佐藤多佳子『黄色い目の魚』

佐藤多佳子『黄色い目の魚』

中学生の頃に読んだこの本がきっかけで、神奈川にとても憧れて、今でもまだ憧れてる。海がこんなに暮らしの近くにある場所があるんだと衝撃を受けた。その頃は神奈川=湘南だと思ってたから、神奈川にも海のない場所があるなんて知らなかった。いつも海をなんとなく感じていられる街、どこにいても海はどっちにあるか分かるような場所。吹いてくる風も海から来たんだろうと思えるような、そんな海の近くの暮らしにとても憧...