「 禅 (ぜん) の心 茶の心 」の ご紹介 です
女優の真野響子(まやきょうこ)さんとお寺の住職の有馬頼底(ありまらいてい)さんとの対談の本です。◇183ページから。「喫茶去(きっさこ)」のほんとうの意味《真野》今日はお茶席に招いていただいたんですが、私はこれは「喫茶去」かなと思ったんです。禅の言葉にはいろいろな意味がありますよね。本当は私、その1つ1つを取り上げて、管長様にお伺(うかが)いしたいくらいなのですが、今日1番ふさわしいお言葉を1つ挙(あ)げろと言われたら、やっぱり「喫茶去」という言葉じゃあないかと思うんです。《有馬》そうですね。〈中略〉《有馬》「喫茶去」というのは、お茶でも飲みに行こう。つまりそこでくだらない議論はもういらない、打ち切ろう、お茶だ、お茶だ、お茶飲もう。これなんですね。なぜかというと、1番普通の人間で1番基本的なことは、飲んだ...「禅(ぜん)の心茶の心」のご紹介です
2024/05/18 12:25