【書評】遺伝子‐親密なる人類史–(上)

【書評】遺伝子‐親密なる人類史–(上)

シッダールタ・ムカジー(著)田中文(訳) ★★★★★ 学校で習う生物では「〇〇が西暦〇年に〇〇の実験をして〇〇であることを発見した」という事実をひたすら暗記させられた。ダーウィン、メンデル、ワトソン、クリック、グリフィス、エイブリー、ハーシー、チェイス、ビードル、テータムetc...教科書ではその人本人や大発見の背景ではなく、どちらかというと発見そのものに焦点を当てていると思う。教科書だから当たり前といえば当たり前だけど。 本書は教科書ではあまりスポットライトが当てられない点、つまり偉人たちがどのような背景で、どんな葛藤に苦しんで大発見をしたかを、数珠つなぎ的な物語にした歴史書。 福岡伸一さん…