ありがとう、マリア。ありがとう。あなたのその優しいお心に感謝の念を更に深く持つ。ありがとう。それでははじめよう。今日はこれまであなたの望まれる内容について、更に深く、詳しくお伝えしたい。私達が共に暮らした、あの美しい丘の中腹から眺めた夜の空を思い出している。あの美しく晴れ渡り、月の光がこうこうと広がっていた夜のことであった。あなたは、私をとても大切に思ってくれており、常に私は幸せ感で満ちていた毎日であった。あなたと私が月明かりの中、二人で夜の散歩に出かけた時のことである。あなたは私の腕を組み、そして軽い足取りで歩いていた時のことである。月が明るく辺り一杯を照らして、あなたはちょっと私の腕を離し、平らな地でくるくるとダンスを踊るように回り始めた。「タカタカタカ・・・」と、ちょっと小さく口ずさむようにして・・...77)どなたにも魂の友人、ソウルメイトが与えられている