野望と侵略
📌民主社会や自由社会を尊重し、目指す国々は、独裁者や強権政治を唾棄すべき政治体制として嫌悪している。だが反して、大戦後の70年の世界各地の様相は、それが世界各地が臨む共通項ではないのかもしれないと思えてならない。むしろ独裁的な体制を望んでいる社会が多くあるのではないのかと。その国の政治文化の歴史から脱皮できずに、むしろ強権社会を許容する市民意識が潜在している、もしくはそんなものという諦観か。でなければ、社会の規律性を急速に求めすぎる過程で、手軽に強権が出現する。確かに民主的な政治運営は強権政治より、手間も時間もかかる。そこに社会形成の価値の蓄積があるのだが・・、一部の支配層は、それを丁寧すぎる社会運営として嫌っている。だから、状況優位にある者たちが、社会の前面に出て強行策を取り始める。彼らは更に強い立場を堅持せ...野望と侵略
2022/04/13 15:48