小説の感想・准教授・高槻彰良の推察 生者は語り 死者は踊る
マンガの第1巻を読み終えてから寝ればいいのにどうしても止まらず小説の最新刊も読んでしまった。 ちょっとネタバレありです。 前回の予告通り、メガネくん尚哉の過去に起きたことを知るために山の中の村に行くことになった。 でもその前に百物語の話が。 百物語というとどうしても楳図かずおのうばわれた心臓を思い出してしまう。この話ももしかしてその線?とドキドキしながら読んだ。 幸いその線ではなかった。 学生の中で殊勝にも百物語をやりたいと言い出した者がいて、先生も研究室の学生や尚哉もさそって参加する。 授業の一環ではないものの、流れ的に先生が百物語という「イベント」の成り立ちについて簡単に説明してくれ、知ら…
2020/12/01 22:00