えていないから、つい自分の病みを作品とする人と重ねてしまった。 そしてつい嫌悪してしまう、病みを描く人について思ってしまう。人に土がついたままのジャガイモを出して、食えと言っているような絵が、本当に豊かですか。 と感じているけれど、身体…

  • 個性

    普通であろうとするほどに、お前の個性はかがやく。 個性は身体に宿る、他の身体の個性を真似したところで自由はない。誰かが特徴を指摘してくれたら面白がる、私はそんなふうなんだと。 違う私はもっとこうだ、本当の私はと思ったところで、もうそこに私はいない。 私は探しても見つからない。私がどうしたいか、希望を持ったときにかすかにきらめく程度のもの。が、私。 あとは身体がしていること。

  • ありのままの自分に戻る

    お師匠から、あなたがありのままで生きられない理由をみつけなさいといわれて5年。 昨日、新聞にいい言葉が乗ってたよと教えてもらい見たコラム。 "短所ばかり見つめているとマイナスに陥る" という簡潔な記事だったけれど、 読み進めると寂しくなり、涙が止まらなくなって嗚咽し、とうとう一日中泣いてしまった。 何がそんなに悲しいのかわからなくて、そういう時は仏壇の前を頼る。 あなたを縛っているものがあとひとつはずれない。と言われ続け、なんとなく逃げていたのかもしれない。 思い出してたのは小さい頃のこと。 「お前はいつもだめだ、お前は見た目もおかしい、お前はいつも間違っている、お前はおかしい、ブサイクで滑稽…

  • 感性

    言葉で完全に殺すことのできる絵は図。 図になった絵はオブジェクトになり、絵画ではなくなる...のか。 "あの人は絵から逃げた" 絵で勝負することをやめたから、オブジェクトの世界にいったんだと。 彼女の言葉は一筋縄に聞こえなかった。 それが男性的なプライドのためでもあったりするのかな、と思いついてみたり。 歴史的なものだけで作られている今ではないと、信じていたい。 歴史に進んで残らなかった、今生きる人をエンパワーして消えていった師匠みたいな人達の存在がある。 掘りおこされず、土に脈々と生きている。 感性そのものではないか。 土から離れて生きた人はいない。

  • 女児のエディプスコンプレックス

    母体がある限り、男児であれ女児であれ興味は母へ向かう。 異性愛的興味はこの段階では起こりえない。 (ー異性愛の起こりについては母体との関係性と外の要素、自己同一化が関わる。同性愛は強弱であり、誰にでも同性愛の気質を持っていると言ってよい。) 父体というのは母体とついをなすものではなく、あくまでも触れたことのない外の要素であるからだ。 そして、「母体へ干渉しがちな外の要素」として父体は母という存在を介して子へ現される。 母親の愛着障害など何らかの理由で子に十分に愛情を示さない時(愛着を築く行為が中断されたりおこなわれない時)、「母体へ干渉しがちな外の要素」が意識されるようになる。 母が自分に愛情…

  • ハイパーセンシティブ

    感受性が強く繊細な人ほど攻撃性は高まる。生命がしょっちゅう危機に陥りやすいからだ。 論文を見たが、なかば心理学的なことしかかかれていない印象で、臨床にも科学にも乏しかった。反面わかりやすく、用語も少なく、大衆に受けやすい。(どこが広めたかったのかはわからないけど、儲かるんだろう) ハイパーセンシティブ特有の優しさには、"自分を救うための"という主語がつく。 自分が傷つかないための、無力感からくる不動とでもいうような優しさ。他人からは都合のよい不動の状態に、自ら身を置き自分を守ることによる副産物のようなものだ。 それは本当の優しい人ではなくて、"都合が良い人"というだけなのだが。 危機感が強けれ…

  • 思うこと

    人の思っていることはわかるが、人の思いはわかることでない。 パフェ、が果物や生クリームやプリンを集めたものであるように。パフェを食べることはできないような。

  • 観察園

    小学校理科の時間は築地先生という方がもたれていた。目の奥の優しい先生で、耳が聞こえにくい子の担任でもあった。 教室のなかだけでの授業は少なく、観察園と呼ばれる学校横の庭のような場所へ出てやることが多かった。 観察園は最低限の整備はされていたが、自然を自然のままにしてある場所だった。 ポケット図鑑を見てから実際に観察しに行ったり、自由に観察してから図鑑を見たりを繰り返す。たまに描き記す。 (そのまま、自由観察と呼ばれていたかな) そこで小さく何かを育てたり、先生か用務のおじさんが育てたものを見たり。少しだけニワトリもいた。赤い実やきのこ、石を裏返すとベンジョムシ。手がまわらないほどの大木がいくつ…

  • 大事なところに自分を隠して

    社会問題について考え巡らすこと、個人の不安感も社会問題として提起される時代。アインシュタインが言っていた第三次世界大戦はもう始まっている。 頭が嫌いなものや不安でいっぱいになり、自分の身体の幸せを感じるいとまがなくなっているけど。 そんな社会から深い深いところに自分を隠して、ひそかに暮らしたっていいんです。 幸せに思い感じることを言葉にして、手の届く範囲の人達と小さく暮らしてもいいんです。 誰かの不安や多くの人の大きく膨れ上がった不安を一緒に背負いながら、その場しのぎの安らぎをつぎ足しつぎ足し生きなくていいんです。 個人の時代とは名ばかりで、他人のなかに自分を作ってしまうから、拡大自殺が流行っ…

  • 太陽の母

    初日にパニックが起きたが、いつも通り気丈に話しかけてくれた。その隣に立っておられた姪にあたる方にも見守られながら、特有の汗をかいた。 呼吸をしろと言われたが、一度反応してしまった扁桃体・ニューロセプションはなかなか戻せるものではなかった。 その夜に電話あり。 かけなおしたら、よく頑張ったと。 師匠にはまだまだだと思われたと思っていたから。 今日自分を自分で駄目なやつだと思っていると打ち明けた。 本当に花火みたいに笑いとばして、あんたが駄目なわけないでしょと。あの人から聞いたことがない声色で、こんなに可愛い私の娘なんだからと。 実の母以外にもうひとり、母がいるように感じた。だから言葉に詰まった。…

  • トラウマの治療

    扁桃体 海馬 ↑ 視床下部 松果体 内耳 ・放射線 ・電気

  • "後悔しないような"

    後悔しないような道を、後悔しないように。 あとからわかることを今慎重に考えられるとしたら嘘だ。 お前のことだからどうせ後悔するんだから、今の自分が善いと思う方向に行って、駄目だったら駄目でいいのだ。 後悔を大事にしてる人に騙されてはいけない。その人は潔さを持ち合わせてないからね。

  • 悲しみや怨みについて

    家族にも打ちのめされることがある。人にとって、根深い問題になって一生つきまとうことが多い。 私も暴力と支配をうけて育ったが、その人をまったくの毒や害ということはできなかった。 その人の小さい頃を思い出すと可愛いと思ったし、苦しみを共有して、違うことで苦しんでいることも知っていた。 表面上はなかなか素直に私を可愛がれないが、可愛いと思われていることはわかっていた。何より私を叩くとき、その人がその人自身を責めていることを知っていた。 あらゆることで自分を責めて逃げ道がなくなった、どうしようもなかった人だ。 そんな人間を責めることはできない。 人を叩く人はまず第一に、自分を死ぬほど責めた後ろがある。…

  • 呼吸の日

    昨日は呼吸の日で、雪の中向かった。 お師匠、足の付け根が不調で一時歩けなくなったとのこと。 私が気を通せるようになったので、試しに通させてもらった。姉にやった時とは違い、引き寄せられる感じもなく。 おかしいなと思っていたけど、お師匠の体は常に気が回ってるので、自分が送った気と一緒にぐるぐる回るだけらしい。 感覚的には、何もないなという感じだった。探せど探せど何もない。 淀みがある場合はどこかで止まる感じがする。 火の呼吸の話はしなかったけど、いつもは太陽を思えと言うのに、太陽の赤いエネルギーを思えと言っていた。 ああ、火のことなんだろうと感じた。

  • 雨燦々

    何か大きな災害が起きる予感がして数日、大変調子が悪かった。雪は中途半端に降ってくれて、今日は雨でまた路面が見えている。 昨日は目がはじけるような痛みと頭痛がひどく眠れなかった。 呼吸を通すとなんとかおさまるが、それでも気持ちが挫けていると呼吸を続ける気が起きない。 そんな日があっても良いんだけど、今は止まれないので、何か呼吸を変えなきゃいけない気がした。 インドのヨガや何かでやっていた、短く切れるような火の呼吸を応用して、強く吐くのだが連続はしない強い呼吸をしてみた。強く吐くので、大量に酸素が戻ってくる。 この感じがまるで火が燃え出すような気の巡りだった。いつもは太陽を思った呼吸だけど、これは…

  • ☂️

    "人間の過ちは、制御できると錯覚することだ。 君は己の能力以上のことをしようとしているのかも。 小さく始めろ、数秒だ。 数十年でなく。 数秒あれば国を滅ぼし、恋に落ちることもできる"

  • 最後の椅子は意外と沢山あるから

    もう生き場所がないと心で感じたときに、人は体の死を選ぶしかなくなる。 そういう時に、本当に死にたいんだということを伝えてほしい。死にたいと誰に言ってもいい、そんなような気持ちでいることを抑えなくていい。 赤ちゃんに戻り、好きなだけ甘えていい。上手く喋らずに、ただ大声で泣いていて良い。抱っこされたまま寝てもいい。赤ちゃんは弱くていい。 どんなに悪いことをしても皆、無条件に愛されていい。 それだけ受け取ることができたら、生きようと思わなくても生きられる。呼吸と同じように。 何歳になっても、赤ちゃんに戻って受け取っていい。本当に何歳でもいい。 78歳で死に場所を探して写真を撮っている人がいて、赤い夕…

  • 呼吸の日。

    今日は1週間遅れで呼吸の練習へ。 不思議な場所で、行きはこわくて帰りはよいよいになる。吹雪のなかから抜けると、師匠の家らへんは晴れだった。 自分の障害をようやく認められたことと、展示する絵や恋人についても話した。 全てのことや人は出会い方で、どんなに嫌なことがあっても嫌な人がいても、その嫌な面と出会っただけ。 良い面がその時は見えなくても、それは自分には関係がないことだから。 人においては、自分のなかにいれず、執着せず、不幸は絶対に願わない。自分を大切にできたら、他人の抱く"自分"も尊重できる。 相手の苦しみに付き合う必要はないし、相手を変えることはできない。相手が変わるのは、自分が変わったこ…

  • 社会的治癒

    あくまで社会保険独自の考え方だというのだけど、社会があることによって疾患とされることに対して、社会的治癒というのは相当間が抜けているように感じてしまう。 「もとの健康な身体に戻ること」を医学的治癒といい、「問題のない状態までになること」を社会的治癒という。 健康というものが彼方と此方に完全に分かれていて、独特な考え方だと思う。 (制度というものを作る時には仕方ないのだと思うけれど) ps 本当にそうか? ものを決める者の実力不足、限りなくグラデーションに近い制度を作るにあたっての実力不足に、ため息をつき続けるのだろうか。

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