ドラマ ポルノグラファー 「インディゴの気分」
『ポルノグラファー』の続編として描かれた作品で、主人公木島理生と担当編集者である城戸士郎との若年時代を描いた物語である。 物語の時間軸としては、『ポルノグラファー』本編の後、木島と城戸がバーで飲んでいる場面から始まり、城戸の回想として過去が語られ、また現在のバーでの場面に戻る。 これもボーイズラブの定石とは異なり、成就ばかりではない過去の恋愛をストーリーテリングの巧みさで読ませることで「筆舌に尽くしがたいラスト」を実現し、熱心な支持を得ている。創作上の師匠の登場も物語に奥行きを与えている。単行本はこれらの内容に加えて、『ポルノグラファー』本編後の久住と木島を描いた「ポルノグラファー補遺 其ノ一…
2021/05/13 01:37