ひとこと日記から
2021年7月6日50年も曲がって育ってしまった木は、いまさら真っ直ぐに直ることはできません。曲がって育ってしまったのは、生えた場所がいびつに歪んでいたからかも知れませんし、成長する間に嵐や落雷、事故や人為で折り曲げられてしまったのかも知れません。いずれにせよ、曲がって出来上がってしまった今の姿を素直に受け入れて、その形で最善の「味のある木」となるしかありません。ふと、足元を見れば小さな木の芽がたくさん芽吹いています。未来のために、それらが真っ直ぐな若木と育ち、林となり、森となっていくように、大地を整え守っていくことは、曲がって育ってしまった木々にもできるかも知れません。礎となる大地を整えるためには、謙虚に歴史を学ぶことが大切だと感じます。歴史を学ぶことは「過去を引き摺ること」ではありません。曲がってしま...ひとこと日記から
2023/04/16 17:24