道尾秀介『ラットマン』に出てくるハリガネムシを検索したらエライ目にあった
30代を過ぎたコピーバンドがのギタリストが主役ということで、気になったので読んだ。閉鎖予定のスタジオで女が死ぬ。事故か、それとも殺人か、みたいなサスペンスミステリ。正直、序盤は興味を引かれるまで少し長かった。だけど、主人公の不穏な過去の出来事が明るみになってからはスラッスラ読み進められた。表題の意味である程度ネタバレしてると思いきや、巧みな文章で最後には読者の予想を裏切っているのがすごい。最後は2段...
2024/07/12 00:00