『夏雲』能島龍三
再び変革の時代を迎えたいま、団塊の世代と若者に贈る長編。登山、恋愛、学生運動1960年代後半の青春群像。 図書館で借りた本。 この本自体に予備知識は全くなかったけど、原田マハの本を探しているときに近くにあって、背表紙とタイトルから山に関する話だと思い借りてみた。 昇平と由紀子視点から章ごとに話が進んでいく。 学生が主人公なのでてっきり登山系の青春小説かと思っていたら、学生運動や戦争、思想をテーマにした小説で1ページ2段構成とボリュームもあり、気軽に読めると思っていた初見のイメージとは反対に頭を使いながら読んだ。 夏雲 作者:能島 龍三 メディア: 単行本
2020/06/27 23:33