政府は、実際にデジタル通貨を発行できるか?(資本主義の転換点)
資本主義社会においては、誰が貨幣を発行するのかは決定的(革命的?)に重要な事柄である。 アメリカの FRB(連邦準備制度理事会)は、100%、民間銀行を株主とする民間の組織。 世界の基軸通貨であるドルが、アメリカ政府の意向ではなく、民間(金融資本)の意向によって発行されているのだ。 アメリカ大統領といえども、うかつにこの件で発言はできない。 政府が通貨を発行することには慎重にならざるを得ない。 自分の生命が関わってくるのだ。 国家が通貨を発行出来ないことから、種々の問題が生じてきているようだ。 翻って、日本銀行の場合を考えてみよう。 日銀の株主は、日本政府55%、内訳の不明な民間株主45%(多…
2020/10/26 09:00