できることを数える
階段から落ちて首の骨を骨折し、両手、両足に麻痺がある患者さん。入院時には1人で歩いたり、着替えなどができませんでした。入院時、「 1人で歩けるようになりたい」と言われていた患者さん。数ヶ月たって、最近は杖なしでも外を1人で歩けるほどに回復しました。しかし、歩きにはぎこちなさや麻痺が残り、骨折前と完全に元の状態に戻ることは困難です。そんな中、患者さんより「もうこんな体じゃ普通に歩けないのか、悲しいな」、「もうジョギングはできないのか」、「こんな体でこの先ずっと生きていくと思うと嫌になる」など、いろいろとできなくなってしまった。こんなこともできない。情けない。などの言葉が聞かれます。健康な私では患…
2022/04/23 11:11