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幸せに生きる~うつ病公務員の場合~ https://rei-re.hatenablog.com/

30代、男、地方公務員、妻子あり。異動をきっかけにうつ病になりました。病気をきっかけにこれからの人生幸せに生きようと考えています。同じような悩みを抱えている方と繋がれると嬉しいです。

レイ
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2019/12/17

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  • 職場復帰してまる2年たった現状

    職場に戻って2年がたちました。うつになってからは2年半くらい。最近はうつの症状はでていません。病院も一年以上行っていませんし、完治したと感じています。仕事もコミュニケーションも普通にできています。最近嬉しかったことが3つあります。一つは、生命保険に加入できたこと。生命保険に加入するには過去5年間の通院歴は必ず申告しなければなりません。僕はうつになるまえにものすごく高い保険に加入してしまい、乗り換えできずにいましたが、通院しなくなって一年以上経つので思い切って別の生命保険会社に申し込んでみました。結果、加入でき、うつになっても治れば大丈夫なんだなと嬉しく思いました。二つは、うつになった職場の同僚…

  • うつになって2年

    久しぶりの更新です。 最近アクセス数が増えています。春はメンタル不調が起きやすいですよね。僕がうつになったのは2019年の6月でした。 うつになった人は自分が治るのかとか、職場でどうなるのかとか、治ったとはどういうことかとかとても不安になると思います。 なので、今日はうつになって約2年経過(職場復帰して1年ちょっと)した自分の現状を紹介したいと思います。 1 心の状態 概ね安定しています。やっぱり職場復帰して1年くらいは多少の上がり下がりはありましたが、仕事を休むとか休日も楽しめないといったことはありませんでした。最近は特に安定し、多少のことには動じなくなりました。そしてうつになる前より気楽に…

  • 7月から9月までの心の動き~下がっては上がり~

    2か月ぶりのブログの更新です。 この2か月、ちょっときつかったです笑 今年の6月でうつと診断されてちょうど1年でした。昨年の11月に職場に戻ってからは、すこし落ち込むことはあっても大きなものはなく過ごせていました。 それが7月になり、状況が変わりました。 責任が重い業務を任されたことで、プレッシャーを感じ始めていました。そして、打ち合わせで上手く論理だてて話せないということがありました。 話さなきゃという焦りで話すけど、自分でも何を言っているか分からない状態ってやつです。原因は僕の勉強不足なのですが(^^;) 会議で他の出席者に、僕の話を要約されてしまいました。それがなんとも恥ずかしくて…。 …

  • うつになった環境は本当に酷かった

    職場復帰して5か月経ちました。大きな落ち込みなく過ごせています。4月に異動しましたが、新しい環境には慣れました。ただ仕事をしていく中で最近思うことがあります。それは昨年うつに追い込まれた状況があまりに酷かったということです。今も異動してきたばかりなので、仕事で分からないことは多々あります。ただベースとなる市のシステムは分かっています。例えば支払いの事務処理をする際に、支払いを行うための財務会計システムの操作方法や起案方法、マニュアルや規定の調べ方は分かります。なのでなにが分からないかが分かります。昨年うつになった県庁に異動した際は、ベースとなるシステムや起案の方法もわからず、ほとんど何も教えて…

  • 会議が怖いを乗り越えてた

    うつから復活して怖かったことがあります。それは会議。参加するだけのやつじゃなくて主体的に仕掛ける会議ね。うつになる前から、会議で説明したり発言するのは苦手でした。怖い理由はたくさんあります。うまく話せるのか。人の目線を浴びて冷静でいられるか。頭が真っ白にならないか。そして今日。2月に職場復帰してから簡単な打ち合わせはたまにありましたが、しっかりした会議で発言するのは初めてです。約1年ぶり。正直ここ一週間ずっと緊張してました。うつとかじゃないけど嫌だなーって感じ。でも、会議を終えてびっくりしました。なんと以前より自然に話せました。冷静に。そして人の目線も過度に意識せずに。うつになる前になんであん…

  • うつになってちょうど一年

    6月でちょうど一年。昨年の今頃は本当に辛かった。文字にすると短いけど辛すぎた。メンタルを病む自分を認められなかった。抗不安薬を飲みながら2週間は頑張れたけどすぐダメになった。妻と子ども以外のあらゆる人が怖くなった。世の中の雰囲気も辛かったな。テレビをつければ明るい話ばかり。今はうつから抜けることができた。ここまでほんとに大変だった。色々と勇気を振り絞る機会も多かった。復帰訓練で職場に戻った日が一番緊張した。最近変わったとよく言われる。たぶん外用の自分を演じなくなったからかな。昔から男は強くなければだめだという気持ちが強かった。頑固な親父の影響かな。なので外では繊細な自分を誤魔化し、蓋をして生き…

  • 場が凍ってたけど大丈夫な自分に気づく

    市役所に復帰してから半年。4月に異動した部署には仕事柄他部署の職員がよくきます。先日、前の前の部署で一緒だったおじさんが来ました。会うのは1年ぶりくらい。最初私に気づかなかったようです。そして元々身体が大きかった僕が10キロ以上痩せてしまったのを見て驚いていました。変わりすぎて分からなかったよ。結構体重落ちたの?大丈夫?そうですねー、まぁ色々あって、もう元気になったんで大丈夫ですよー。そんな感じで終わったんですが、僕の部署は狭い部署で静かなので、同僚に会話筒抜けなんですね笑おじさんが帰ったあと、みんな聞いていた感を非常に感じました。とりあえずトイレに行きました笑ただ、ふと思いました。あれだけ会…

  • フラッシュバックはたまにある

    正式に復職して約4か月。社会人生活に慣れました。うつからは復活しましたが、パソコン作業をしていると、たまにフラッシュバックが起こります。県庁でパソコン作業をしていて隣の席に僕をうつに追い込んだ人がいる環境とそのときの気持ちが手に取るように降ってきます。たぶん仕事が思い出させるんですね。役所の仕事はどこも似てますから。別にパニックにはなりませんが、気持ち良くはありません。胸が少し苦しくなりますが、すぐに治ります。冷静な頭で、あのとき辛かったなー…って思い返します。うつの症状がなくなれば、フラッシュバックにも対応できます。フラッシュバックがなくなるにはもう少し時間が必要かもしれませんね。

  • 行動しては確認するの繰り返し

    最近、責任のある業務も任されつつあります。嬉しさ反面ちゃんとできるかなぁという不安もあります(^^;)うつから復活して思うのは、毎日が行動と確認の繰り返しだということです。仕事の打ち合わせってどんな風にやるのか。資料はどのように作るのか。上司への報連相はどの程度やるのか。電話応対はどうだったか。うつになる前にやっていたことを、同じやり方でやるのか。改めるのか。今の自分は普通にできるのか。できないのか。毎日行動しては確認しています。行動する前は少し不安になったりしますが、やってみると安心します。これくらいなら普通にできるし、ストレスもコントロールできている。そんな毎日を繰り返していくことが大事な…

  • うつから立ち直ったらこうなる

    2019年6月にうつ病になりました。いま現在は薬も飲んでおらず、うつから立ち直ったと感じています。 症状の経過は以下のとおりです。 2019年 5月 うつ病の症状が出始める 6月 うつ病と診断される 7月~9月 症状の強い状態 10月~12月 症状の軽い状態 2020年 1月~2月 症状がほとんどない状態 3月~ 症状がない状態(立ち直ったと体感できる) 今は普通に出社していますし、友達とも気軽に話せます。元々自己肯定感が低く、他人の目を酷く気にする性格の僕は、うつ病になりその傾向が激しくでてきました。 それから、心理士とのカウンセリングや復職リワークで、対処法などを学びました。 うつ病を経験…

  • こんな世の中だけど心の平穏は保てている

    コロナウィルスの感染拡大で、世界は第二次世界大戦以後最大の危機。日本も緊急事態宣言で先行き不安。僕は4月に異動になりましたが、行政運営に必要不可欠かつ個人情報を多く取り扱う部署なので、交代勤務やテレワークはなく毎日出勤しています。うつの症状はなくなりました。感染の不安や色々行動が制限されることでストレスはありますが、大丈夫です。本当は感染のリスクを避けるために出社を避けたいものですが、仕事柄難しいのでしょうがないですね。ブログの更新が久々になってしまいましたが、最近アクセス数が急増しています。コロナの影響や新年度になり環境が変わったことでストレスを抱えている方が多いのもしれません。病院に行くか…

  • 失ったものは元々必要なかったものなのかもしれない

    令和元年度は本当に色々なことがありました。・県庁に異動・うつ病で病気休暇・復帰訓練失敗・休職・異動解消・リワーク・復帰訓練・復帰辛い時間が多かったです。迷う時間も多かったです。泣いてばかりでした。だけど元気になれました。病気のときは一生元気になれないと思っていました。昨年の年度末の僕は、明日から県庁だと気合が入っていました。どんなに忙しくてもやってみせると。市を背負ってるんだと。バリバリやって市に戻ってくるんだと。今思うと、不安な気持ちに蓋をして、気を張ってごまかしていたんですね。今日の自分と比べるとだいぶ変わったと思います。心の面で落ち着きました。自分に正直になれた気がします。自分の性質をし…

  • 僕をうつに追い込んだあいつへ

    僕がうつになった原因で一番大きいのは人です。県庁で隣席になった先輩。単純な話で、その先輩に追い込まれました。目つきが悪く、いつも人に対して威圧的な態度をとっているあいつ。業務はしっかりやる人でしたが、やり方はかなり雑で横柄でした。その人はそうでないと、この仕事量は回せないとよく言っていました。よく言えば要領の良い人間でしたが、基本自分以外の人間を見下してるような気質の持ち主でした。そいつから僕は仕事をなかなか教えてもらえず、面倒な仕事は全て投げられ、業務が滞りました。そして出来ない僕を罵りました。たしかに僕にも未熟な点がありました。でも、その人は大切なものが欠如している人だと思いました。それは…

  • 異動が決まって区切りがつく

    県庁への異動が解消され、市役所に戻って早5ヶ月。 来年度に異動することになりました。今の部署はあくまでも仮置きのようなものでしたので、異動するような気はしてました。 もちろん県庁ではなく、市役所内の部署です。 異動が発表されて、本当の意味で今年度が終わったような気がします。辛い、本当に辛い一年でした。でも学びが多く、大きく成長できた一年でした。 4月から心機一転です。 新しい部署には、希望も恐れも持たないようにしています。異動先が今よりいいなんて誰も分かりませんからね。ただ、今より悪いというの分からない。 今はフラットな気持ちで、できる準備をしておくだけです。 とりあえず業務の関係書籍を何冊か…

  • 多少のズルを許容する。傷つかない嘘はついても良い。

    うつなどのメンタル不調になる人は、完璧主義や真面目な人が多いと言われていますよね。僕も例外ではなく、そういう気質がありました。 それに加えて、バカ正直なところがあって、どんな物事も真正面から受け止めてしまう性格でした。避けない。逃げない。 そして嘘をつくのが苦手でした。別に信仰している宗教はありませんが、嘘をついたらお天道様が見ていて、いつか罰があたると思っていました笑 だから罪悪感があるのか顔にでてしまうんですよね(^^;) そういう気質が自分を追い込んだ要因の一つでもあったと思っています。 なかなか性格は変わりませんが、僕はこれからの人生うまく生きるために、あるルールを決めました。 それが…

  • 体重の悩みに役立ちそうなこと

    僕は、子どもの頃太っていていてイジメられました。20代中頃は体重は平均でしたが、腹が出ていました。思えば、20代後半までは体重のことで悩むことが多かったです。 体重の悩みで「うつ」になる人がいるかは分かりませんが、少なくともストレスになっている人はいると思います。 僕は体型の悩みを解消しようと思い、20代後半から、筋力トレーニングを本格的に行っていました。色々な書物を読んだり、パーソナルトレーニングを受けたりもしました。意図的な増量やハードな減量を行った経験もあります。また、様々なサプリも試しました。大会にも出たことがあります。 筋トレを始める前は体重66キロ体脂肪率20%くらいでした。今は体…

  • 令和元年度がそろそろ終わる

    もう3月ですね。市役所は年度末に向けての業務でどこもバタバタです。特に僕の課は繁忙期真っ盛りなのですが、僕については復帰間もないため定時退社です。 歯がゆい想いもありますが、今はしょうがないと割り切っています。 今年度は自分にとって忘れられない年になりました。 自分の人生や価値観を、1から振り返ることになった年でした。 ただ、6月に病気になってから、今現在ここまで戻ってこれたことがうれしいです。 今年度中に戻れて良かった。 僕が短期間で社会復帰できた理由は、家族の支え、周囲の助けなどたくさんありますが、僕個人の感情の面では以下の要因が大きかったと感じています。 ・病気を受け入れられた。 ・変わ…

  • うつに効果があったこと~復職後、再発防止~

    会社に復帰して4カ月経ちました。最近はとても安定しています。 復帰後に再発防止を意識して行っていることを書きます。 ① 新しいことを始める。 頭が仕事だけにならないように、夢中になれることを探しました。 僕の場合はキックボクシングです。週に2日から3日、やっているときは上手くなることだけを意識しているので、頭から仕事や悩みが抜けます。 最近はジム内で話す人も増え、新しいコミュニティを作ることが精神衛生上良いと感じています。人によると思いますが、一人で行うものよりも、相手がいる活動の方がいいかもしれません。 ② 一人の時間をつくる。 人と交わる限り、大なり小なりストレスは発生します。それは友達で…

  • うつに効果があったこと~復職前~

    前回の続きです。 だいぶ回復してきて、会社への復帰を意識し始めたころに、行って良かったことを書きます。 ① 起床、睡眠時間を整える。 会社に復帰しても対応できる時間に、身体を慣らしていきます。 急に早起きすると身体の負担が大きいので、徐々に行うのがいいと思います。 ② 食事の時間を整える。 好きな時間に食べるのではなく、就業時と同じ時間に食事をとります。生活リズムが戻ってきます。 ③ 会社まで行って戻ってくる。 文字通りです。会社に行って、自宅に戻る練習です。 最初は疲れるので、行って帰るだけにしていました。 最終的には会社の前に行ったあと、近くの喫茶店などで読書などの活動を行い、就業時間と同…

  • うつに効果があったこと~回復期~

    前回の続きです。頭と身体が回復してきて、日常生活に少し笑顔が戻ってきた時期に、復職に向けて行ってみて良かったことを紹介します。 ① リワークプログラムに参加する。 会社が契約しているメンタルヘルス対策をしてくれる業者があるかもしれません。 リワークでは、心の病で会社を休職している人達を少人数のグループにして、意見交換しながらストレス対処法を学びます。 休職中は人と話す機会が少ないので、話すリハビリになります。 そしてストレス対処法を学んでおくことで、再発のリスクを避けられます。 会社が契約をしていない場合は自費になってしまいます。その場合は、下記について書物などで学ぶと良いと思います。 ・認知…

  • うつに効果があったこと(病気休暇直後)

    うつになって会社を休むことになったとき、早く治したくて焦りました。 なので色々試しました。 その結果、効果があったと思うものはシンプルなものでした。 回復の兆候がでるまでに、僕が効果があったと思うことを紹介します。 ① 薬を飲む 医師から処方される薬は、素直に飲んだ方が良いと思います。 心の病気で薬を飲むのは怖いという方がいるかもしれませんが、風邪になったら薬を飲むのと同じ感覚で結構です。 「薬を飲むな」と書いてあるネットの情報などもありますが、僕は飲んだ方がいいと思いました。 ② 自分の感情に正直に行動する うつになると好きなことや食べたいものが分からなくなるので、何をしたらいいか分かりませ…

  • 気弱な心が少し強くなった

    僕は気が弱いんですね。それは、うつになる前から。虚勢を張ってごまかして生きてました。 なので気が強い人が苦手です。 単に気が強い人ならまだいいんだけど、人の感情を逆なでする人や思いやりの欠片もない人とかね。ヤンキーっぽい人も苦手です。 そういう人と相対すると、相手が正しいのか否か関係なしに委縮してしまうクセがありました。 怒りの感情が沸き起こらず、「自分が悪いのかな」って思いがちなんですね。うつになって自分の傾向が分かったので、だいぶ改善されました。 認知行動療法などの思考方法を学んだことが改善の要因かと思いますが、キックボクシングを始めたのもひとつの要因かなと最近感じています。 僕は今までの…

  • 妻の職場のセクハラ

    僕の妻は飲食店でパートをしています。 従業員は主に女性で、大学生から主婦まで。 年代は20代~40代で比較的若めです。 そのパート先の店長が酷いセクハラ野郎だそうです。 特定のパート職員に対して、毎日LINEを送っているとのこと。 「〇〇さんってスカートはかないの?」 「〇〇さん最近シフト入ってないね」 「〇〇さんって電気消す派?」 妻から話を聞いたとき、今の時代にそんなことがあるんだと思いました。 たぶん、その店長はセクハラしてる意識がないんだろうな。 キムタクや福山雅治がドラマのセリフみたいに言うなら、セクハラには聞こえないのかもしれませんが…。 セクハラって相手が嫌だと思うかどうかが判断…

  • コロナウイルスに対応した内閣府職員

    が自殺してるんですよね。1カ月前くらい。 1日だけニュースで見ましたが、それっきりです。 凄まじく辛かったんだろうな。 メディアで国の対応などが色々批判されていますけど、一番忙しいのは最前線の職員です。 県庁にいるときに国の職員と仕事をしましたが、彼らの忙しさは凄まじい。 人も少ない。 ある省庁の職場にも行きましたが、かなり狭いスペースで、しかも設備も古く、厳しい職場環境でした。 亡くなった職員がどんな人か知りませんが、自殺するくらい追い込まれていたその職員のご冥福をお祈りします。

  • ストレスを減らすため朝の時間をもう少し確保したい

    家から会社までドアtoドアで1時間30分。 遠いので、起きる時間は早いです。 ただ睡眠時間を確保しつつ効率的に会社に行けるように、 前日に出社の準備を徹底することで、起きてから30分で家を出れるようにしています。 それでも、もう少し時間を確保したい。 そのために来年度やりたいことがあります。 それは目のICL手術。 メガネ、コンタクトから解放されたらどんな幸せなことか。 朝の時間が5分は短縮されます。あの朝コンタクト入れたときにゴロゴロして付け直す苦行…しかも急いでいるときに限ってゴロゴロするやつ笑 今すぐやりたいけど、高い。お値段安くても40万円です。 ローン組むか検討中。けどもう少し我慢か…

  • 想定外を経験して思うこと

    自分にとって、うつになったのは想定外でした。 元々悩みやすいタイプでしたが、病気にならないだろうって。 うつになってからは色々なことがありました。 会社に行けなくなったし、激やせしたし。 いろいろ価値観が変わって、人間変わったと思います。 だいぶ元気になってから毎夜思うことがあります。 それは、「明日死ぬかもしれない」ということ。 うつになる前は、自分がうつになるなんて思ってなかったので、未来のことばかり考えていました。 早く土日にならないかな。はやくGWにならないかな。早く出世したいな。 今が辛くても、耐えれば明るい未来が必ずくると思っていました。 だけどうつになったとき、未来が全くみえなく…

  • 仕事もプライベートもスマホで管理してからストレスが減った

    社会人になってから、ずっと手帳を使っていました。 TODOリストは基本は紙ベース。 復職して、ストレスフリーで過ごせるように、いろいろ思考錯誤した結果、 今は全てスマホです。 主にカレンダーとTODOリスト。 カレンダーは二つで、仕事用のGoogleカレンダーと家族共有のTimetreeです。 TODOリストはTodoistを使っています。 これで仕事、プライベートのタスクのほか、簡単なメモや忘れたくないこと(目標やストレス解消法など)を管理しています。 このようなスタイルにしてから早4か月。 とてもいい感じです。予定を忘れることがなくなりました。 覚えていようとする脳のメモリが解放された感覚…

  • 産業医面談について~体験記・思うこと~

    公務員に限らず、民間企業でも産業医面談という制度がある組織が多いと思います。 これは、病気で休職している人が職場に戻れるかどうか、その判断のために、会社が契約する医者と面談するというものです。 組織により、産業医の意見がどれほど尊重されるかは、まちまちだと思います。 ただ、主治医は復職可能と判断したが、産業医が不可としたため、会社として復職を認めなかったという事例もあります(判例があります。)。 現にリワークで知り合った方は、産業医から復職可能の判断がなかなかでず、免職の可能性がでてきたと話されていました。 ここからは僕の体験記です。僕は今まで産業医面談を5回受診しました。 ①会社を休んで3か…

  • うつになって思う心理的安全性の大事さ

    心理的安全性。 リーダーシップ論を学んでいて、印象に残った言葉です。 この言葉は、最近のあらゆるマネジメントの雑誌において、よくでてきます。 心理的安全性を確保するとは何を意味するのか。 それは、チームメンバーの心理的安全性が確保されていないと、 メンバーのポテンシャルが発揮できないということです。 圧力的な人が支配するチームや風通しの悪いチーム、人の悪口ばかり言うようチームは働きづらいです。 今思うと、県庁のチームは心理的安全性が確保されていませんでした(僕がうまく確保できるように立ち回れなかったという側面もあります。)。 ものすごい高圧的な先輩がチームの空気を支配していました。無気力感もあ…

  • うつになっても人生終わらない

    僕はうつと診断されて会社に行けなくなったとき、人生終わったと思いました。 治らないかもしれないし、治ったとしても再発するかもしれない。 市役所に戻っても、後ろ指さされながら生きていくのかな。 弱い奴とレッテル張られて生きていくなんて耐えられない。 何をしても楽しくないし、何を幸せに生きれば良いのだろう。 うつの旦那なんて、妻も子もかわいそう。友達も離れるだろうな。 こんなことばかり考えていました。 うつは脳の病気です。不安はどんどん沸いてきました。 病気になるとあふれ出てくる不安な感情や自責の念、他人への恨みは、脳が病気だからと考えた方が良いと思います。 脳が回復してくれば、少し冷静になって考…

  • 僕を成長させるためにあえて怒っている

    とうつになるまでマジで思ってました。会社で出会ってきたあらゆるパワー系の上司に対して。先日妻にそんな話をしたら、お人好し過ぎるだろとカツを入れられました。そう思いたかったんだと思います。人のことを悪いとあまり思いたくなかったんですよね。自分に自信もなかったし。今はだいぶ変わりました笑前職の会社で印象に残ってる上司がいます。その人は副支店長でした。異常なまでに営業にノルマを課し、自分の要求に応えられないと怒鳴り散らす。机を蹴り飛ばす。自分の今日の気分で、今日ノルマ○○〜と言い出す。俺の時はもっと辛かったという。そしてよく言ってました。怒るのも疲れるんだよ。怒りたくて怒ってるんじゃねぇんだよ。毎週…

  • 職場復帰~うつは三寒四温~

    復帰訓練が終了し、無事職場復帰が決まりました。 うつになってからは復帰できることを目標にしていたため、とても嬉しかったです。 決まった日の帰り道は涙が出てきました。 ただ、復帰が決まってから、一度不安が大きくなるできごとがありました。 復帰が決まった翌日。昨年まで働いていたフロアに挨拶にいったとき、すごく視線を感じてしまったんですね。そしたらうまく話せなくて。 それがショックで3日間くらい引きずりました。4か月ぶりくらいの深い不安です。不安がどんどん湧き出てくるあの感じ。「再発」が頭に浮かびました。 ただ潰れないように、キックボクシングに行ったり、認知行動療法で学んだ適応思考を実践したりしまし…

  • うつになったら、焦っても焦らなくても結果「大丈夫」だから

    うつの症状がでてからもう9か月くらい経ちます。今は体調が落ち着き、会社にも通えるようになりました。 治療の過程で一番言われたことは「焦らないで」ということです。ただ、うつになると焦るなと言われても焦ってしまう。僕も5か月くらいずっと焦っていました。 うつであることを認めたくなくて焦りました。 寝れなくて焦りました。 涙が止まらない自分に焦りました。 人と話すと背中に激痛が走る自分に焦りました。 病気休暇になってからは、早く県庁に戻らなくてはと思い焦りました。 休職処分になりたくなくて焦りました。 市役所に戻されたくなくて焦りました。 昇進試験を受けたくて焦りました。 給料が減ることに焦りました…

  • 親に口答えしたいことを美学だと教えられてきた

    僕の父親は頑固おやじ。母はそんな父を絶対的に信頼していました。 ことあるごとに「お父さんは正しい」と僕と妹は言われました。 「お父さんに口答えしたことがない」と母は僕たちに誇らしげに言っていました。 小さいころからそうだったので、どんな理不尽なことであっても、父に口答えをした記憶はありません。言い訳もありません。 口答えや言い訳をしたところで、父に殴られ、母には「お父さんに口答えするなんて!」と言われるのが分かっていたからです。おそらく、物心つく前にそんな経験があったんでしょうね。 ただ、母は毎日酒を飲みました。毎日ビール6缶。大人はこれが普通だと小さいときは思っていたけど、ストレス溜まってた…

  • うつ病から復帰したら会議録の作成すら信用されてない事実に直面した

    タイトルのままなんですけどね。今僕は復帰訓練中で、係の雑務を行なっています。だいぶ慣れてきました。ある日直属係長から隣のB係で会議があるから、出席して会議録をとって欲しいと言われました。もちろん喜んで引き受けました。30分程度の短い会議です。定例的なものなので、会議でメモした内容を前回の会議録をベースに当日中に仕上げて、会議担当者に送付しました。修正があったら申し付けてくださいと伝えて、早2週間。そのまま通ったんだろうなーと思って忘れてたところ、メールがきました。「先日の会議録ができましたので格納先を参考にお知らせします。レイさんの作成したものも入ってます。」レイさんの作成したものも…?久々に…

  • 朝の風景を見て思う~日本人すごい~

    今日は休みをもらいました。正規復帰する前に身辺の整理をしたいので。 ただ、休みの日でも普段のペースを崩したくないので、朝はいつもと同じ6時30分に起きて30分で支度して、喫茶店に車で行くことにしたんですね。 その喫茶店は駅から離れているところにあるんですけど、車を走らせている道中、歩道にはたくさんの人たちがいて、足早に駅に向かっていくんですよ。 外はすごく寒い。それでも、おじさんも中高生も子どもも足早に。まだ7時ですよ。 日が昇って15分くらいしか経ってないよ。 いつも自分もやってるけど、俯瞰してみるとすごいなって思いました。 自己肯定感の向上のヒントは、いつも自分がやっている当たり前を俯瞰し…

  • 金曜ロードショー「カイジ」をみて思うこと~見た目が大人の子どもたち~

    藤原達也まじかっこいい。 ってだけではなくて、金曜ロードショーでやっていた「カイジ」を見ました。 昔学生のときに見たことがあったので、あっ懐かしいのやっているのなって感じです。 昔見たときは、エンターテイメントとして面白いと思ったくらいでした。 ただ今回見てて結構響いたシーンがあったんですね。 それは主人公のカイジを含めた借金まみれの人たちが、金を返すために船に集められて、これから人生をかけたゲームをしてもらうと悪者から説明をうけたとき。 やることだけ説明をうけて、失敗したらどうなるかとか説明がなくて参加者が紛糾するんです。「説明しろー!俺達には知る権利があるー!」って。 そしたら悪者が「ファ…

  • うつから復活するためのエネルギーをくれるのは「人」

    前回、うつになったらパラダイムシフトレベルで価値観を変える必要があると書きました。その前にも変化することについては何度か私見を書いています。 変わる必要があるのか、無いのかは人それぞれ考えがあるので、答えはありません。ただ僕は変わったことで、変わる勇気をもつことで幸せに近づけた気がします。 ただ変わって復活するにも、そのまま復活するにも、エネルギーが必要ですよね。 うつは薬を飲んで職場から離れ、睡眠がとれてくると、確実によくなってきますが、そこからどうするのか、どう復活するのかを考えたときにそこには莫大なエネルギーが必要です。 ただうつになると弱っているのでそのエネルギーがなかなか自分の中から…

  • うつ状態からのパラダイムシフト

    パラダイムシフトは固定化した価値観が劇的に、革命的に変わることです。 うつになったら、パラダイムシフトが必要じゃないかなって思っています。 今まで生きていた価値観ってありますよね。それが無理して限界になったときに、うつになってしまうのかなと、今は思います。 僕の一番のパラダイムシフトは「人に好かれなくてもいい」ということです。 「人に好かれるべきだ」にずっと縛られていたために、自分をないがしろにして人に尽くし、上司の要望に根性で答え続け、人の期待を背負いすぎ、いつのまにか自分を見失って自分の本音が何なのか、自分の生きている意味が何なのか分からなくなっていました。 そして自分を縛っていた「人に好…

  • 復帰訓練7週間~皆勤賞~

    復帰訓練が終わりました。7週間。正月休みがあったから期間としては2か月くらいですかね。 復帰に必要な出勤日数というのがあります。8割だったかな。 僕は皆勤賞です。やりました笑 あとは復帰できるかどうか。主治医、産業医、人事課の意見を踏まえ任命権者により決定となります。結果がでるのは1週間後です。 主治医の先生もOKを出してくれたので復帰できると信じています笑 訓練は終わったので復帰の判断がでるまで会社に行かなくてもいいのですが、自主的に通うことにしました。一度社会人にもどったペースを崩したくないですしね。 訓練中はほとんど仕事がありませんでした。会社に来れるのか、席に座っていれるのかを見てます…

  • メンタル不調を正当化する人は気分が悪い

    会社でメンタル不調になる原因は多岐にわたると思います。ただやっぱ多いのは人間関係ですよね。自分も人間関係をキッカケにうつになりました。だから辛さは身にしみてわかります。今も寛解してませんしね。ただ、ここ最近周囲にメンタル不調をやった人が増え復帰した人から話を聞く機会が多く、そのなかで思うことがあります。それはメンタル不調の正当化です。自分がメンタル不調になったのは全て人のせい、自分は悪くないから休むのは当然の権利。思うのは勝手です。人のせいにして自分は悪くないという考え方で復活する人もいます。ただそれを人に言って、共感・同意をもらえる人を増やし、自分の正当性を担保しようとする行為は気分が悪い。…

  • 眉間のシワが深い

    んです。最近鏡の前で気づきました。 ふと顔を洗ってみると、目と目の間に斜めの線が入っている。 るろ剣の緋村剣心の十字傷のごとく深い線が…笑 2019年にメンタル崩して、毎日苦しい思いをしていたので、きっと毎日苦しい顔をしていたんですね。 2020年はこの線が薄くなることを願います。

  • 人は変化していかなかければ、滅亡する

    昔は変化が嫌いでした。変化にはリスクが伴いますしエネルギーを使いますからね。 ただ最近「137億年の物語」という本を読んで思いました。この本は宇宙が始まってから現代までを時系列に書いている超分厚い、超読む気をなくす本です。でも意を決して読むと面白いです。 当たり前の話ですが、今の人類が誕生するまで生物は生まれては、絶滅を繰り返し、進化(変化)ができたものだけが生き残ってきてるんですよね。 そして、人類が誕生するまでの歴史をみると大きく繁栄した生物は絶滅してるんですよね。生物の天下をとると、変化をさぼってあぐらをかいてしまうのかもしれません。 そういう歴史を鑑みると、人は変化しないと生き残れない…

  • 意識が高い自分が好きだった昔が恥ずかしい

    数年前ですかね。自己啓発本を読んだり英会話教室に通ったりを積極的に行っていました。でも今その知識が残っているか、仕事に活かせているのかと考えると、全然なんですよね。 最近気づいたのですが、その頃の僕は勉強して自ら成長することを目的にしていたのではなく 「意識が高い自分が好きで、人に意識が高いと思われたかった」だけ。 そんなやつに知識なんて残るはずがありませんよね。そして長続きもしません。 努力している、すごいと思われたかっただけ。思われたところで実力が伴っていないから期待と現実のギャップがどんどん乖離していく。 歪んだ承認欲求を実現するために、どんどん自分を追い込んでいくことに気づかなかった。…

  • お酒が好きではないことに30歳過ぎて気付く

    僕の両親はお酒が好きです。毎日飲んでいました。 なので子供のころから、大人は毎日お酒を飲んでるけど、それが大人ってもんなんだなーと思っていました。 大学になってからお酒を飲み始め、ワイワイ騒いだり、会社に入っても人脈を広げるために飲み会を開いたり。 でも最近気づいたんですよね。僕は酒が好きじゃない。 お酒が好きな人って毎日飲みますよね。休肝日という言葉があるくらいですからね。 僕の周りの友人も、会社終わりのビールが唯一の楽しみとか、毎日のストロングゼロが日課になっているとか聞くんです。 でも僕は家でひとりで飲むことがないんです。家族で外食に行ってもお酒を飲むことがありません。飲むのは飲み会の時…

  • 両親の僕の育て方

    男は仕事を頑張らなくてはならない。弱音を吐いてはいけない。何がなんでもやりとげなくてはならない。家族のために自分を犠牲にしなくてはならない。 父親はそういうタイプでした。僕も同じような価値観を病気になるまで持っていました。影響ですね。 でもこの価値観は僕にとっては人に「付与」された価値観であって、自分にとっては長年かなりストレスが溜まっていたんですね。 父を否定するわけではありません。父は仕事を全力で頑張ることが家族を養うことだと信じていました。でも父には友達がいません。家族第一だからですかね。趣味も昔はテニスをしていたみたいですが、ほとんど見たことがありません。それくらい仕事が忙しかったんだ…

  • 日ごろの行いは大事

    正月休み明けの初日。同僚が休み最終日にインフルエンザにかかったらしく、そこから1週間休みました。驚異の16連休です。 もし僕が同じ立場だったら、申し訳なさや、やるせなさ、無能感を感じていたかもしれません。正月休み明けにインフルなんて自己管理できてない、予防接種受けてない自分くそだと。 だけど僕も同じ職場の人間もその同僚に抱いた感情は「心配」でした。 その同僚がとても誠実で良い方というのもあるかもしれません。皆でとても心配しましたし、仕事のカバーも率先して行いました。 同僚が戻ったときは温かく迎えました。日ごろの行いってやはり大事ですね。

  • なんで人の顔色評価ばかり気にしていたのか最近分かった

    みんなに好かれたい。仕事ができると思われたい。できる人だと思われたい。信頼されたい。良い人だと思われたい…。 僕は病気になる前、生きる目的のフォーカスを「他人」にあてていました。原因は家庭環境とか学生時代のトラウマとか自分の性格とか色々あると思います。 でもなんでそういう風に生きてきたのか最近分かった気がします。 それは「自分の人生の責任を他人にとってもらうため」です。 何かあったときに誰かのせいしたかった、守ってほしかったんですね。要は責任転嫁です。レイはよく頑張っているから悪くないよって言ってくれる人を増やしたかったんです。 今は自分の人生の責任を自分でとる覚悟ができた気がします。30過ぎ…

  • うつになったら自分を変える必要があるのか

    僕は「ある」と思っています。人間関係に起因するうつは「ある」。 でも今までの自分を否定するわけではありません。僕の考え抜いた答えは、今までの自分を受け入れてから変わる。 追い込まれてうつになると2つの感情がでてくる気がします。それは他責と自責。 他責は自分をうつに追い込んだあいつを恨みます。あいつがいなければ俺は元気だったのに。 でも「あいつ」も「そいつ」も世の中にはたくさんいます。辛いけど「あいつ」や「そいつ」につけこまれる自分にも責任があるのです。 そして自責。なんて自分は弱い人間なんだ。生きてる価値はあるのか。社会に適応できない自分なんて消えてなくなりたい。 休んだ当初僕は自責の念が強く…

  • 潰れないために自分を働き方改革する

    政府が進めている働き方改革。その中で残業代の青天井をなくすというものがあります。どんなに忙しくても100時間以上の残業は法律違反になる。 働き方改革自体はいい取り組みかもしれません。でも実態は労働者の働きやすさの改善に繋がらないケースがあると思います。 僕がいた県庁では4~6月は毎年残業100時間オーバーが状態化していました。そこに僕が異動になったと同時に働き方改革で残業100時間以上は違反となりました。もちろん人は増えません。そしてどうなったか。 100時間を超える残業は無申告です。人も増えず、仕事も増えずではそうなります。その結果もらえるはずの残業代がもらえずモチベは下がる。上司からは早く…

  • ダイエット商品の不誠実さについて

    年が明けると、やたらテレビやCMでダイエット特集が組まれますよね。長期休みで体重が増えてしまった方に対するアプローチです。 体重の悩みって大きいですよね。うつになると体重が増えたり減ったりして、それがまた元気をなくすきっかけになったりもしますし。 ニュースアプリやyoutubeなどでもしょっちゅう広告がはいります。 ただ、ダイエット系の特にサプリの広告は、人の不安を煽ったり、過度に期待させる不誠実な広告が多いような気がします。特に「HMB」というサプリの広告。プロテインの何倍もの効果があって、痩せる効果があるというものです。 僕は本格的にトレーニングをしていたので、サプリについては詳しいですし…

  • 復帰訓練6週間~安定~

    年末年始を穏やかに過ごした後の仕事はじめ。 長期休み明けのため体調に不安がありましたが、仕事初めの日は特に問題なく過ごすことができました。 むしろ休み明けなのに、心穏やかに過ごすことができたなんて初めてなんじゃないかといういくらい。病気になってものの考え方が変わってきた成果なのかもしれません。 僕のなかでたぶん一番変わったのは「人に評価されなくてもいい」と思えるようになったこと。そりゃいまも評価されたら嬉しいけど、そこが一番じゃなくなった。評価されるために、ずっと価値観を「他人」や「勝負」においていた僕が、そこを離れて「自分」を見据えて行動を始めた結果、長期休み明けの勤務に対しても平常心で臨む…

  • 「すぐにできる訳ない」を忘れてしまわないように

    僕が県庁に異動になったときに、あまりの仕事の量に驚いたと同時に、早くできるようにならなきゃと焦りました。そしてすぐにできない自分を責めていきました。 なぜそこまで自分を責めたのか、責任感が強いからというのもあるかもしれません。自分が早くできないと周りの足を引っ張るからという気持ちもありました。そしてプライドもあったんだと思います。 ただ最近思うのは、県庁に異動するまで、仕事もプライベートも落ち着いていました。仕事も忙しかったけどなんとなく先が見えたし、プライベートの趣味(筋トレ)も5年もやっていてほぼ一般人レベルではやり切っていた。「できないこと」にあまり触れてなかったんですね。逃げていたのか…

  • すねてふて寝する子供から学ぶ

    子供が2歳になってから自我の芽生えをひしひしと感じています。その様子を見て学ぶことがありました。 それは「すねてふて寝する」。 「遊びたいー!」と自己主張したときに「着替えてごはん食べてからだよ」と話したとき、そっとリビングから出ていった娘。 泣くわけでもなく、静かにしているので様子を見に行くと離れの和室でふて寝していました。 「何してるのこっちきなー」と促し、だっこしてリビングに連れてかえるもまたも、「遊びたいー!」。 着替えてごはん食べてからだよと話すと、またそっと和室に行きふて寝しました。でもそのあとしばらくしてから、自分で戻ってきて着替えてごはんを食べて遊びました。 なんか成長したなー…

  • うつ病の治療期間と休職期間はどれくらいか

    うつ病と診断された当時、一番気になったのが「いつ治るんだ」ということです。 ネットで調べると半年という人もいれば、3年って人もいる。中には10年という人も。 不安で不安でしょうがありませんでした。僕はいつ治るんだ。 あとは会社をいつまで休めばいいんだということです。 「うつ病、休職期間」と調べたときに、平均90日という数字見たのを覚えています。 治療期間は本当に人それぞれだと思います。うつ病にも症状の大小があります。自殺の恐れが強すぎて入院が必要な人は治療にかかる時間も長いと思います。 僕の場合はまだ職場復帰が決まったわけではありませんが、休職期間は7か月(内2か月は復帰訓練)になりそうです。…

  • うつ病になると痩せる?太る?体重増減は人それぞれ

    うつ病に限らず、メンタル不調においては体重の増減が伴うことが多いです。 メンタルがおかしくなると「食欲がなくなる人」と「過食になる人」それぞれいるようですね。 僕は病気の症状が出始めたころは過食気味で少し太りました。2キロくらいですかね。ただ休職に入ってから食欲がなくなり、結果10キロ痩せました。一番酷いときは、食べる気力がないような状態でした。 「こんな社会で生きる価値のない人間はモノを食べる資格もない」そんな感覚でした。 また、早く治したいがために本で学んだうつに良いと言われる糖質制限を実施しました。食べる気力もないのでちょうどよかったんです。 みるみる痩せていきました。その頃の僕は何かに…

  • 新しいスーツが届いて新しい気持ちで仕事はじめ

    年末年始にスーツを新調しました。 理由はうつ病で10キロくらい痩せてしまい、今までのスーツがダボダボでみっともないから。休職で給料も少なくなり、お金がなかったのでダボダボのスーツでごまかしていたのですが、さすがにそれで年始の仕事はじめは嫌だと思いました。 吟味に吟味を重ねて買ったスーツは「ユニクロ」。 僕の体系は奇妙でして、痩せる前は体重72キロの肩幅広め、ウエスト細め、太もも太め、手足短め(涙目)なので、既製品だと厳しくてどうしてもオーダーになっていました。 10キロ痩せてもバランスは変わらず、上半身に合わせるとウエストがぶかぶか、下半身に合わせると肩が入らない。 でもなるべく出費は抑えたい…

  • 再発予防のカギは新しいことを始めることかも

    と最近思います。意味合いとしては「いままでしていたことを変えてみる」に近いかもしれません。 まぁ今までのやり方、生き方でうつになってしまったので、何かを変える必要はありそうですよね。これまでも「何かを変えてみる」は実践してきました。以下関係する記事です。 rei-re.hatenablog.com 「うつとよりそう仕事術」という本には、新しいコミュニティを作ると良いと書いてありました。新しい人間関係ですね。著者は趣味であるデジタルガジェット好きの仲間を作ったことで、会社とも家庭とも今までの友達とも違うコミュニティができて、新しい自分を見つけることができたと述べていました。 うつの症状がやばいと…

  • 「5時に夢中」って知ってる?個人的にうつに良いと思ってる

    「5時に夢中」という平日5時から始まるニュース番組があります。 放送局は東京MXですが、僕の住む地域でも見ることができます。 内容はというと…ゲスです笑。 下ネタ多めのニュースバラエティで、司会はふかわりょうさん。 日替わりのゲストは岩井志摩子さんやマツコ・デラックスさん、編集者の箕輪さんやホリエモンなどなかなか濃いメンバーで構成されています。 この番組の何が良いかというと、出演者がみんな好き勝手発言していること。そして生放送なのに、なんで放送コードにひっかからないのかというくらい発言が過激なところです。 この番組の出演者に空気を読むという言葉は皆無な気がします。そのくらい自由奔放。 昔はこの…

  • うつと薬物依存の類似性について

    田代まさしさんが前に言っていたことが心に残っています。 毎日薬をやりたいと考えて、毎日耐える。今日は我慢できた。でも明日は我慢できるか分からない。それが毎日。 辛いですよね。覚せい剤は今まで感じたことのない快楽で脳が麻痺してしまうそうです。脳がその快楽を忘れられなくて求めてしまう。再発率も高い。 うつも少し似てる気がします。一度うつ病になると、ストレス反応が過敏になって不安になりやすくなる。今日は気持ちが安定していたな。明日は大丈夫かな。再発率も高い。 ただ個人的に違うと思うのは、うつは根本的には自己防衛機能だと思うこと。薬は「脳が破滅を求めてしまう」のに対し、うつは「自分を守るために不安を頭…

  • 励まされた言葉たち

    昨年うつ病になってしまいましたが、本当につらい時期は超えた気がします。 最近はかなり安定しました。 ここにいたるまでは妻、友人、先輩など色々な人に支えてもらいました。その言葉を書き留めておこうと思います。 「この病気は人に助けられる病気だから」「俺はいいたいことを好き勝手言うから、レイ君も同じようにしてほしい。嫌な時はいうから」「今日一日通して、何一つ変なことを言ってなかったから安心して」 うつ病を患ったことがある友人から言われた言葉です。やっぱ気持ちがわかるんですね。まだ体調が悪いときに会ってくれたり、定期的に連絡をくれました。過度に心配した様子を見せずに明るく普通に接してくれました。病気に…

  • 休み明けの身体の重さは「会社に対する自分の捉え方」が原因だと思う

    仕事を休んでリフレッシュする。休みの間に英気を養う。 僕は社会人になってからこれがよく分かりませんでした。意味不明でした。 土日に休んで好きなことをしても、平日の身体の重みが消えることがありませんでした。何をしても月曜日は身体が重い。何もやる気が起きない。 責任のある仕事を抱えているときは特にとてつもないです。 長期休み明けなんて酷いものです。休みが長いほど、休み明けが重い。うつ病ではないときも、行きの電車で貧血になり嘔吐してしまったことがあります。 別に休み中に普段と違うリズムで生活しているわけでもなく。ただ、世間一般的なショッピングや、スポーツや、映画などを楽しんでいるだけでもこうなります…

  • ただ時が過ぎるのを待った。そんな2019年を朝マックしながら振り返る。

    今日は大晦日。 いまだかつてここまで大晦日感を感じない年はないかもしれない。 今日の夜に紅白歌合戦が始まって、ゆくとしくるとしが始まって、除夜の鐘がなるとは思えない。 変な話ついこないだ2019年になったような感覚だ。 それくらい、今年は色々なことがありすぎた。でも、ただ日々が過ぎていくのを待った、そんな年だったんだと思います。 1月~3月は仕事の引継ぎでてんてこ舞い。早く4月になってくれ、異動させてくれと思っていた。 4月から県庁に異動して、激務。早くGWになってくれと思っていた。 5月~6月で人間関係に悩み、時間が経てば慣れると信じて時が過ぎるのを待ったけど、6月末に壊れてしまった。 7月…

  • うつになったら全力で逃げろ

    僕は仕事で追い込まれ、人間関係で追い込まれ、自分を責めまくり、全てに絶望してうつ病になってしまいました。なかなか逃げる選択肢ができなかった。出口のない暗闇にずっといた。詰んだと思った。こんな弱い自分を認められなくて死にたくなりました。こんな自分は社会のどこにも居場所がない。結果会社に行けなくなった。今思うと、ギリギリ会社を休むという選択肢を選ぶことができた。でも最初は逃げた自分を責めまくり、なかなか病気が良くならなくては焦りの繰り返し。僕は逃げて半年間。灰色の世界を生きていました。でも治療を受けて、人に助けられて、時間が経って元気になってきて、社会は限りなく広いことに気づきました。自分の頭が社…

  • メンタル不調はネタにしてくれると嬉しい

    僕だけかもしれませんが笑 県庁に異動してうつ病になって半年後、市役所に戻ってきた。激やせしている。復帰訓練中。はたから見ると毎日何をやっているか分からない。 やばすぎるでしょ笑。最初はみんながどういう反応するのか不安でした。そして反応は3つありました。「触れられない」「本気で心配されて励まされる」「ネタにされる」です。 ①触れられない まあこれはしょうがない。なんで触れないかにはそれぞれ理由があると思います。今はそっとしておこう、話しかけて負担になりたくないという優しい理由もあれば、気持ち悪い、軽蔑もあるかもしれません。まぁ人がどう思っているかなんて分かりませんね。 ②本気で心配されて励まされ…

  • 復帰訓練5週間〜コクがでた一年〜

    今年も仕事納めを迎えることができました。復帰訓練から5週間。 たまに不安になったけど、日々その頻度は減り安定してきました。 最近は活動時間中の仕事のウエイトが増えてきていますが、 なんとかこなすことができています。 最近、自分が変わったと思うことがあります。 ・必要以上に人と仲良くしようと思わなくなった。 ・勉強の意欲が高まった 今までの僕は、「職場の人たちとは仲良くならなければならない」という 謎の価値観の中で生きていました笑 まぁ誰からも好かれたかったんです。 だけど、仕事をする上では関係が悪くなければ、 仲良くする必要はないことに気づきました。必要最低限でOK。 そうすることで、仲良くし…

  • 音楽は通勤電車のストレス減に良い感じ

    病気になる前の僕は音楽をあまり聞きませんでした。通勤電車もノー音楽。ぼーっとスマホをいじいじしてました。だけど最近は絶対に音楽を聞くようにしています。病気になってから色々新しい曲を聞きだして楽しいというのもありますが、何よりもストレス軽減になるからです。今までは当たり前だと思って意識してなかったのですが、通勤電車というのは乗るだけでストレス。朝の電車はみんな機嫌わるいし、舌打ちや喧嘩、学生の会話など耳に入るだけで嫌になります。帰りの電車は朝よりはマシですが、誰かの話し声は耳に入る。夜遅いと酔っ払いの大きい声。これらが耳に入らないだけで全然違います。あとは頭を空っぽにできるということ。通勤は行き…

  • 勉強する意味~自分を守るため~

    僕は勉強があまり好きではありませんでした。 特に社会人になってからですかね。自己啓発の勉強や仕事のスキル向上のために勉強するのが苦痛でした。 たぶん本気で身に着けようと思ってなかったのかもしれません。勉強よりも経験。仕事を長く続けていれば自分なりのスタイルが身につくだろうと思ってたんですかね。 その結果がこれです。うつ病で治療中。 そして二度と再発したくないと思い、うつに関する本を読み漁り、うつにならないためのコミュニケーション法、認知行動療法、時間管理法などを勉強しました。 その結果、日々の生活に少なからず活かせている気がします。 そして思ったのが、勉強は「自分を守るため」なのかなって。 今…

  • 悲しくなってしまう自分が悔しい

    年末のこの時期はどこの課も予算折衝の大詰め。バタバタしてます。昨年の僕はその真っ只中で一生懸命頑張っていました。今年、県庁から戻ってきた僕はそれを目の当たりにしながら、単調なエクセルシートの打ち込み作業を行なっています。自分の状況は受け入れましたし、病気ををプラスに考えていこうと思ってます。働き方や考え方を考える良いきっかけになりました。学ぶことがたくさんありました。なのでふだんはどってことない。復職訓練も順調ですし、体調も良くなっている。だけど、同世代の職員がバリバリやってるの何度も目の当たりにすると少し悲しくなります。去年は同じ土俵に立っていたのに…。悲しくなってしまう自分が悔しい。まだ自…

  • 復帰訓練4週間〜必要とされている実感〜

    一か月たちました。最近は計算や脳トレなど行う復職ドリルを終え、業務資料の作成補助などをしています。 仕事をすることに全く自信がありませんでしたが、最近は仕事の感覚が少し戻ってきた気がします。社会生活に慣れてきたのかもしれません。無理は絶対しませんが。 あとは人に必要とされている実感を持つことができました。 簡単な業務しか行っていませんが、それでも誰かの役に立っている実感がある。 心配した同期、先輩、後輩が職場に会いに来てくれる。 これだけで、いや、こんなにあれば十分です。 病気が酷いとき自分は無価値だと思っていましたが、必要とされていると思うと気力が沸いてくるものです。久しぶりの感覚です。 ま…

  • 木下医師のパワハラ騒動は心が痛くなる

    文春で木下医師のパワハラ疑惑が報道されましたね。 記事を見てぞっとしましたね。また権力者かって。 木下医師の正式な会見などがされていないので、まだなんともいえない部分もあります。被害者側の情報量の方が多いのでフェアじゃないかもしれませんが、思ったことを綴ります。 コメンテーターが「パワハラは微妙な問題だ」とか「当事者間でないと分からない」とか言ってますよね。いやいやもうちょい言えるやろって思いましたが、このコメンテーター達もたぶん権力者側で自分にもそういう一面があるから「ぼかす」のかなって思いました。 その中でスッキリの加藤さんが「注意や怒ることは悪くないけど、怒られる側の自尊心を傷つける怒り…

  • 子どもから学ぶ~喧嘩しても仲良し~

    先日妹宅に家族でお邪魔しました。 我が家の娘は2歳、妹の息子は3歳。 娘が1歳のころはよくおもちゃを取られて泣かされていました。 「こわい」ともよく言っていました。 それが娘も2歳になり、打ち解けてはいませんが一緒に遊べるようになりました。 ところが、おもちゃのとりあいが始まりました。 ひとつのおもちゃを巡って引っ張り合い。最終的に力で勝る妹の息子に軍配。 娘ギャン泣き。 そこから妙なことが起こりました。娘がギャン泣きから落ち着いてから、いままで打ち解けていなかった二人が急に仲良くなったんですね。 うそのように二人でくっついてキャッキャしてました。 そこでふと思ったんですね。こどもは自分の感情…

  • お金を使う目的は「ストレスを減らすため」

    お金の使い方が変わりました。 今までは惰性的な人付き合いや、よく理由もないまま意識もなくお金を使っていました。行きたくない飲み会に行ってお金使ってストレス溜まるとか日常茶飯事でした。浪費家ではなかったけど。 最近のお金を使う基準はずばりひとつ 「ストレスが減少するかどうか」です。 いつも考えています。 家に買うインテリア。これを毎日眺めていたらストレス減りそうだなー。 アイス。家帰って食べたら幸せな気持ちになるなー。 スタバでコーヒー。飲んだらほっとするなー。でもスタバは高いから今の自分のストレス的にはマックのコーヒーで十分だからマックにしよ。 とはいうても高いものは「お金が減るストレス」もあ…

  • お酒と薬

    忘年会の季節でもあり、僕が少し元気になったのを聞きつけた方々から飲み会のお誘いがくるようになりました。 基本は断っていますが、本当にお世話になった方からのお誘いがあり行くことにしました。病気になってからは全くお酒を飲んでいないですし、まだ薬を飲んでいるので本来お酒は絶対ダメです。もちろんその方もお酒は飲まなくてもいいと仰ってくれました。 とはいうものの一日薬を休めば少しはお酒を飲んでもいいかなと思い、試してみることにしました。僕も久々に少し飲みたかったんですね。 結論から言うと、薬を飲んでいるうちはやっぱりやめた方がいいかもしれません。 その会はとても楽しかったです。お酒はビール3杯くらい。ほ…

  • 病院選びは慎重に

    というのも僕が病院選びで失敗したからです。 僕は主治医の先生に対して理解できないことがたくさんあります。何を言っているか分からない、診断の根拠もよくわからない、薬の説明がない、何も覚えていない、会社とのやりとりをしっかりやってくれない…。 唯一良かったのは診断書を迅速に出してくれたことくらいです。会社の産業医の先生に処方されている薬を見せたら、これじゃ用量少なすぎると言われたこともあります。 それを伝えたら「じゃあ増やそう」って。お前なんやねん!って心で思いました。 でもこれはうつの状態が良くなってきて怒る気力がでてきた僕を試しているのか…と良い方向に考えようとしたこともあります笑 どうしても…

  • ストレスバロメーターと「ふあん君」

    病気になる前はストレスをあまり意識していませんでした。ストレスは根性でなんとかなると本気で思っていたので。 今は自分のストレスバロメーターを意識しています。日中仕事をしていると少しずつバロメーターが上がっていきます。このバロメーターが少しでも下がる行動を心がけています。そしてその日溜まったバロメーターは次の日までになるべく0にする。 ストレスバロメーターが上昇してくると身体に何かしらサインがでます。僕の場合は肩こり。なので上昇を感じたら業務中でも下げる取り組みをするようにしています。 トイレに立つ、首を上に上げる、肩を回す、好きなことを考えるなどなど。 それでも家に帰る頃には肩はガチガチです。…

  • 民間から公務員に転職したときの話

    僕は新卒で入行した銀行を4年で退職し、1年間の予備校期間(無職)を経て公務員試験に合格し、市役所に転職しました。 その時のことを綴ります。 僕は営業マンで毎日数字に追われていました。商品力も弱く非常に難しい商品でした。もうほとんど泣き落とし。お客さんの前で土下座したこともあります。それくらい上司から詰められる毎日でした。 きつかったです。4年間楽しかったことなんて一日もありません。銀行の上司は「うちは楽な方だよ。うちで通用しなかったらどこでも駄目だよ」と良く言っていました。今考えると辞めさせないための洗脳ですね。 ただ銀行は世間体もよく、両親も喜んでいたため、疑問に思いつつも退職する気はありま…

  • 砂糖は身体に悪い、白米はうつになる、プロテインは肝臓に悪い…じゃあ何をするのがいいの?

    世の中、何が良い悪いの情報が溢れすぎな気がします。 結論僕が思うのは、その人が幸せならそれでいんじゃない?ってこと。 良いって言ってる人の言うことを100%聞く必要はなし。 科学的根拠も必要なし。 自分だけのオリジナルでよし。 なんか最近、今までの常識は間違ってたみたいなことをテレビでやるの流行ってますよね。半身浴30分より実は全身浴10分の方が身体に良いとか、寝る前のホットミルクよりも冷水の方がいいとか…。 こういうの見ると「またか」って思います。心臓までお湯に浸かると身体に悪いって言ってる医者いるじゃん。半身浴は美の秘訣って言ってるモデルいるじゃん。 例えば砂糖。砂糖は依存性があるとか害と…

  • 大事な人をうつに追い込んだ「あいつ」も大事な人だったらどうする?

    以前、「他責に終始しない」というブログを書きました。同じテーマでまた考えさせられる出来事がありました。 rei-re.hatenablog.com 僕にはとても仲のいい同期がいます。プライベートでも家族ぐるみで仲良くしています。 その同期が最近休職しました。びっくりしました。話を聞いたところ、同じ職場の先輩から酷い言葉を言われたり、仕事を手伝ってもらえなかったりしたそうです。 でもその先輩とは以前僕も同じ部署で働いたことがあり、僕にとっては一緒に苦楽を共にした良き先輩でした。そして何よりもうつ病になった際に一番に相談して助けてもらった先輩でした。 僕にとっては2人とも大事な人ですが、その2人の…

  • もう12月か

    早い。最近急に寒くなり、人々がセカセカ歩くようになり、どこのお店もセールをやってるのを見ると、今年も終わりかと感じます。 ぼくが会社に行けなくなったのは6月の終わり。すごく暑かった。すぐ回復すると思ってた。 でも結局夏は何もできなかったし、秋も不安でたくさんだった。親友の結婚式にも行けなかったな。家族でハワイ旅行に行く予定だったのもキャンセル。ただただ自分と向き合う日々。あっという間に過ぎました。 寒くなる頃には僕はどうなってるんだろうとよく考えました。 夏が終わるまでは、秋が終わるまでは、せめて年が明けるまでにはと考え続けました。 そして12月。年がそろそろ明けるけど、まだ治ってはいません。…

  • 幸せは流行みたい

    良い大学を出て、良い会社に入って、結婚して、子供が生まれて、家を買って、定年まで勤めて老衰するのが幸せなのか。 それともお金持ちになって、たくさんの綺麗な女性と付き合って、社会的権力者になって、自分の好きなことをやりきって死ぬのが幸せなのか。 それとも生きているだけで幸せなのか。 なんか幸せって個人個人違うのに、生まれ育った環境や時代にかなり引っ張られるような気がします。 いまは自分を表現できるツールが増えて、それで稼げるようになりましたよね。YouTuberとかインスタグラマーの活躍を見ると、固定概念に囚われずに自分の好きなことをやるのが幸せって感じしますよね。ありのままの自分を活かすみたい…

  • 復帰訓練3週間〜目線が突き刺さる〜

    何言われてもいいやって開き直って淡々と毎日、日々のタスクをこなしています。 午前中勤務だったのが、夕方までになりました。 その日はやることが難しくて疲れを感じていました。それに加えて集団で作業したり人と交わる機会が多かった。 ちょっと疲れてるなーと感じて廊下を歩いていたとき。 昔同じ部署にいた女性の先輩とすれ違いました。楽しく話したこともある人です。 僕は会釈をしたのですが、彼女の目は得体の知れないものを見るような目をしていました。 目線が突き刺さりました。あっやばいと思いました。 久々に退勤時間が待ち遠しかったです。 帰り道、肩と背中がガチガチになっていました。 帰りの電車で久々に不安感がや…

  • 〇〇さん病んじゃったらしいよ

    同じく県庁に異動になった先輩が退職したのを知りました。病名は分からないけど、メンタル不調で音信不通になったらしい。仕事で一緒だったとき、結構話したことがありました。明るくて面白い人だったな。好きな女の子のタイプで盛り上がったな。今度飲み行こうねーって言ってたのに。この話は、仲の良い後輩から「〇〇さん、病んじゃって音信不通になって退職したらしいですよ」と聞きました。いやいや俺も病んじゃってるわって思ったけど笑先輩は市役所に戻ることなく退職してしまいました。なんとなく分かる気がしました。たぶんだけど、戻る自分が情けなくて、許せなくて、周りの目に耐えられないって。何言われるか怖くて。そんな感情がぐち…

  • 病気になったら何よりも休む・休む・休む

    毎日いろいろ書きたいこと書いてます。うつに効果があったこととか、楽に生きるために役立ちそうなものなど。 ただ大事なことがありました。 それはうつ病の症状が底地のときや気分が大きく沈んでいるときは、無理をしないことです。とにかく休む・休む・休む。 病院に行って休暇に入った直後は、何もせずゆっくり休むべきだと思います。一日中寝たり、ぼーっとしたり。あとは好きだと思うことをやったり。 僕は早く治したいという焦りや家族への罪悪感があって、休暇直後からすぐに鬱に良いものを試したり、なるべく外に出たりし過ぎたせいで長引いてしまった気がします。 その結果は、良いというものを試したけど、効果がなかったり続ける…

  • 復帰訓練2週間〜今できることに集中〜

    職場に戻って2週間が経ちました。日々淡々と過ごしています。 同僚とも徐々にコミニュケーションがとれてきました。良い職場だと感じています。 やることは相変わらず雑務、本の文字入力、計算ドリルなどです。 先日心理士さんと定期的な電話面談がありました。日々の話を報告し、順調とのことです。 心理士さんから質問されたことが印象的でした。 ・時短勤務だけど帰るとき後ろめたさを感じていないか? ・人の目が気にならないか? 復帰時にはどうもこれらに心労を感じる方が多いそうです。たしかに分かる。すごく分かる。僕も初日は感じました。 でも今はあまり気にしていません。会社に戻るまでしっかり時間をかけて準備したのが良…

  • 頭から気になることをすべて追い出す〜GTD〜

    やっぱり生きるためには仕事をしなければならない。 ただ今までの仕事のやり方、取り組み方ではまた同じ結果を生み出す可能性がある。再発は嫌だ。 じゃあ幸せに生きるためにどうしたらいいか。 そこで出会ったのがGTDという時間管理法です。日本では10年前くらいに流行ったそうです。知らなかったけど…笑 以前ブログでも少し書きました。 rei-re.hatenablog.com このGTDの内容はざっくり書くと下記です。 ・頭から気になること(仕事、プライベート、悩み、あらゆること)すべてを書き出す ・気になることすべてに対して次に行う行動を決めておく(何もしないも含む) ・それらをすべて信頼できるツール…

  • ◯◯は裏切らない

    今日の内容は若干趣味的内容です。 会社に行くようになって色々な人に「痩せましたね」って言われます。 痩せましたね…、そんなに痩せちゃって…、えっ別人やん…、うわっ…みたいな悲壮感漂うニュアンスで。 僕はわりとガタイが良くて、病気になる前はラグビー選手みたいな身体をしてました。 結構本格的に筋トレもしてたんですね。 だけど病気になって食べたいものがなくなりました。しかもどうせ食べたいものもないしと、うつ病に良いと言われる糖質制限を激しくやってたんです。何よりも早く治したかった。 そしたら病気前から10キロ痩せてしまって。1番デカかったときと比べると20キロ減かな。 だから心配させてしまうのも無理…

  • うわさ話

    うちの組織は1000人ちょっと。職場もほぼ一つのビルです。なのでどこの課にも知ってる人がいます。 良い意味でアットホームな感じですかね。悪い意味では悪い噂が流れやすい。良い会社だと思いますが、うわさ話やゴシップネタが好きな人が多いですね笑 職場恋愛なんて誰かに見られたら、次の週の金曜日には飲み会のネタになってます。 そんな会社に僕が帰ってきました。ここで僕の現状です。 ・県庁で病気になった ・がっつり休職した ・市役所に戻ってきた ・激ヤセした ・復帰訓練で時短勤務中 ・髪型変わった(これは関係ないか笑) もう格好のネタですよね。症状がひどいときはこうなることが分かってたので本当嫌でした。戻っ…

  • 人に対して変な緊張感を持たなくなった

    最近復職訓練で面白い変化を感じています。 それは人に対して変な緊張感を持たなくなったことです。 今まで僕は基本的に人見知りで、しかも人からどう思われてるかすごい気にする人間で。 だから会社の廊下やトイレなどでふと上司、先輩、後輩と会うと勝手に緊張モードに入ってたんですね。 「モードしっかりした自分を演じる!」 なので疲れちゃうんですよ。だからあんまり人と会わないように、トイレは人が多い時間には行かなかったり個室トイレ使ったりね。 またタチが悪いのがコミュ障なのにコミニュケーション大好き感演じてたんです。 それが復職訓練中の今、ふと会社で人に会ったりしてもそんなに緊張しなくなったんです。 今まで…

  • 今さら礼儀正しくしても、もうあなたを見ている先生はいないのよ

    喫茶店で並んでた日のこと。結構混んでました。 僕の前は幼稚園年長さんくらいの男の子と母親と父親。 フォーマルな格好をしていました。すごい声が大きくて話の内容が聞こえてくるんです。 どうやら子供の小学校の面接だったみたいです。いかにも教育ママって感じで、子供は面接であまり上手く振る舞わなかったようです。面接の内容について話してるのですが、母親の口調はかなり強めでした。 僕は病気になってからそういう場面がすごく苦手で(自分が言われてるような気がして…)、いつもはヘッドホンで音楽とか聞くようにしてるんですが、その日は子供がかわいそうでずっと見てたんです。 そしたら子供が列からすこし外れてたんですね。…

  • 誰が決めたの?

    メンタル絶不調のときに心理士さんとの面談で言われた言葉です。 心理士さんとの面談で職場での出来事を振り返っているときのこと。 僕は会社の先輩がかなり威圧的な性格だったのですが、文句があっても先輩には逆らってはいけないと思っていたのと、上司に相談するのも悪口になってしまうと思ってできなかったと話しました。話しながら思い出してしまって僕は泣いていました。 そしたら心理士さんが 「それ、誰が決めたの?」と言いました。 僕は上下関係があるから逆らってはいけないし、人の悪口は言ってはいけないものだからと言いました。 そしたら心理士さんに軽く切れられました。なかなか激しい人なんです笑 「上下関係あっても行…

  • 次の日の天気を確認しておく+お礼

    天気を気にするようにしています。これは「うつぬけ」という本にも書いてあった話です。著者はひどい鬱状態から抜けたものの、たまにくる憂鬱な気分の正体に悩まされていたとのことでした。そして毎日の気分と、気温のグラフをつけた時に、急激な気温差で憂鬱な気分になることが分かったとのことです。ほんまでっかTVでも同じようなことが話されていました。「翌日の天気を気にしている人の方がメンタル不調になりにくい」これは翌日の天気を事前に知ることで無意識に身体が心構えをするためとのことでした。それだけ人は天気や気圧に翻弄されやすいってことなんですね。特にうつ病の人は、マイナスの変化に敏感なので、不調が出やすいのかもし…

  • 自分を褒める

    リワークの過程で心理士の先生から学びました。 元々僕は自己評価が超低い人間だったので、人に褒められても疑っていたし、何かをやり切っても他の人だったらもっとできたかもしれないと考え、あまり自分を褒めるということができませんでした。 そんな僕ですが、リワークで小さなことでも積極的に自分を褒めて頑張ったことにはご褒美を設定するということを学びました。 そうすることで他人からの評価だけに頼らずに、自己肯定感の向上が期待できるとのことでした。 なので最近では、復帰訓練当日のご褒美はお昼の牛丼にとろろをかける、帰りにアイスを買う。2日目は帰りに気になっていたカフェに行く。1週間終わったらスーパー銭湯に行く…

  • 復帰訓練1週間〜淡々と〜

    復帰訓練が始まって最初の1週間が終わりました。とりあえずは無事に終わり、ひとまずホッとしました。 ここ1週間で色々感じたことを箇条書きします。 ●前日の不安感尋常じゃない ほんと不安で怖かったです。ただこれはしょうがないみたいです。リワークに参加した際、リワークに参加しながら会社の復帰訓練をされてた人がいましたが、どんなに準備しても不安だったと話されていました。ただ当日始まってみればなんとかなるもんだとも言っていました。この不安は当日終わらない限り解消しないと思います。 ●当日の緊張感半端ない 復帰する部署に顔を出すまでが本当に緊張しました。口の中が砂漠でした笑 どんな顔でどんな言葉で挨拶しよ…

  • サウナ

    病気になってからストレス解消法を色々探しているのですが、今はまっているのがサウナです。 これはうつ病の経験がある友人からも勧められ、心理士の先生もストレス解消に効果があるといって定期的に行っているとのことでした。 プロ2人から勧められたら、効果ありそうですよね笑 サウナに入るのは専らスーパー銭湯です。1,000円以下で入れるとこが多いです。 サウナ→水風呂を3回繰り返すと、頭が空っぽになって全身の力が抜けた感覚になります。なんともいえない浮遊感が気持ちいいです。 ストレスに効果があるように感じているので、2週間に1回くらいの頻度で自分へのご褒美に通っています。 サウナは10分くらい、水風呂は1…

  • 今までと違うことをしてみる

    回復してきてから心がけていることです。 僕はこだわりが強かったというか、毎日の生活で居心地がいいと思っていることは変えたくない人間でした。 例えば音楽。洋楽やアニソンを聴くことが多く、いつも決まった曲ばかり聞いていました。最近の歌手には疎かったんですね。 米津玄師?あいみょん?Official髭男dism? でも病気になって時間ができて聞いてみたらすごい良いんですね。今更感すごいですが笑 朝の過ごし方もそう。毎日NHKのニュースを付けて、支度をしてからソファに座って珈琲を飲んでから家を出る。だいたい1時間くらいかな。これがベスト。だと思ってました。 けど朝の支度は30分で家から出れるように行動…

  • 復帰訓練当日~緊張〜

    いよいよ当日です。 やはり不安からか朝は1時間前に起きてしまいました。そして布団から出たくない笑 でも今までの対策から朝布団から出てしまえば会社まで行けるのは実証済みです。 えーいっ!と起き上がってあとはいつもどおり30分で準備して家を出ました。 ここまではOK。 今日は各係に挨拶をして、復職者向けのドリルや指定された本を読むことになっていました。今日の勤務は午前中のみ。そして何よりも職場に行くのは久々です。県庁に異動になっていたので市役所は久々ですし、部署も前いたとことは違います。知らない人ばかりです。 色々頭に不安ワードがポンポン浮かんできましたが、そんなときは適応思考です。 みんなの反応…

  • 復帰訓練前日〜不安〜

    復帰訓練が決まってからは、リワークで学んだ認知行動療法の復習や時間管理法の勉強をしていました。 生活リズム、気持ちの浮き沈みも安定していました。順調です。 復帰訓練は最初は午前中勤務で徐々に負荷を上げていき、2ヶ月問題なければ正式復職となります。訓練といっても仮復職みたいなものです。 復帰訓練の1週間前には会社の先輩、後輩と会って食事もしました。 ちゃんと話せるかの確認です。会社の人と話をするのは少し疲れましたが、多少の疲れは許容範囲内です。 しかし復帰訓練が近づくにつれてやはり緊張感は高まっていきました。そして不安。どうしてもナーバスになってしまいます。 挨拶できるだろうか、周りは受け入れて…

  • 根性

    うつ病になる前の僕は、どんなきつい状況でも、根性があれば乗り切れる、なんとかなると思っていました。実際になんとかなることも多かったのです。どんなに辛くても自分が耐えて耐えて耐えてなんとかなってきたのです。仕事も家族関係も恋愛も友人関係も全てです。僕の中で根性=ストレスに耐える力 みたいな認識でした。たしかにストレスに耐えるために根性は必要だと思います。だけど僕が耐えて耐えて耐えてきて、自分は成長したと思っていたのは勘違いでした。むしろ耐える以外の選択肢を考えられない人間になってしまいました。どんなに辛い状況でもいつかは終わる、それまで耐え続けるといった感じです。ストレスを真正面から受け止めて耐…

  • 禁止薬物について

    最近有名な方が逮捕されてますよね。 それに対してコメンテーター、ネットの方々が色々と私見を好き勝手述べてるのをよく見ます。 薬物は絶対やってはいけないと思います。ただ薬物を使うに至った経緯をマスコミはほとんど発表しない。 薬物やった人はヤバイ人、心が弱い、どうせまたやる。みんなに迷惑かけて。 薬物やってたのにプライベートで楽しんでてどういうことだ。ピエール瀧さんが高級外車で野球場に行って野球を楽しんだら叩かれる。 なんか心無い人からうつ病になった人に向けられる言葉と似てるような気がするんですよね。 国家公務員のエリート官僚も使ってて捕まりましたよね。ただ報道はそれだけ。官僚の仕事の過酷さを知っ…

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幸せに生きる~うつ病公務員の場合~
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