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  • 太陽系の領域 - 岩石惑星

    (2021/02/14) 太陽から221ミリ光時(mlh)、火星までの軌道になるのが岩石惑星領域です。この領域は平衡温度として226ケルビン(K)以上の温度があります。水の3重点である273.15ケルビンよりは低いですが、真空に近い状態では、226ケルビンでも氷の状態になることはできません。したがって、この領域にある天体に水より凝固点が低い物質はほとんど含まれず、おもにケイ素化合物と鉄が主成分になります。この領域には、水星、金星、地球、月、火星という五個の球状天体と数十キロメートル未満の小天体が含まれます。 Gm: ギガメートル (giga metre): 106 km mlh: ミリ光時 (…

  • 太陽系の領域 - 太陽

    (2021/02/13) 今回から太陽系の領域について書きます。太陽そのものも興味深い天体なのですが、直接、人類が到達することは不可能なので、人類が間接的に恩恵を受けている温度について書きます。 Gm: ギガメートル (giga metre): 106 km mlh: ミリ光時 (milli light hour): 1.0792528488×106 km Mm: メガメートル (mega metre): 103 km μlh: マイクロ光時 (micro light hour): 1.0792528488×103 km セルシウス度: 0°C = 273.15 K 太陽表面温度(T0): 5…

  • 温度の単位、ケルビン(K)

    (2021/02/13) 宇宙空間における温度の単位は、絶対零度を起点とするケルビン度のほうがよいでしょう。ケルビン度は、日常的に使われるセルシウス度に、273.15 を加えたものです。下記に、ケルビン度(K)とセルシウス度(°C)を使って、1気圧における各物質の凝固点を示します。 化学式 K °C 名称 He 4.22 -268.93 ヘリウム H2 14.01 -259.14 水素 N2 63.15 -210.0 窒素 CO 68 -201 一酸化炭素 CH4 91 -182.5 メタン CO2 194.7 -78.5 二酸化炭素 NH3 195 -77.73 アンモニア H2O 273.…

  • 自転軸と惑星間の相互作用

    (2021/01/24) 土星の約27度傾いた自転軸、今も傾きを増し続けている可能性 sorae 宇宙へのポータルサイト 惑星の自転軸の傾きを、惑星間の相互作用で解き明かす研究が発表されました。私は、金星の逆行自転も天王星の横転自転もジャイアントインパクトという偶発的な事象に原因を求めるのは理論的な怠慢だと思っているので、このように地道に力学的シミュレーションで解き明かす研究を待ち望んでいました。このブログでも自転というものを力学的に扱っていきたいと思っています。

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