詩: 笑えばいいよ
真昼の明るさを覚えているか 朝に始まり夜に終わる日々のなかでうす暗い室内灯にばかり慣れたから ちょっとしたため息がすぐに空気を重くするいつの間にやら桜も散ってさ 景色からぼくが遠のくここにいるのにいないような 生きているのに嘘のようなあいまいさにちょっと泣きそう真昼の明るさをどうも忘れた うす暗い室内とうす暗い噂話のなかで君と太陽の下で笑いたいと思うのに ちょっとした話題もどうも思いつかないうす暗いから笑顔も減ってさ ああでもそんな時にこそ笑えばいいよ、力になるから いつかの言葉が胸に響くうす暗い室内灯の下 小さな明かりがともればいい にほんブログ村
2020/04/21 19:44