あたりまえ 井村和清さんの詩
お寺のご住職にいただいたポスターです。 施術所の待合室にもあります。 あたりまえ (井村和清) あたりまえ こんなすばらしいことを、 みんなはなぜよろこばないのでしょう。 あたりまえであることを お父さんがいる、お母さんがいる 手が二本あって、足が二本ある 行きたいところへ自分で歩いていける 手をのばせばなんでもとれる 音がきこえて声がでる こんなしあわせなことがあるのでしょうか しかし、だれもそれをよろこばない あたりまえだ、と笑ってすます。 食事がたべられる 夜になるとちゃんと眠れ、そして又朝がくる 空気を胸いっぱいにすえる 笑える、泣ける、叫ぶこともできる 走りまわれる みんなあたりまえ…
2020/03/31 13:25