女ふたり、愛しのカルチエ・ラタンにて、そしてパリのまばゆいケーキたち

女ふたり、愛しのカルチエ・ラタンにて、そしてパリのまばゆいケーキたち

パリのカルチエ・ラタン、「ラテン地区」、なんというお洒落な響きであろうか。そう感じられる理由は、セーヌ河とノートルダム寺院に近いこの地区を、私が愛して止まなかったからかもしれない、少なくとも今年の夏までは。 初めてカルチエ・ラタンを訪れた時、私は、紅色の灯りに彩られたこの街の中にて佇んでいた。往来の人々も紅色の世界に染まっていた。 パンデミック最盛期の鎖国時期、海外旅行を切望していた時、私の夢の中にまで出現したのがこの紅色のカルチエ・ラタンであった。夢の中にて私はこの地区を楽しく散策していた。 カルティエ・ラタンの写真は、往来の人が多すぎたので今回は載せておりません。