フランソワ・モーリアックの『テレーズ・デスケイルゥ』を検索していたら、映画のDVDも現れて、偶然かと思ったが、そうではなくこの作品の映画化だった。 しかも、そんなに古いものではなさそう。 2015年製作。ヒロインは『アメリ』を演じた女優さんだ。 『アメリ』と『テレーズの罪』...
暑くても疲れる。 自粛でも疲れる。 何をしても疲れが取れない。 だんだん体力に自信がなくなる。 五木寛之氏の本を老後の友にしているが、 年を取れば、楽しいことはなくなる、 外見も醜くなる、 それは避けられないこと、とある。 楽しみは人生の指針にはならない。 幸福を追い求める...
いつも朝の散歩に出かけるのは午前5時過ぎ。 日の出時間は少しずつ秋モード。 暦の上では立秋だ。 どんより薄曇りの空に昇る朝日は、下敷きで透かし見るような輪郭を露わに、鳥居の上。 その向こうに小学校のプール。 この時間、校庭に子どもの姿はなく。 そんな時間、早くも暑い。 長男...
友人とは18歳の時からの付き合いなので、はや半世紀になる。 兵庫県西宮市の関学時代のことだ。 当時は下宿といえば、学生課で紹介してもらっていた。 出遅れた私が見つけたのはベニヤ板で増築したような部屋だったが、親はとにかく見つかってよかったと喜んだ。 そこに彼女が母親と共に現...
今日こそは書かなくちゃ、と思いながらズルズルと何日がすぎた? 作家になりたかったら毎日書きなさい。 一日書かなかったら取り戻すのに3日かかり、 二日書かなかったらもう取り戻せないと思え。 みたいなことを言って脅されたのはいつのことだったか。 作家にはなれる筈もないので関係な...
熱帯夜が続く。 眠りが浅くなる分、時間をたっぷり取ろうと午後9時には消灯。 2時間おきに目覚めるが、気にしない。 夜は睡眠を取るというより、体を休め、ラジオの世界に耳を傾ける時間なのだ。 今朝は4時過ぎに目覚めてしまい、二度寝するにも起きるにも中途半端な夜明け前。 らじるら...
今日付けの朝日俳壇、歌壇音訳の校正当番になっている。 音訳とは、視覚障害者のために書かれたものを音声録音すること。 録音当番は慣れてきたが、校正はまだスタートを切ったばかり。 出番はまだまだ先なのだけど、 チェックする以上、しっかり読んでおかねば。 早速、目を通すと、 早く...
原田マハという作家がいる。 数年前に、友人から『楽園のカンヴァス』を勧められて、この作家を知った。 もちろん作品は面白かったが、アートを題材にしたキュレーターの作品ということで、少し引いていた。 作家の経歴を読むと、関西学院大学文学部日本文学科卒とある。 母校の出身者だ! ...
あの難解な『影裏』がタイトル本 さて、どんな感想が聞けるだろう。 いや散々考えた自身の読後感を、どんな風に伝えたらいいのか。 娘宅の孫2人を預かる日だったが、 午前中はじいじとお嫁さんに託して出かけた。 元職場の同僚や上司も参加しているこの読書会、多分わたしが最年少ではと思...
還暦とはよく言ったもので、60過ぎたら円環を描くように、子どもに戻る生き方がある。 もちろん、死ぬまで仕事に邁進し続ける人もいれば、病と戦わなければならない人もいる。 難しい仕事も、向上心も、無くしてはいけないものかもしれないけれど、 わたしは帰りたい。 あの何の束縛もなか...
朝のウォーキングで気になる看板 何に「注意」? いや、立ち入り禁止の意味か。 ちょっとイタズラ 明後日の読書会のテキストが気になって もう三度以上読んでいる。 芥川賞受賞作の短編。 が、何とも分かりにくい。 その原因は時系列の絡れだと思い、メモを取りながら整理する。 乱れる...
中2はわたしにとっても特別な時期だった。 子ども時代が終わり、かと言って大人でもない 中途半端な時期。 サナギのように丸まっていればいいものを、人生について、自分について、焼けるように考えていた。 あの頃の自分には決して戻りたくないけど、 戻ってやり直せるとしたら、多少はマ...
午前4時過ぎ、 あまりの雨音に驚く。 予報では曇りだったのに。 慌ててスマホで確認するが、やっぱり曇りマークだ。 予測できないような豪雨がピンポイントで降るのが、最近の雨の特徴なのか。 あっという間に大雨洪水警報が発令された。 幸い、被害はなかったけれど、予知出来ないことは...
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