一九九〇年代の自慰用素材回顧録
一九九九年の児童ポルノ法施行は、中小出版社が地道に育ててきた少女ヌード写真集を市場から追放したものの、十八歳未満のグラビアアイドルの商業作品に対しては何の規制もなかったために、施行前以上に数多くの写真集やイメージビデオ(IV)が市場に出回った。「アイドル=歌手」から「アイドル=水着仕事」へと、器量とスタイルさえよければ誰でもデビューできるようになり、出版社もプロダクションも次々と新人をデビューさせていった。九〇年代と〇〇年代以降、つまり児ポ法施行前と施行後の商業作品のコンテンツを比較すると、施行後のほうが実用性に勝るのは言うまでもない。水着の布面積は小さくなって肌の露出が顕著になり、かつては胸の谷間や水着越しに伝わる立体感だけでも性的興奮を得られたが、施行後の作品は高校生世代でも横乳や下乳が堪能できるほど...一九九〇年代の自慰用素材回顧録
2022/10/31 13:11