おすすめ本「大嘗祭と古代の祭祀」
大嘗祭と古代の祭祀-株式会社吉川弘文館安政4年(1857)創業、歴史学中心の人文書出版社國學院大学神道文化学部・岡田荘司博士が書いた著書でちょっと難しかったですが、大変参考になることが書かれていて勉強になりました。・文化史学から見た大嘗祭は古代“衣・食・住“空間の再現である{大嘗宮を中心祭場として斎行される大嘗祭には日本人の伝統的文化や生活様式が凝縮されており、古代“衣・食・住“文化の空間と時間がそのまま現代に再現される。古代から現代へと引き継がれてきた日本人の心と生活様式を探る原点として、大嘗祭を位置づけていく新たな文化史的視点も重要である。}「衣・食・住」の基本を整えることが最重要なんだな、という感想です。・現代神道は「神と自然の恵み」のみが強く・古代神道は「恵み」と「災い」双方を組み込むことで、神観念の全...おすすめ本「大嘗祭と古代の祭祀」
2022/02/28 06:44