制服美少女を追い込ませすぎた駄作
大手出版社が発刊する漫画誌において、現役女子高校生のオーディションが始まったのは一九九二年で、これを機に十八歳未満のグラビアアイドルのデビュー基準が緩くなった。当時は歌手デビューを果たしたアイドルが、専門誌で水着姿を披露したり、写真集を発表したりするのが一般的だったが、歌や演技の経験のないスカウトされたばかりの美少女でも、グランプリを受賞すれば所属プロダクションと出版社のバックアップで商業作品を発表できるようになった。ただ、あくまでもこのオーディションはグラビアアイドルになるためだけの近道にすぎず、その後の芸能人生をどう歩んでいくのかは本人の適応能力と所属先のマネジメント次第だ。だから、グランプリ受賞者の中には有名女優になったのもいれば、警察の厄介になったのもいる。水着の仕事までは約束されているが、そこか...制服美少女を追い込ませすぎた駄作
2022/12/31 11:05