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2019/10/27

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  • 2024年3月米雇用統計 +30.3万人 失業率3.8% 平均時給+4.1%前年比(さ)

    【2024/04/06 ロイター】米労働省が5日発表した3月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月比30万3000人増加し、市場予想の20万人増を大幅に上回った。賃金の上昇も続き、米経済が第1・四半期も堅調だったことが示されたことで、連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始が後ずれする可能性がある。予想レンジは15万ー25万人増だった。 時間当たり平均賃金は前月比0.3%上昇。2月は0.2%上昇だった。天候に関連した統計の歪みが後退した。前年比では4.1%上昇、2月は4.3%上昇だった。 失業率は3.8%で、前月の3.9%から低下した。26カ月連続で4%を下回り、1960年代後半以来の長さと…

  • 2024年2月米雇用統計 +27.5万人 失業率3.9% 平均時給+4.3%前年比(さ)

    【2024/03/08 ロイター】米労働省が8日発表した2月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月比27万5000人増加と、市場予想(20万人増)を上回った。ただ、過去2カ月分の雇用の増加数が合計16万7000人下方修正されたほか、失業率が約2年ぶりの水準に上昇し、米労働市場が減速しつつある可能性が示唆された。 失業率は3.9%。1月まで3カ月連続で3.7%を維持していたが、2022年1月以来の水準に上昇した。時間当たり平均賃金は前月比0.1%上昇で1月(0.5%上昇)から減速。前年比では4.3%上昇で1月(4.4%上昇)を若干下回った。労働参加率は62.5%で変わらず。 目次 1. 雇…

  • 2024年1月米雇用統計 +35.3万人 失業率3.7% 平均時給+4.5%前年比(さ)

    【2024/02/03 ロイター】米労働省が2日発表した1月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比35万3000人増と、伸びは市場予想の18万人を大幅に上回った。賃金も約2年ぶりの上昇率を記録した。労働市場は勢いを維持しており、米連邦準備理事会(FRB)が市場が現在見込んでいる5月の利下げに踏み切るにはハードルが高い可能性がある。 失業率は3.7%だった。12月も3.7%だったが、新たな人口推計が家計調査に組み込まれ、そこから失業率が算出されているため、直接的な比較はできない。失業率は2年連続で4%未満にとどまり、過去50年超で最長。 時間当たり平均賃金は前月比0.6%上昇と、前月の0.4%…

  • 2023年12月米雇用統計 +21.6万人 失業率3.7% 平均時給+4.1%前年比(さ)

    【2024/01/05 ロイター】米労働省が5日発表した2023年12月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比21万6000人増と、伸びは市場予想の17万人を上回った。賃金も引き続き底堅いペースで上昇し、米連邦準備理事会(FRB)が3月に利下げを開始するという観測に疑問を投げかける内容となった。 失業率は3.7%で先月から横ばい。 年間の雇用者数は270万人増と伸びは22年の480万人増から大幅に減少した。 時間当たり平均賃金は前月比0.4%上昇し、伸びは前月と並んだ。前年同月比は4.1%上昇し、伸びは前月の4.0%から加速した。 目次 1. 雇用者数と失業率は? 2. 平均時給は? 3. …

  • 2023年9月米雇用統計 +33.6万人 失業率3.8% 平均時給+4.2%前年比(さ)

    【2023/10/06 ロイター】米労働省が6日発表した9月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比33万6000人増加した。市場予想の17万人増を大幅に上回り、過去8カ月で最大の伸びとなった。 7・8月分の雇用者数も計11万9000人上方改定された。米連邦準備理事会(FRB)の年内追加利上げに向け、労働市場と経済が十分な強さを維持していることを示し、金融引き締めが当面継続する可能性が浮き彫りとなった。 失業率は3.8%で、前月から横ばい。予想は3.7%だった。 9月は幅広い業種で雇用者数が増加した。レジャー・接客が9万6000人増で、全体の伸びを主導した。 平均時給は前月比0.2%増、8月と…

  • 2023年8月米雇用統計 +18.7万人 失業率3.8% 平均時給+4.3%前年比(さ)

    【2023/09/02 ロイター】米労働省が1日発表した8月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数が予想以上に増加したものの、失業率は悪化し、賃金の伸びは鈍化した。労働市場の逼迫緩和を示唆し、米連邦準備理事会(FRB)が今月、利上げを見送るとの見方が強まる可能性がある。 非農業部門雇用者数は18万7000人増加。増加数は過去12カ月の月平均(27万1000人)を大きく下回った。 失業率は3.8%で7月の3.5%から上昇。2022年2月以来の高水準となった。 賃金の伸びはやや鈍化。平均時給は前月比0.2%上昇と、伸びは22年2月以来の小ささとなった。7月は0.4%上昇だった。前年比では4.3%上…

  • 2023年7月米雇用統計 +18.7万人 失業率3.5% 平均時給+4.4%前年比(さ)

    【2023/08/04 ロイター】米労働省が4日発表した7月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数の伸びは予想を下回ったものの、賃金は底堅い伸びを維持、失業率も低下し、労働市場の引き締まり継続を示唆した。 非農業部門雇用者数は18万7000人増と、ロイター調査によるエコノミスト予想の20万人増を下回った。 失業率は3.5%で前月の3.6%から低下、50年強ぶりの低水準となった。 平均時給は0.4%上昇し6月と同水準。前年比では依然高く4.4%上昇となった。 ただ、5・6月分の雇用者数の伸びは下方改定され、米連邦準備理事会(FRB)の一連の利上げを受け、労働需要が減速しつつある兆候も示された。 …

  • 2023年6月米雇用統計 +20.9万人 失業率3.6% 平均時給+4.4%前年比(さ)

    【2023/07/07 ロイター】米労働省が7日発表した6月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は予想以上に伸びが鈍化し、2020年12月以来2年半ぶりの小幅増にとどまった。 非農業部門雇用者数は20万9000人増で、市場予想の22万5000人増を下回った。雇用者数の伸びが市場予想を下回ったのは15カ月ぶり。 時間当たり平均賃金は前月比0.4%上昇、前年同月比4.4%上昇でともに5月と同水準だった。 失業率は3.6%と7カ月ぶりの高水準だった5月の3.7%から低下。失業率は22年3月以来、3.4─3.7%の範囲で推移している。 労働参加率は4カ月連続で62.6%。ただ、25歳から54歳までの…

  • 2023年5月米雇用統計 +33.9万人 失業率3.7% 平均時給+4.3%前年比+6月FOMC結果(さ)

    【2023/06/02 ロイター】 米労働省が2日発表した5月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は33万9000人増と、市場予想の19万人増を大幅に上回った。ただ賃金の伸びは鈍化し、米連邦準備理事会(FRB)が今月の会合で利上げを見送る材料となる可能性がある。 失業率は3.7%と7カ月ぶり高水準。4月に記録した53年ぶり低水準の3.4%から上昇した。 時間当たり平均賃金は前月比0.3%上昇、前年同月比4.3%上昇し、ともに前月から伸びが鈍化。4月は前月比0.4%上昇、前年同月比4.4%上昇だった。 目次 1. 雇用者数と失業率は? 2. 平均時給は? 3. PCEコアデフレータは? 4. …

  • 2023年4月米雇用統計 +25.3万人 失業率3.4% 平均時給+4.4%前年比(さ)

    【2023/05/05 ロイター】 米労働省が5日発表した4月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は25万3000人増加で、エコノミストの予想(18万人増)を大幅に上回った。失業率は53年ぶりの低水準となる3.4%に改善した。労働市場が強さを維持していることが示され、米連邦準備理事会(FRB)は当面、利上げを継続する可能性がある。 4月の時間当たり平均賃金は前月比0.5%上昇。3月(0.3%上昇)から伸びが加速した。前年比では4.4%上昇。3月は4.3%上昇だった。賃金の伸びは高すぎる水準にあり、FRBが2%としているインフレ目標に合致していないとの見方も出ている。 全体の失業率が3.4%と…

  • 日銀 金融政策決定会合と展望レポート 2023/04/28 初植田総裁

    植田新総裁が就任されて初めての金融政策決定会合がおこなわれました。 本記事では決定の内容や会見を見て、植田総裁が考えていることを正確に捉えたいと思います。 その上で私の意見は、世間が期待しているような出口や正常化ありきの運営可能性は少なく、緩和的な政策が続く。場合によっては強化もあり得ると考えます。その判断はデータ次第であることを強調しておきたいと思います。 では、はじめます。 目次 1. 決定会合の結果 2. 展望レポート 3. 多角的レビュー 4. まとめ 1. 決定会合の結果 まず、YCC、ETFとJ-REIT、社債等の買入は現状維持。 次に、新しく「多角的レビュー」の実施が決まりました…

  • 2023年3月米雇用統計 +23.6万人 失業率3.5% 平均時給+4.2%前年比(さ)

    【2023/04/07 ロイター】米労働省が7日発表した3月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は23万6000人増と市場予想を下回ったものの、堅調なペースを維持した。失業率は2月の3.6%から3.5%に低下し、労働市場の逼迫を示し、市場では連邦準備理事会(FRB)の追加利上げ観測が高まった。 ロイターがまとめた雇用者の市場予想は23万9000人増加だった。 3月の時間当たり平均賃金は0.3%上昇。2月は0.2%上昇していた。3月の賃金上昇率は前年同月比4.2%と2月の4.6%から低下した。 労働参加率は2月の62.5%から62.6%に上昇。アフリカ系米国人の労働参加率は2008年以来の高水…

  • 2023年2月米雇用統計 +31.1万人 失業率3.6% 平均時給+4.6%前年比(さ)

    【2023/03/10 ロイター】米労働省が10日発表した2月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は31万1000人増加し、市場予想を上回る伸びとなり、雇用の堅調さを改めて示した。同時に、失業率は上昇し、賃金の前月比伸び率が鈍化するなど、労働市場が軟化しつつある兆候も示唆し、米連邦準備理事会(FRB)が月内の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ幅を0.5%ポイントに拡大するという観測が後退した。 ロイターがまとめた市場予想は20万5000人増加だった。 時間当たり平均賃金は前年同月比は4.6%上昇。1月は4.4%上昇だった。 失業率は3.6%で、1969年5月以来の低水準だった前月の3.4…

  • 2023年1月米雇用統計 +51.7万人 失業率3.4% 平均時給+4.4%前年比(さ)

    【2023/02/04 ロイター】米労働省が3日発表した1月の雇用統計で、非農業部門雇用者数は51万7000人増加し、市場予想を上回る伸びとなった。失業率は3.4%と53年半超ぶりの低水準。賃金の上昇率は一段と緩やかになったものの、労働市場の引き締まり継続を示唆し、米連邦準備理事会(FRB)のインフレ対応を複雑にする可能性がある。 ロイターまとめた非農業部門雇用者数のエコノミスト予想は18万5000人増。12万5000人増から30万5000人増まで幅があった。1月の雇用の伸びは、22年の月間平均である40万1000人増も上回った。 1月の賃金上昇率は前年同月比4.4%と、12月の4.8%から低…

  • 2022年12月米雇用統計 +22.3万人 失業率3.5% 平均時給+4.6%前年比(さ)

    【2023/01/07 ロイター】 米労働省が6日発表した2022年12月の雇用統計で、非農業部門雇用者数は22万3000人増えた。堅調な雇用の伸びを維持し、失業率も3.5%に改善した。ただ、米連邦準備理事会(FRB)のインフレ抑制に向けた利上げで、23年半ばまでに労働市場の勢いが著しく鈍化する可能性がある。 ロイターがまとめた12月の非農業部門雇用者数のエコノミスト予想は20万人増で、13万人から35万人まで幅があった。 失業率は3.5%と、11月の3.6%から改善した。政府は失業率を算出する家計調査の季節調整済みデータを過去5年分修正した。 12月の時間当たり平均賃金は前月比0.3%上昇。…

  • 2023年 元日

    今年もよろしくお願いします 昨年はたくさん失敗することを掲げました 大きな失敗は無かったように思います やってみさえすえば、何かしら得られるものがありました。とても大きな収穫です たぶん結果は失敗だったことも多かったでしょう、あんまり失敗自体は覚えてないです ガンダムのアレッタも言ってました 「進めば2つ」 とても良いおまじないです 今年も挑戦して行く事を目標にします

  • 日銀 金融政策決定会合でYCC一部見直し

    【2022/12/20 日経】日銀は19~20日の金融政策決定会合で大規模緩和を修正する方針を決めた。長期金利の変動許容幅を従来の0.25%程度から0.5%程度に広げた。長期金利は足元で変動幅の上限近くで推移しており、事実上の利上げを意味する。アベノミクスの象徴だった異次元緩和は10年目で転換点に差し掛かった。 目次 1. YCCの見直し 2. その背景 3. まとめ 1. YCCの見直し ・YCCの許容幅を+-0.5%に拡大 ・買入額を月7.3兆円から9兆円に増額 2. その背景 ・イールドカーブのいびつな形状を正すため。8.5年債の方が10年債より金利が高い ・最近は国債取引が成立しない日…

  • 2022年12月FOMCとECB 2023年の金融政策の見通し③ 補足資料 ECB会見訳文

    ECB 会見と質疑応答 ・翻訳 DeepL使用 重要な発言を赤色、将来の予測を緑色、現状認識を青色 にしています。全文は長いので拾い読みしてもらえれば全体像がつかめるかと思います。 翻訳に際してはAI翻訳のDeepLを活用しました。いつも助かっています。 英語が読めない私にも情報にアクセスする機会をくれて感謝しています。 DeepLを選ぶ理由 Monetary policy statement (with Q&A) 原文 *** クリスティーヌ・ラガルド ECB総裁 ルイス・デ・ギンドス ECB副総裁 フランクフルト・アム・マイン、2022年12月15日 こんにちは、副総裁と私は、皆様を記者会…

  • 2022年12月FOMCとECB 2023年の金融政策の見通し②

    【2022/12/15 ロイター】 欧州中央銀行(ECB)は15日の理事会で政策金利の0.50%ポイント引き上げを決定した。利上げは4会合連続だが、利上げ幅は過去2回の理事会の0.75%ポイントから縮小した。また来年3月からバランスシートを縮小する計画も明らかにした。 中銀預金金利は市場予想通り2.0%に引き上げられた。新たな経済予測によると、インフレ率が2%に回帰するまではまだ数年かかる見通しで、追加利上げが引き続き検討されるとの見解が示された。 ECBが7月以降に実施した利上げ幅は合計2.5%ポイントとなった。金融引き締めペースとしては過去最速となる。 目次 第一部 1. FRBの決定 2…

  • 2022年12月FOMCとECB 2023年の金融政策の見通し①

    【2022/12/15 ロイター】米連邦準備理事会(FRB)は13─14日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.50%ポイント引き上げ、4.25─4.50%とした。利上げ幅は過去4会合連続での0.75%から縮小した。決定は全会一致。誘導目標レンジは、2007年末以来の高水準となった。 FRBは失業率が悪化し、経済成長が失速するとの見通しも示した。 同時に発表された新たな金利見通しでは、23年のFF金利予想中央値が5.1%となり、少なくとも0.75%ポイントの追加利上げが実施されることを示唆。FF金利予想中央値は市場予想をわずかに上回った。 目次…

  • 2022年11月米雇用統計 +26.3万人 失業率3.7% 平均時給+5.1%前年比(さ)

    【2022/12/03 ロイター】労働省が2日発表した11月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は26万3000人増で予想を上回った。景気後退を巡る懸念が高まっているものの、賃金も上昇した。しかし、米連邦準備理事会(FRB)が今月から利上げペースを減速する軌道に変化はないとみられる。 失業率は3.7%で横ばい。約18万6000人が労働市場から退出したことを反映した。 11月の時間当たり平均賃金は前月比0.6%上昇、前年比5.1%上昇した。10月は前月比0.5%上昇、前年比4.9%上昇だった。賃金の伸びは3月に前年比5.6%上昇し、ピークを付けたもよう。 家計調査によると、11月の労働参加率は…

  • 2022年10月米雇用統計 +26.1万人 失業率3.7% 平均時給+4.%前年比(さ)

    【2022/10/04 ロイター】米労働省が4日発表した10月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は市場予想を上回ったが失業率は3.7%に上昇、労働市場の緩みを示した。連邦準備理事会(FRB)による12月以降の利上げ幅縮小が可能なことを示唆する内容となった。 非農業部門雇用者数は26万1000人増。9月の増加幅は前回発表の26万3000人から31万5000人に上方修正された。ロイター調査によるエコノミスト予想は20万人増、レンジは12万人ー30万人増だった。失業率は9月の3.5%から3.7%に上昇した。 時間当たり平均賃金は前年比は4.7%増、9月は5.0%増だった。前年の大幅上昇分が計算上…

  • 2022年9月米雇用統計 +26.3万人 失業率3.5% 平均時給+5.0%前年比(さ)

    【2022/10/7 ロイター】米労働省が7日発表した9月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月から26万3000人増加した。伸びは8月(31万5000人増)から鈍化したものの、市場予想の25万人増を上回った。失業率は3.5%と、前月から0.2%ポイント低下した。労働市場がタイトなことが示され、連邦準備理事会(FRB)は当面は積極的な金融引き締め策を継続する見通しとなった。 9月の雇用者数は2021年4月以来の最小の伸びにとどまったものの、10年代の月間平均16万7000人を上回る。雇用者数の伸びは今年、月間平均42万人で推移している。 家計調査によると、9月は5万7000人が労働市場か…

  • FOMC 0.75%利上げ 経済見通し 2022年9月(さ)

    【2022/09/22 ブルームバーグ】米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、金融当局としてインフレを退治する姿勢を鮮明にした。米連邦公開市場委員会(FOMC)は20、21両日に開催した定例会合で、主要政策金利を0.75ポイント引き上げることを決定。0.75ポイントの利上げはこれで3会合連続。FOMCは今後について、市場予想よりさらに積極的な利上げに動くとのシグナルを発した。 目次 1. 今回のFOMCの結果 2. パウエル議長の会見のポイント 3. 経済見通し さーちゃん:1歳児。わからないことがいっぱい。冷静な女の子 はむすけ:私。証券営業マン。さーちゃんのパパ 1. 今回のFO…

  • 2022年8月米雇用統計 31.5万人増 失業率3.7% 平均時給5.2%前年比増+ジャクソンホール講演(さ)

    【2022/09/02 ロイター】米労働省が2日発表した8月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は市場予想を若干上回る伸びとなったものの、賃金の伸びが鈍化し、失業率が3.7%に上昇した。労働市場が緩み始めていることが示唆され、米連邦準備理事会(FRB)がリセッション(景気後退)を引き起こすことなく、米経済を鈍化させることができるという「慎重ながらも楽観的」な見方が広がった。 非農業部門雇用者数は前月比31万5000人増加。7月分は52万8000人増から52万6000人増に若干下方修正された。6─7月分では10万7000人分下方修正された。 8月は20カ月連続で雇用が増加。雇用は現在、パンデミ…

  • 2022年7月米雇用統計 52.8万人増 失業率3.5% 平均時給5.2%前年比増 +7月FOMC 利上げ0.75%(さ)

    【2022/08/05 ロイター】米労働省が5日発表した7月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比52万8000人増と予想を大きく上回り、就業者数は新型コロナ禍前の水準に回復した。失業率も3.5%に低下し、国内経済が景気後退(リセッション)には陥っていない状況を示した。 7月の雇用者数は2月以来の大幅増で、19カ月連続での雇用拡大となった。6月の雇用者数は39万8000人と、前回発表の37万2000人から上方修正。6月の失業率は3.6%だった。 ロイター調査では、雇用者数は25万人増、失業率は3.6%と予想されていた。雇用者数の予想レンジは7万5000人増ー32万5000人増と幅があった。 …

  • 2022年6月米雇用統計 37.2万人増 失業率3.6% 平均時給5.1%前年比増(さ)

    【2022/07/08 ロイター】米労働省が8日発表した6月の雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比37万2000人増加し、伸びは4カ月連続で35万人超えとなった。失業率は3.6%と、4カ月連続で横ばいで推移した。安定したペースでの賃金上昇も続いており、月内の米連邦公開市場委員会(FOMC)での75ベーシスポイント(bp)追加利上げを後押しする内容となった。 民間部門は新型コロナ禍中に失われた雇用を全て回復し、2020年2月の水準を14万人上回った。一方、政府はなお66万4000人下回る水準にある。 6月の時間当たり平均賃金は0.3%上昇。5月は0.4%上昇だった。前年同月比は5.1%上昇と、5…

  • 2022年6月FOMC 利上げ+0.75%の1.50~1.75% 今後の見通しは?+各国中銀(さ)

    【2022/06/16 日経】米連邦準備理事会(FRB)は15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で通常の3倍となる0.75%の利上げを決めた。上げ幅は1994年11月以来、27年7カ月ぶりの大きさ。金融緩和の縮小を始めてからもインフレの加速がとまらず、事前に示唆した利上げペースを上回る強硬策に出た。 短期金利の指標であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を1.50~1.75%に引き上げる。同時に発表したFOMCの参加者による2022年末時点での政策金利の見通しは3.4%。残り4回の会合でさらに1.75%の引き上げが必要となる。23年末の見通しは3.8%で、これが今回の利上げの「到達点」…

  • 気になったニュース盛り合わせ 2022/05/19~06/10

    個別で記事にするほどではないけど、ピックアップしておきたいニュースの盛り合わせです。 さらっと内容と評価をまとめます。 目次 1. 米機関投資家、IT株に見切り エネルギーに軸足(5/19) 2. インフラ株に資金シフト 収益、景気の影響受けにくく(6/3) 3. 世界の新興テック、2万人削減 4月以降(6/2) 4. 米企業、じわり採用抑制(6/3) 5. 米フィンテック株、期待剥落 ピーク比8~9割安(6/10) 6. 米SPAC失速、20兆円「塩漬け」 株価急落で600社合併未定(6/4) 7. 米住宅ローン申請、22年ぶり低さ 金利急上昇で需要細る(6/9) 8. 米インフレ高止まり、…

  • 2022年5月米雇用統計 39万人増 失業率3.6% 平均時給5.2%前年比増(さ)

    【2022/06/03 ロイター】米労働省が3日発表した5月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比39万人増と、市場予想の32万5000人を上回る伸びとなった。多くの人が労働市場に参入したにもかかわらず、失業率は3.6%と3カ月連続で横ばいで推移。米連邦準備理事会(FRB)が労働市場の引き締まり継続を背景に、積極的な利上げを進めていく可能性を示唆した。 米国の雇用者数は現在、新型コロナウイルスによるパンデミック(世界的大流行)前の水準まであと82万2000人のところまで回復。レジャー・接客、製造、卸売などを除く多くの部門で、パンデミックで失われた雇用の全てが回復された。 時間当たり平均賃金は…

  • 2022年4月米雇用統計 42.8万人増 失業率3.6% 平均時給5.5%前年比増(さ)

    【2022/05/06 ロイター】米労働省が6日発表した4月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比42万8000人増加した。市場予想(39万1000人増)を上回る堅調な伸びとなった。第1・四半期の国内総生産(GDP)は縮小したものの、米経済のファンダメンタルズが依然堅調である可能性が示された。 4月の失業率は3.6%と、前月から横ばいだった。 時間当たり平均賃金は前月比0.3%上昇と、伸びは前月の0.5%から鈍化。前年同月比では5.5%上昇。前月は5.6%伸びていた。 4月は約36万3000人が労働市場から撤退。労働参加率は62.2%と、2年ぶりの高水準だった前月の62.4%から低下した。 …

  • 2022年3月米雇用統計 43.1万人増 失業率3.6% 平均時給5.6%前年比増(さ)

    【2022/04/02 ロイター】米労働省が1日発表した3月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月より43万1000人増加し、堅調な伸びを示した。また失業率は3.6%と2020年2月以来、約2年ぶりの水準に改善した。2月の失業率は3.8%だった。 全体の就業者数もパンデミック前から約160万人減の水準まで回復した。 3月の市場予想は49万人増。ただ、20万人増から70万人増まで幅があった。 労働者が引き続き不足している中で、3月の時間当たり平均賃金はは前年同月比で5.6%上昇。2月は5.2%伸びていた。 目次 1. 雇用者数と失業率は? 2. 平均時給は? 3. PCEコアデフレータは? 4.…

  • 2022年3月FOMC 利上げ開始 +0.25%の0.25~0.50% 今後の見通しは?(さ)

    【2022/03/16 ロイター】 米連邦準備理事会(FRB)は15─16日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.25%ポイント引き上げ、0.25─0.50%とした。利上げは2018年12月以来3年3カ月ぶり。 同時に、経済は堅調であり、インフレ抑制のために必要であれば、今後の会合でより積極的な利上げを行うと表明した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)との闘いから、高インフレとウクライナ危機がもたらす経済リスクへの対応に軸足を移す。 年内に残り6回の会合でそれぞれ0.25%ポイントに相当する追加利上げを実施し、年末までに1.75─…

  • 2022年2月米雇用統計 67.8万人増 失業率% 平均時給5.1%前年比増(さ)

    【2022/03/04 ブルームバーグ】非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比67万8000人増-昨年7月以来の大幅な伸び。ブルームバーグ調査のエコノミスト予想予想中央値は42万3000人増。家計調査に基づく失業率は3.8%に低下-前月4%。市場予想3.9%。 平均時給は前月比ほぼ横ばい。前年同月比では5.1%増と、前月から伸びが鈍化した。週平均労働時間は34.7時間に増えた。 目次 1. 雇用者数と失業率は? 2. 平均時給は? 3. PCEコアデフレータは? 4. ISM景気指数は? 5. まとめ さーちゃん:1歳児。わからないことがいっぱい。冷静な女の子 はむすけ:私。証…

  • 2022年1月米雇用統計 46.7万人増 失業率4.0% 平均時給5.7%前年比増(さ)

    【2022/02/05 ロイター】米労働省が4日発表した1月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比46万7000人増と、市場予想の15万人増を大幅に上回った。1月は新型コロナウイルスの感染拡大により消費者向けの事業活動が影響を受けたものの、労働市場の基調的な底堅さを示し、米連邦準備理事会(FRB)による3月利上げに向けた下地を整える内容となった。 1月の失業率は4.0%。2021年12月の3.9%からは小幅悪化した。 賃金は上昇した。時間当たり平均賃金は前年同月比5.7%増と、20年5月以来の大幅な伸びを記録。 また、現在は職を探していないが働く用意のある人(縁辺労働者)や正社員になりたいが…

  • 2022年1月FOMC 利上げは3月!?その後は・・・ (さ)

    【2022/01/27 日経】米連邦準備理事会(FRB)は26日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明文で、政策金利を「まもなく引き上げるのが適切だ」と表明した。パウエル議長は記者会見で「委員会は(次回の)3月会合で利上げに適切な条件が整うと想定している」と語った。保有資産の縮小も「利上げプロセスの開始後に取り組む」と述べ、インフレ抑制に向けて金融引き締めを進める考えを示した。 パウエル議長は利上げ後に保有資産を減らす量的引き締め(QT)にも取り組む考えを示した。コロナ危機後に2倍以上に膨らみ、約9兆ドルに達したFRBの総資産は大きくなりすぎたとの認識を示し「大幅に縮小する必要がある」と語…

  • 2021年12月米雇用統計 19.9万人増 失業率3.9% 平均時給4.7%前年比増(さ)

    【2022/01/07 ロイター】米労働省が7日発表した2021年12月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比19万9000人増と、市場予想の40万人増を下回った。労働力不足が重しとなった。新型コロナウイルスの感染拡大で経済活動が混乱する中、短期的には雇用の伸びは緩やかな状態が続く可能性がある。 同時に、12月の失業率は22カ月ぶりの低水準となる3.9%と、前月の4.2%から改善し、労働市場がタイトな状態になっていることが示された。市場予想は4.1%だった。 しかし、雇用者数は依然として20年2月のピークを360万人下回っている。 労働市場の逼迫を反映し、時間当たり平均賃金は前月比0.6%上…

  • 2022年 元日

    あけましておめでとうございます 今年も宜しくお願い申し上げます 昨年はセルフコントールを目標にしました。 コントロールするために行動を決めまして、解消とセットにしました。 今年はたくさん失敗しようと思います。 ダメで元々の精神で心を応援したしながら😃

  • FRB,BOE,ECB,BOJ 金融政策の方向転換(さ)

    【2021/12/16 日経】米連邦準備理事会(FRB)は15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、米国債などの資産を購入する量的緩和縮小(テーパリング)の加速を決めた。終了時期の想定を2022年6月から同3月へ前倒しし、22年中に計3回の政策金利の引き上げを見込む。 テーパリング終了から利上げまで「それほど長い時間の遅れはないだろう」と話した。物価を押し上げている供給制約が徐々に解消されることに引き続き期待を示しつつも、高インフレが定着しかねないリスクに対応すると強調した。FRBの保有資産縮小に関しては「まだ何も決めていない」と述べた。 次いで23年3回、24年2回と3年間で計8回の利上げ…

  • 2021年1月米雇用統計 21万人増 失業率4.% 平均時給4.8%前年比増(さ)

    【2021/12/04 ロイター】米労働省が3日発表した11月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月より21万人増加した。55万人増を見込んでいた市場予想を大幅に下回り、昨年12月以降で最も低い伸びとなった。 連邦政府による失業給付が9月上旬に終了して以来、11月は全く反映されていない月として2カ月目となる。10月の雇用者数の増加幅は、当初発表の53万1000人から54万6000人へ上方改定された。雇用者数は2020年2月のピーク時を390万人下回っている。 11月の失業率は4.2%と10月の4.6%から改善し、2020年2月以来の低水準となった。 時間当たり平均賃金は前月比0.3%増、前年同…

  • 2021年10月米雇用統計 53.1万人増 失業率4.6% 平均時給4.9%前年比増(さ)

    【2021/11/05 ロイター】米労働省が5日発表した10月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月より53万1000人増加した。予想されていた以上の増加幅となり、第4・四半期の初めに経済活動が勢いを取り戻したことをより鮮明に示した。今夏の新型コロナウイルス感染者数の急拡大が収まったことを受けた。 9月の雇用者数の増加幅も、当初発表の19万4000人から31万2000人へ上方改定された。雇用者数は2020年2月に付けたピークと比べるとなお420万人低い水準にある。年初からの月ごとの伸びの平均は58万2000人。 10月の市場予想は45万人増だった。9月初めに連邦政府の失業手当が終了し、学校が再…

  • 2021年9月米雇用統計 19.4万人増 失業率4.8% 平均時給4.6%前年比増(さ)

    【2021/10/08 ロイター】米労働省が8日発表した9月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比19万4000人増だった。9カ月ぶりの小幅な増加にとどまり、市場予想の50万人増を大きく下回った。政府部門の教育関連の減少が目立った。 8月の雇用者数は当初の23万5000人増から36万6000人増へ上方改定された。 9月の失業率は4.8%と、8月の5.2%から改善し、18カ月ぶりの低水準となった。職探しを断念する動きも低下の一因となっている。 時間当たり平均賃金の伸びは加速し、前月比0.6%増加した。 米労働局のレポートから計算した平均時給の前年比は+4.6%でした。U-6は前月比0.3%改善…

  • 2021年8月米雇用統計 23.5万人増 失業率5.2% 平均時給4.3%前年比増(さ)

    【2021/09/04 ロイター】米労働省が3日発表した8月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比23万5000人増と、市場予想の72万8000人増を大きく下回り、過去7カ月間で最も低い伸びにとどまった。新型コロナ変異ウイルス「デルタ株」の感染拡大に伴い、飲食業中心に採用を手控える動きが広がった。 こうした中、8月の失業率は5.2%と、7月の5.4%から改善。1年5カ月ぶりの低水準になった。ただ、調査で「雇用されているが休職中」と誤って回答している人がいるため、低めの数字に抑えられており、こうした要因を除いた場合、失業率は5.5%に高止まったもようだ。現在は職を探していないが働く用意のある人…

  • 気になったニュース盛り合わせ 2021/7/28~8/20

    個別で記事にするほどではないけど、ピックアップしておきたいニュースの盛り合わせです。 さらっと内容と評価をまとめます。 目次 1. 雇用保険料引き上げ 22年度にも 2. イングランド銀行 政策金利0.5%で資産縮小開始 3. 日本 食品値上げ 4. 上場企業 純利益2.8倍 1. 雇用保険料引き上げ 22年度にも 【2021/07/28 日経】厚生労働省は雇用保険の保険料率を引き上げる検討に入る。新型コロナウイルス感染拡大で雇用調整助成金の給付が増え、財源が逼迫しているためだ。国費投入のほか、企業や働く人の負担も増える。 積立金に余裕があったため16年度以降、保険料率を下げている。健全化に向…

  • 2021年7月米雇用統計 94.3万人増 失業率5.4% 平均時給4.0%前年比増(さ)

    【2021/08/06 ロイター】 米労働省が6日発表した7月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比94万3000人増加した。サービス業の労働需要が高まる中、米経済が力強い勢いを保ったまま下半期に入ったことが確認された。 市場予想は87万人増。ただ予想レンジは35万─160万人増と幅広かった。雇用者数は今年に入り430万人増加。しかし新型コロナウイルス禍前の2020年2月に付けたピークをなお570万人程度下回っている。 失業率は5.4%と、前月の5.9%から低下し、20年3月以来1年4カ月ぶりの低水準となった。 7月の時間当たり平均賃金の伸びは前月比で0.4%。低賃金の業界がけん引し、前年同…

  • 2021年6月米雇用統計 85万人増 失業率5.9% 平均時給3.6%前年比増(さ)

    【2021/07/02 ロイター】 米労働省が2日発表した6月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比85万人増と、5月の58万3000人増から伸びが加速し、10カ月ぶりの大幅増となった。企業が人材の確保に向けて賃金を引上げ、奨励金を提供する中、労働需給の逼迫(ひっぱく)が和らぎつつある兆候を示唆した。 失業率は5.9%と、5月の5.8%から悪化した。市場予想は5.7%だった。しかし、現在は職を探していないが働く用意のある人(縁辺労働者)や正社員になりたいがパートタイム就業しかできない人を含む広義の失業率(U6)は9.8%と、5月の10.2%から低下し、15カ月ぶりの水準に改善した。 時間当た…

  • 気になったニュース盛り合わせ 2021/6/14~6/25

    個別で記事にするほどではないけど、ピックアップしておきたいニュースの盛り合わせです。 さらっと内容と評価をまとめます。 目次 1. G7 中国を強烈に敵対視 2. 6月FOMC 利上げ2023年に前倒し 3. バイデン大統領 超党派でインフラ投資計画 合意 1. G7 中国を強烈に敵対視 【2021/06/14 日経】主要7カ国首脳会議(G7サミット)は13日午後、閉幕した。共同宣言で「台湾海峡の平和と安定の重要性を強調し、両岸問題の平和的解決を促す」と言及した。「自由や平等、人権の保護などの力を使って挑戦に打ち勝つ」と記し、民主主義諸国の結束を訴えた。 さて、G7ではバイデン大統領が先進国の…

  • 2021年5月米雇用統計 55.9万人増、失業率5.8%、平均時給 前年比2.0%増(さ)

    【2021/06/04 ロイター】米労働省が4日発表した5月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比55万9000人増と、市場予想の65万人に届かなかったものの、底堅い伸びを示した。 業種別では、レジャーの伸びが目立ち29万2000人増加。飲食も18万6000人増えた。製造業は2万3000人伸びる一方、建設は2万人減少した。政府関連は6万7000人増加した。 時間当たり平均賃金の伸びは前月比で0.5%。前月は0.7%だった。前年同月比の伸びは2.0%と前月の0.4%から急拡大。 失業率は6.1%から5.8%に改善。 広義の失業率(U6)は10.2%と前月の10.4%から改善しました。(米労働省…

  • 2021年ゴールデンウイーク後に起こった世界同時株安の真相

    ゴールデンウイーク後に起きた世界同時株安について真相を考察します。 目次 1. 世界同時株安 2. 相場で言われている原因 3. 本当の真相 1. 世界同時株安 まず相場でどういう反応が出たかを整理します。5/7とその後の安値の比較です。 ・NYダウ 34777$ →→→ 33587$ -1190$ -3.4%・ナスダック 13752pt →→→ 13031pt ‐721pt -5.2% ・S&P500 4232Pt →→→ 4063pt -169pt -3.9% ・日経平均 29357円 →→→ 27448円 -1909円 -6.5% ・TOPIX 1933pt →→→ 1849pt -84…

  • 2021年4月米雇用統計 26.6万人増、失業率6.1%、平均時給 前月比0.7%増(さ)

    【2021/05/07 ロイター】 米労働省が7日発表した4月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比26万6000人増と、市場予想の97万8000人増を大幅に下回る伸びとなった。労働力不足が要因となった可能性がある。政府からの大規模な支援を背景に米経済が再開される中、企業は旺盛な需要への対応に追われている。 4月の失業率は6.1%と、3月の6.0%から上昇した。コロナ禍で発生した「雇用されているが休職中」の人の扱いがかく乱要因となっている。 労働者が不足する中、雇用主は賃金を引き上げ、従業員の労働時間は拡大した。時間当たり賃金は0.7%上昇。3月は0.1%低下していた。平均週間労働時間は0.…

  • 気になったニュース盛り合わせ 2021/4/23~4/29

    個別で記事にするほどではないけど、ピックアップしておきたいニュースの盛り合わせです。 さらっと内容と評価をまとめます。 目次 1. カナダ中銀 緩和策見直し 2. 日銀政策決定会合 結果 4/27 3. バイデン大統領 施政方針演説 4. FOMC 結果 4/28 1. カナダ中銀 緩和策見直し 【2021/4/23 日経】カナダ銀行(中央銀行)は21日、国債購入の減額を決めた。ワクチンの普及で景気回復の加速を見込むほか、住宅価格の高騰といった緩和の副作用も意識する。 22年後半にかけて失業が解消に向かい、物価上昇率は目標の2%程度で安定するとみる。シナリオ通りに進めば資産購入はさらに段階的に…

  • 中国 全人代2021 21~25年第14次5カ年計画(さ)

    【2021/03/06 日経】中国で年に1度の重要会議、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が5日、北京で開幕した。2035年に「1人あたり国内総生産(GDP)を中等先進国の水準に」との長期目標を公表した。ここから試算した中国のGDPは25年に米国の76%に達し「米中対等時代」が近づく。 中国は21~25年の第14次5カ年計画も公表した。注目された5年平均の経済成長率の目標は「合理的な範囲を保つ。毎年の状況に応じて打ち出す」とだけ記した。 5カ年計画は外需に頼りすぎない新たな経済政策の基本方針も盛った。中間層を厚くし、内需中心の持続的な成長をめざす。融和的外交関係を背景に、輸出主導で高速成長…

  • 2021年3月米雇用統計 91.6万人増、失業率6.0%、平均時給4.2%増 +バイデン大統領 BBB第一弾(さ)

    【2021/04/02 ロイター】米労働省が2日発表した3月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比91万6000人増と、市場予想の64万7000人増を上回った。 3月は全ての業種で雇用者数が増加したほか、労働参加率も上昇した。失業率は6.0%と、2月の6.2%から低下。 時間当たり賃金は前年同月比4.2%増だった。 【2021/04/02 ブルームバーグ】「U6」と呼ばれる不完全雇用率は10.7%に低下。 【2021/04/01 ブルームバーグ】米供給管理協会(ISM)が発表した3月の製造業総合景況指数は、1983年以来の活動拡大ペースを示した。新規受注と生産がそれぞれ17年ぶりの高水準とな…

  • 日銀 金融政策決定会合 結果まとめ(後編)(さ) より効果的で持続的な金融緩和を実施していくための点検

    3月の世界的な市場変動を経て、中央銀行はどういう判断をするのか。 注目の金融政策決定会合の結果まとめです。 前後編になります。 日銀の点検結果を優しい言葉で述べます。 目次 1.日銀 金融政策決定会合の結果 2.イールドカーブコントロールの点検 3.連続指値オペ制度 4.貸出促進付利制度 5.日銀が考える物価が上がらない理由 6.まとめ(時間のない人はここだけでOK) さーちゃん:0歳児。わからないことがいっぱい。冷静な女の子 はむすけ:私。証券営業マン。さーちゃんのパパ 1.日銀 金融政策決定会合の結果 【2021/03/19 日経】日銀は19日の金融政策決定会合で、金融緩和の長期化を見据え…

  • FRB、ECB 金融政策決定会合 結果まとめ(前編)(さ)

    3月の世界的な市場変動を経て、中央銀行はどういう判断をするのか。 注目の金融政策決定会合の結果まとめです。 前後編になります。 目次 1.FRB 2.ECB さーちゃん:0歳児。わからないことがいっぱい。冷静な女の子 はむすけ:私。証券営業マン。さーちゃんのパパ 1.FRB 【2021/03/18 日経】米連邦準備理事会(FRB)は17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、少なくとも2023年末までゼロ金利政策を維持する方針を表明した。同時に新型コロナウイルス危機から景気は大きく持ち直すとし、21年中に物価上昇率が目標の2%を突破すると予測した。FRBは景気回復後も長期緩和を維持する構えで、…

  • 気になったニュース盛り合わせ 2021/02/10~03/10

    個別で記事にするほどではないけど、ピックアップしておきたいニュースの盛り合わせです。 さらっと内容と評価をまとめます。 今回は、昨年よく「実体経済は回復していない」と言われましたが実態を整理します。 目次 1. 世界の企業 業績コロナ前回復 2. 日本の企業 上方修正3社に1社 3. EUが借金残高より景気回復重視に 4. アメリカ 15万円配ります法案 可決見通し 5. 英国 法人税引き上げ 6. OECD 2021年世界成長 上方修正 1. 世界の企業 業績コロナ前回復 【2021/02/10 日経】世界の主要企業の2020年10~12月期は、純利益が新型コロナウイルスの影響がなかった前年…

  • 2021年2月米雇用統計 37.9万人増、失業率6.2%、平均時給5.3%増(さ)

    【2021/03/06 ブルームバーグ】 米雇用者数は2月に市場の予想以上に増加し、失業率は低下した。労働市場は期待外れな動向が過去数カ月続いたあと、再び前進しつつあることが示唆された。 非農業部門雇用者数は前月比37万9000人増。ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は20万人増。 民間雇用者数は46万5000人増(前月は9万人増)。この中には食品サービスや小売り、ヘルスケア、製造業などの雇用増が含まれる。外食関連の雇用は28万6000人増で、昨年7月以来の大幅な伸びとなった。 家計調査に基づく失業率は6.2%に低下-前月6.3%。市場予想6.3%。「U6」と呼ばれる不完全雇用率は11…

  • 2021年1月米雇用統計 4.9万人増、失業率6.3%、平均時給5.4%増

    【2021/02/05 ロイター】米労働省が5日発表した1月の雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比4万9000人増と、伸びは市場予想の5万人増を下回った。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)からの回復を支援する政府の追加対策が必要な状況が浮き彫りとなった。 失業率は6.3%で、前月の6.7%から改善したものの、コロナ禍に伴う「雇用されているが休職中」の人の扱いが引き続きデータのゆがみとなっている可能性がある。このゆがみがなければ、失業率は6.9%だった。また、求職活動をあきらめる動きも失業率低下の一因とみられる。 統計では、高額労働者と低額労働者の間で格差拡大の動きも見られた。時間…

  • 2020年12月米雇用統計 14万人減、失業率6.7%、平均時給5.1%増

    【2021/01/09 ロイター】米労働省が8日に発表した2020年12月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比14万人減少し、8カ月ぶりに悪化に転じた。国内でなお猛威を振るう新型コロナウイルスにより、パンデミック(世界的大流行)禍からの回復が一時的に失速する可能性を示唆した。 失業率は6.7%と横ばい。市場予想は6.8%だった。ただ、コロナ禍で発生した「雇用されているが休職中」の人の扱いが引き続きデータのゆがみとなっている可能性がある。このゆがみがなければ、失業率は約7.3%だった。 時間当たりの平均賃金の伸びは前月比0.8%と、前月の0.3%から拡大。前年同月比では5.1%伸びた。労働時…

  • 2021 元日

    新年のお慶を申し上げます🌅 旧年中は大変お世話になりました。本年もこのブログをよろしくお願い申し上げます。 昨年はセルフコントロールを掲げました。少しは板についてきたように思います。 今年はセルフコントロールに加えて、他者に有効に働きかけるように心がけたいと思います。

  • 気になったニュース盛り合わせ 2020/12/04~12/21

    個別で記事にするほどではないけど、ピックアップしておきたいニュースの盛り合わせです。 さらっと内容と評価をまとめます。 目次 1. 後期高齢者の医療費窓口負担 1割→2割に引き上げ 2. ECB 追加緩和 3. FRB 緩和策の長期維持を宣言 4. 日銀 資金繰り支援策を延長 5. 日本 追加経済対策 73兆円 6. 米国 追加コロナウイルス対策 93兆円 1. 後期高齢者の医療費窓口負担 1割→2割に引き上げ 【2020/12/04 日経】75歳以上の高齢者の医療費の窓口負担を巡り、菅義偉首相が予定通り2022年度に1割から2割に引き上げる意向を固めた。議論が大詰めを迎えるなか、与党では「痛…

  • 2020年11月米雇用統計 24.5万人増 失業率6.7% 平均時給3.1%前年比増(さ)

    【2020/12/04 ロイター】 米労働省が4日に発表した11月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比24万5000人増と、前月の61万人増(改定)から伸びが大幅に鈍化した。新型コロナウイルス感染が再拡大し、政府の財政支援に欠く中、雇用者の伸びは5カ月連続で減速し、5月以降で最小の増加となった。 市場予想の46万9000人増も下回った。 失業率は6.7%と、前月の6.9%から改善。市場予想は6.8%だった。 平均時給は前年同月比3.1%増 目次 1. 雇用者数と失業率は? 2. 平均時給は? 3. PCEコアデフレータは? 4. ISM景気指数は? 5. まとめ さーちゃん:0歳児。わから…

  • 中国 第19期5中全会 5か年計画まとめ(さ)

    【2020/10/30 日経】中国共産党の重要会議、第19期中央委員会第5回全体会議(5中全会)は29日に閉幕した。2021~25年の「第14次5カ年計画」の骨格などを固めた。35年に「1人当たり国内総生産(GDP)を中等先進国並みにする」との目標を掲げた。対米摩擦の長期化に備え、消費など内需を拡大し自力での安定成長をめざすが、道のりは険しい。 目次 0. はじめに 1. 産業強化 エネルギー革命、デジタル化推進 2. 双循環 消費市場の影響力を増す 3. 一路一帯 外への拡大 4. 平安中国 新しい安全保障 5. 香港マカオを管轄 6. 2035年 一人当たりGDPを中等先進国並み、CO2排…

  • 気になったニュース盛り合わせ 2020/10/30~10/20

    個別で記事にするほどではないけど、ピックアップしておきたいニュースの盛り合わせです。 さらっと内容と評価をまとめます。 目次 1. 米7~9月GDP 33%増 2. ユーロ圏7~9月GDP12%増も10~12月経済見通し 0.1%減 3. 欧州でコロナ再規制 4. EU各国に歳出圧力 5. 英中銀 量的緩和拡大 1. 米7~9月GDP 33%増 【2020/10/30 日経】米商務省が29日発表した7~9月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は、前期比年率換算で33.1%増加した。新型コロナウイルス禍で30%超のマイナス成長となった前期から持ち直したが、コロナ危機前に比べ3.5%小…

  • 2020年10月米雇用統計 63.8万人増 失業率6.9% 平均時給4.5%前年比増(さ)

    【2020/11/06 ロイター】 米労働省が6日に発表した10月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比63万8000人増と、前月の67万2000人増から伸びが鈍化した。 失業率は6.9%と、前月の7.9%から改善した。予想は7.7%だった。ただ、コロナ禍で発生した「雇用されているが休職中」の人の扱いが引き続きデータのゆがみとなっており、これを除くと失業率は約7.2%だった。 業種別では、娯楽・宿泊の雇用者数が27万1000人増加し、全体の伸びの4割強を占めた。専門職・企業サービスは20万8000人増加。製造業は3万8000人、建設業は8万4000人、それぞれ増加した。小売りは10万4000…

  • 2020米大統領選 直前予想

    2020年の大イベント アメリカ大統領選挙の投票日が迫ってきました。 両候補の政策をおさらいして11/3に備えましょう。 目次 1. トランプ大統領の政策 2. バイデン候補の政策 3. 接戦州の状況は? 4. はむすけの予想は 5. おまけ 1. トランプ大統領の政策 【2020/8/24 日経】トランプ米大統領は23日、11月の大統領選に向けて2期目に実現をめざす公約の骨格を発表した。雇用再生や中国への強硬策に力点を置き、「米国第一」を一段と先鋭化させる内容だ。再選のカギを握る白人労働者や保守層の支持固めを狙う。 さて、トランプ大統領の特徴は減税と関税です。中国への圧力を通じて米国の産業を…

  • 気になったニュース盛り合わせ 2020/10/10~10/20

    個別で記事にするほどではないけど、ピックアップしておきたいニュースの盛り合わせです。 さらっと内容と評価をまとめます。 目次 1. 中国 禁輸リストで米国に対抗 2. 中国 成長率 コロナ前に戻る 3. IMF ケチケチ政策から転換す? 1. 中国 禁輸リストで米国に対抗 【2020/10/10 日経】中国は戦略物資やハイテク技術の輸出管理を強化する新しい法律をつくる。安全保障を理由に、禁輸企業リストを作成し、特定企業への輸出を禁止できるようにする。狙いは通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)など中国企業への禁輸措置を強める米国への対抗だ。 さて、米国のファーウェイやTikTokへの攻撃に対し…

  • 2020年9月米雇用統計 66.1万人増 失業率7.9% 平均時給0.1%前月比増(さ)

    【2020/10/2 ブルームバーグ】米雇用者数は9月に伸びが減速し、多くの労働者が職探しを断念、景気回復が鈍化しつつあることが示唆された。新型コロナウイルス感染症(COVID19)のワクチンや新たな政府支援がない中、米国は厳しい状況に置かれている。 月の平均時給は前月比0.1%増で、市場予想を下回った。 キーポイント 9月の非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比66万1000人増 ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は85万9000人増 前月は149万人増(速報値137万人増)に上方修正 家計調査に基づく失業率は7.9%に低下 市場予想は8.2%への低下 前月は8…

  • プラスリターンのために重要なこと (さ)

    前回リスクとは専門用語であると記事にしました。その続編です。 プラスリターンにするにはどうすればいいのでしょうか。 大切なのは”時間”です。 目次 1. 長期投資の結果は? 2. ”時間”を使うとは? 3. より効率的な方法は外国株式!? 4. 最終的に株式が優位な理由 5. まとめ さーちゃん:0歳児。わからないことがいっぱい。冷静な女の子 はむすけ:私。証券営業マン。さーちゃんのパパ 1. 長期投資の結果は? さーちゃん:とても続編の制作に時間がかかったわね! はむすけ:約5か月かかったね。すまぬ。 さーちゃん:それなら早速プラスリターンにするにはどうすればいいか教えてもらおうじゃないの!…

  • 気になったニュース盛り合わせ 2020/09/11~9/18

    個別で記事にするほどではないけど、ピックアップしておきたいニュースの盛り合わせです。 さらっと内容と評価をまとめます。 3中銀が政策発表をしています。 目次 1. 欧州中銀 政策維持 2. FRB フォワードガイダンスで2023年まで利上げなし 3. 日銀 政策維持 4. 菅首相 国民のために働く内閣 5. EU 一般教書演説 温暖化ガス削減 1. 欧州中銀 政策維持 【2020/09/11 日経】欧州中央銀行(ECB)は10日開いた政策理事会で、金融緩和政策の維持を決めた。欧州では消費者物価上昇率がマイナスに転じ、デフレ懸念が高まっている。ユーロも上昇傾向にあり、ラガルド総裁は記者会見で為替…

  • 2020年8月米雇用統計 137万人増 失業率8.4% 平均時給4.7%増(さ)

    【2020/09/05 ブルームバーグ】米国では8月に雇用者数が増加し、これで4カ月連続での労働市場改善となった。新型コロナウイルス感染のパンデミック(世界的大流行)が収まらず、議会では追加支援対策を巡る協議が行き詰まっているものの、景気回復継続への期待を抱かせる内容となった。 キーポイント 8月の非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比137万人増 ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は135万人増 8月の増加幅には、国勢調査のため臨時雇用された23万8000人が含まれる 家計調査に基づく失業率は8.4%に低下 市場予想は9.8%への低下 前月は10.2% 目次 1…

  • 気になったニュース盛り合わせ 2020/08/29

    個別で記事にするほどではないけど、ピックアップしておきたいニュースの盛り合わせです。 さらっと内容と評価をまとめます。 目次 1. 雇調金特例 延長 2. コロナ対策 ポイントは? 3. トランプ大統領 共和党指名受諾演説 4. FRB オーバーシュートコミットメントをパクる 1. 雇調金特例 延長 【2020/08/29 日経】厚生労働省は28日、雇用を維持して従業員に休業手当を支払う企業向けの雇用調整助成金について、9月末までだった特例措置の期限を12月末まで延長すると発表した。 特例措置で1人1日あたり助成上限額を1万5千円に引き上げ、助成率は中小企業で3分の2を最大10割にしている。6…

  • 安倍首相 辞任表明 (さ)

    【2020/08/28 日経】安倍晋三首相(自民党総裁)は28日夕、首相官邸で記者会見し、辞任する意向を表明した。持病の潰瘍性大腸炎が8月上旬に再発し「体力が万全でない中、政治判断を誤ることがあってはならない」と説明した。新総裁が決まり次第、内閣総辞職する。自民党総裁選は9月中旬までに実施する。 自民党は次期総裁選びの手続きに着手した。28日の緊急役員会合で党総裁選の時期、形式について二階俊博幹事長に一任した。9月1日の党総務会で正式に決める。党幹部は28日夜、「遅くとも9月15日までに新総裁を決める」と明言した。 選出後に衆参両院で首相指名選挙を実施し、新内閣を発足させる。新総裁の任期は安倍…

  • 気になったニュース盛り合わせ 2020/8/11~8/22

    個別で記事にするほどではないけど、ピックアップしておきたいニュースの盛り合わせです。 さらっと内容と評価をまとめます。 目次 日本企業決算まとめ 増益予想3割 4~6月GDP 年率換算27%減 米大統領選 バイデン氏 公約 欧米ファンドの金購入増加 1. 日本企業決算まとめ 増益予想3割 【2020/08/11 日経】上場企業の2021年3月期の業績予想の開示が広がってきた。7日までの開示を集計すると、純利益は前期比36%減となり3期連続の減益となる見通しだ。上場企業全体で赤字となったリーマン・ショック時の09年3月期以来の落ち込みとなる。 7日時点で今期予想を開示した企業は全体の66%になっ…

  • 気になったニュース盛り合わせ 2020/7/29~8/8

    個別で記事にするほどではないけど、ピックアップしておきたいニュースの盛り合わせです。 さらっと内容と評価をまとめます。 目次 地銀、定期預金金利 下げ 7月FOMC 次回に布石? ユーロ圏 GDP40.3%減 ブラジル 利下げ 1.地銀、定期預金金利 下げ 【2020/7/29 日経】 日本経済新聞の調べによると、全国の地銀(64行)と第二地銀(38行)のうち85%に当たる87行が、4月から7月28日までの間に金利を0.002%へ下げていた。改定後の金利は新たに口座を設けたり、満期を迎えて継続したりした預金者が対象となる。 さて、日本の預金者の皆様には痛い話です。否、もう低金利に慣れているので…

  • 2020年7月米雇用統計 176万人増 失業率10.2% 平均時給0.2%増(前月比)(さ)

    [2020/08/07 ロイター] - 米労働省が7日に発表した7月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月から176万3000人増となった。伸びは予想の160万人を上回ったものの、過去最大となった前月の479万1000人からは大きく鈍化。 7月の失業率は10.2%と、6月の11.1%から改善。 時間当たり平均賃金は前月比0.2%増と、予想の0.5%減に反して増加した。労働参加率は61.4%だった。 さて、雇用統計です! 目次 雇用者数と失業率は? 平均時給は? PCEコアデフレータは? まとめ さーちゃん:0歳児。わからないことがいっぱい。冷静な女の子 はむすけ:私。証券営業マン。さーちゃんの…

  • 気になったニュース盛り合わせ 2020/7/10~7/19

    個別で記事にするほどではないけど、ピックアップしておきたいニュースの盛り合わせです。 さらっと内容と評価をまとめます。 目次 1.英国 付加価値税 下げ 2.米大統領候補バイデン氏 経済対策案 75兆円と220兆円 3.米大統領トランプ氏 追加経済対策案を検討 210兆円 4.日銀政策決定会合 要旨 5.中国GDP 4~6月 前年比+3.2% 1.英国 付加価値税 下げ 【2020/07/10 日経】英政府は8日、追加の経済対策として飲食、宿泊、娯楽の業界を対象に、日本の消費税にあたる「付加価値税」の税率を現行の20%から5%へ引き下げると発表した。新型コロナウイルスの打撃が大きい業界を支える…

  • 2020年6月米雇用統計 480万人増、失業率11.1%、平均時給5.0%増(さ)

    【ブルームバーグ 2020/07/02】米国の労働市場は6月に改善ペースが加速した。経済活動を再開する地域が広がったことが背景にある。ただ、新型コロナウイルスの新規感染例が増加する中、失業保険申請件数は高止まりしている。 キーポイント 6月の非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比480万人増 ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は323万人増 前月は270万人増(速報値250万人増)に上方修正 家計調査に基づく失業率は11.1%に低下 市場予想は12.5%への低下 前月は13.3% 過去数カ月の統計では、失業者とみなされるべき多くの回答者が、雇用されていると誤って分…

  • ドイツ 新型コロナ追加対策 消費減税+EUは増税したい(さ)

    【2020/06/04 日経】ドイツのメルケル政権は3日夜(日本時間4日朝)、2020~21年に実施する総額1300億ユーロ(約16兆円)規模の新たな景気対策をまとめた。消費税に相当する付加価値税を期間限定で3%引き下げ16%にすることや、子育て家庭への現金給付などを盛り込んだ。新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ消費や投資の回復を後押しする狙いで、ドイツ政府は追加の国債発行などで必要な資金を調達する見通しだ。 【ブリュッセル=竹内康雄】欧州連合(EU)が新規財源を導入する検討に入った。EUは新型コロナウイルスで打撃を受けた経済復興のために復興基金を設ける方針で、市場から資金を調達する。 新規…

  • 2020年6月 FOMC 結果まとめ+5月米国小売売上高 前月比+17.7%(さ)

    【2020/06/10 日経】米連邦準備理事会(FRB)は10日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、少なくとも2022年末までゼロ金利を維持する長期の金融緩和方針を表明した。量的緩和政策の購入目標も明示し、米国債などを月1200億ドル買い入れる。パウエル議長は「米経済の先行きは極めて不透明だ」として、量的緩和の拡大など3つの追加策を検討する考えを示した。 【2020/06/17 日経】米商務省が16日発表した5月の小売売上高(季節調整済み)は前月比17.7%増加した。4カ月ぶりの増加で統計を開始した1992年以来過去最大の上げ幅となり、ダウ・ジョーンズまとめの市場予測(7.7%程度の増加)を…

  • 2020年 中国全人代 結果まとめ(さ)

    【2020/05/22 日経】中国で年に1度の重要会議、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が22日、北京の人民大会堂で開幕した。李克強(リー・クォーチャン)首相は所信表明にあたる政府活動報告で「感染症対策は大きな戦略的成果を収めている」と述べたが、終息宣言は見送った。2020年の経済成長率の目標設定は見送り、景気対策として財政出動を拡大する方針を示した。 【2020/05/23 日経】 【2020/05/29 日経】 さて、注目の中国全人代が閉幕しました。かなり時間がたってしまいましたが要点をまとめておきます。 目次 1.全人代って? 2.経済成長率目標 3.財政政策 4.金融政策 5.市…

  • 2020年5月米雇用統計 250万人増、失業率13.3%、平均時給6.7%増(さ)

    【ブルームバーグ 2020/06/05】米国の労働市場は5月に改善した。失業率は市場の上昇予想に反して低下し、雇用者数も予想外に増加した。新型コロナウイルス感染拡大が引き起こした景気低迷から、想定より早く景気が回復しつつあることが示唆された。 キーポイント・5月の非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比250万人増・ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は750万人減だった・前月は2070万人減(速報値2050万人減)に下方修正-1939年の統計開始後で最大の減少・家計調査に基づく失業率は13.3%に低下・市場予想は19%への上昇・前月は14.7% 5月の平均時給は前年同月比…

  • FOMC議事録 2020年4月分 FRBもイールドカーブコントロールを検討!?

    【ブルームバーグ 2020/05/21】米連邦公開市場委員会(FOMC)が4月28、29両日に開いた会合で、当局者らは新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が米経済に深刻な脅威となっているとの認識で一致し、金融安定に対するリスクへの懸念を示した。連邦準備制度理事会(FRB)が20日に議事要旨を公表した。 金融当局の政策意図を「今後の会合で」明確化することについても議論が行われた。一部の年限を目標にする、イールドカーブコントロールとして知られる政策も限定的に話し合われたとしている。 FOMCが利上げを検討するに際しては「一定水準の失業率やインフレ率を達成する必要がある」といった条件を詳…

  • EU 共通債券の発行を決める(さーちゃん編)

    【2020/05/28 日経】欧州連合(EU)の欧州委員会は27日、新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ経済の復興計画案を公表した。新たに補助金と融資からなる7500億ユーロ(約89兆円)の基金を創設する。すでに合意した支援策と合わせ、総額は1.85兆ユーロ(約220兆円)規模になる。 EUが5千億ユーロ分の債券を発行して市場からお金を調達し、被害が大きいイタリアなど南欧に回す。補助金となるため、返済の必要はない。 市場から調達した資金をどう返すのかも定まっていない。欧州委によると、債券の償還期間は30年を想定する。償還には加盟国によるEU予算への拠出額を増やすのに加え、デジタル課税や排出量取…

  • リスクとは 意外と気付かない業界用語(さーちゃん編)

    「投資にはリスクが伴います」とか「ローリスク、ハイリターンな商品」とか「出来ればリスクは回避したいよね」とか「あいつを誘うのはリスク高いだろ」とかよく言われますが、仕事をしていて一般的に使われる『リスク』と、投資において使われる『リスク』は意味が違うことが知られていないと感じる事があったので、改めて整理したいと思います。 『リスク』を知ればコントロールの余地が生まれて安心に繋がります。 目次 1.リスクとは 2.標準偏差は何か 3.一般的なリスクと投資におけるリスクの違い 4.マイナスリターンの回避が大切 5.リスクコントロールを考える さーちゃん:0歳児。わからないことがいっぱい。冷静な女の…

  • 4月米雇用統計 2050万人減、失業率14.7%、平均時給7.9%増

    【日経 2020/05/09】米労働省が8日発表した4月の雇用統計(速報値、季節調整済み)は、失業率が戦後最悪となる14.7%に急上昇した。就業者数も前月から2050万人減り、過去最大の減少だ。新型コロナウイルスの感染拡大で経済活動がほぼ停止した影響が響いた。 【ブルームバーグ 2020/05/09】平均時給は前月比4.7%増、前年比では7.9%増と、共に大きく増えた。賃金上昇圧力が時給を押し上げたのではなく、低賃金労働者の失業が特に大幅に増えたという特殊要因が背景にある。 さて、雇用統計が出ました。雇用者は2050万人減でした。市場予想は2200万人でしたので予想より悪くなかったようです。 …

  • ECB 資金供給強化 お金貸します金利差し上げます

    【日経 2020/05/01】欧州中央銀行(ECB)は30日開いた理事会で、銀行に長期資金を貸し付ける条件を緩和し、最低マイナス1%という超低金利の資金を大量に供給することを決めた。従来予定していたマイナス0.75%から引き下げた。 量的緩和政策は今後の拡大に含みを残したものの今回は現状通りに据え置いた。主要政策金利も利下げを見送った。 ECBは銀行に長期資金を貸し出す「TLTRO3」と呼ばれる仕組みを拡充し今年6月からの1年間、最低マイナス1%という低利で資金を供給できるようにする。より柔軟に資金を供給できる別の仕組みを新設することも決めた。 さて、ECBがマイナス金利での資金供給を強化して…

  • 2020年4月 日銀 金融緩和の強化を決定

    【日経 2020/04/27】日銀は27日、金融政策決定会合を開き、追加の金融緩和策を決めた。新型コロナウイルスの感染拡大で経済が急速に悪化するなか、長期金利の上昇を抑えるため、国債を制限なく必要な量を購入する。社債などの買い入れ枠は合計20兆円と従来の3倍近くに増やす。市場に供給する資金を増やし、財政や企業の資金繰りを支援する。 さて、日銀の緩和強化が行われました。 内容は事前に漏れ聞こえていたものでした。並べると 1.社債・CPの買入れ額を年間20兆円、残存5年までに拡大 2.コロナ対応金融支援特別オペの担保要件、対象先に系統金融機関を追加、付利+0.1% 3.国債購入額の上限を無制限に。…

  • アメリカ 第4弾経済対策 決定 (さーちゃん編)

    【日経 2020/04/25】米議会は23日、4800億ドル(約52兆円)の追加の新型コロナウイルス対策を可決した。 新型コロナ対策はワクチン開発などに83億ドルを充てた第1弾に始まり、今回で合計2兆9000億ドル規模となった。金融危機だった2008~09年は、2回で合計1兆5000億ドル弱の対策を打ったが、今回は早くもその2倍だ。国内総生産(GDP)比で14%となり、通常の年間歳出(4.4兆ドル)の6割という巨額の臨時支出となる。 今回の追加対策の柱は全雇用の5割弱を占める中小企業(対象は従業員500人以下)の就労対策だ。給与の支払いを肩代わりする特別資金を、これまでの1.9倍の6600億ド…

  • ECB 低格付債の担保容認+ドイツ 経済対策をちょい増し

    今回は二本立てです。 まずはECB。次にドイツです。 【日経 2020/04/23】欧州中央銀行(ECB)は22日に開いた理事会で、市中銀行に資金供給する際に担保として受け取る債券の信用格付け基準を緩めると発表した。 今回の措置で、4月7日時点で格付けがトリプルB格以上であれば、その後に格下げになっても引き続き担保として使えるようになる。 米格付け大手S&Pグローバル・レーティングはイタリア国債にトリプルBを付けており、24日に格付けを更新する予定。格下げされ担保基準を満たさなくなれば金融機関がこぞって売却に動く懸念が高まっていた。 さて、先日さーちゃん編でもお送りした低格付債の容認が欧州でも…

  • コロナショックの黒幕考察 その2

    世界の株式相場が回復基調を維持しています。 なぜなんでしょうか。 以前の考察のその後を追いましょう。 以前記事で、回復にはニュースフローの改善と変動率の低下がキーになると述べました。 ニュースフローの改善はあったと思われます。コロナ感染者数の増加は続いてますが、ペースを抑えることが出来るようになってきています。 ワクチン開発や候補の絞り込みも進んでいます。 ニュースフロー型のアルゴリスム取引も逆回転です。 コロナウィルスの状況把握に参考にしているホームページを紹介です。 ワールドメーター:コロナ感染者数、死亡者、回復者や新規感染者数の推移を国別にみることができます。新規感染者数は中国、欧州の順…

  • 日本 経済対策 10万円支給に変更!(さーちゃん編)

    【日経 2020/04/17】政府・与党は16日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、国民1人あたり10万円を給付することを決めた。所得制限は設けない。緊急経済対策を含む2020年度補正予算案を組み替え、減収世帯に30万円を支給する措置は撤回する。一律10万円給付は12兆円超の財源が必要になる見通しだ。 さーちゃん:0歳児。わからないことがいっぱい。冷静な女の子 はむすけ:私。証券営業マン。さーちゃんのパパ さーちゃん:10万円もらえるようになったみたいね! 今日からは高級ミルクでお願いね。 はむすけ:気が早いね さーちゃん。一人あたり10万円に変わったようだね。さーちゃんも貰えるからよかった…

  • FRB 投資適格債以下の社債買取 7500億ドル(さーちゃん編)

    【日経 2020/04/10】米連邦準備理事会(FRB)は9日、一般企業への融資など新型コロナウイルスに対処する2兆3000億ドル(約250兆円)の緊急資金供給策を決めた。一般企業には民間銀行を通じて6000億ドルを資金供給し、1年間は無利子とする。7500億ドルの資金枠を設けて大企業などから社債の買い取りも開始。資金繰り難の企業に中央銀行がマネーを供給する異例の措置に乗り出す。 FRBは3月22日まで投資適格だった社債であれば、現在はジャンク級でも買い入れ、これらの企業の資金繰りを支える。 さて、今回は嗜好を変えて書いてみます。 さーちゃん:0歳児。わからないことがいっぱい。冷静な女の子 は…

  • 日本 緊急事態宣言と経済対策 事業規模108兆円

    【日経 2020/04/08】安倍晋三首相は7日、政府の新型コロナウイルス感染症対策本部で特別措置法に基づく緊急事態宣言を発令した。感染が急拡大している東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県が対象で実施期間は7日から5月6日まで。 【日経 2020/04/08】政府は7日夕の臨時閣議で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急経済対策を決定した。事業規模は過去最大の108兆円。このうち企業の資金繰り対策は45兆円規模となる。政府系金融機関による無利子融資や減収企業に対する給付金などで急速に深刻化する企業の財務基盤を支える。家計向け現金給付は月収減などの要件を満たした世帯に30万円を…

  • 中国 景況感、再開率、中銀 預金準備率 下げ

    【日経 2020/03/31】中国国家統計局が31日発表した2020年3月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月比16.3ポイント高い52.0だった。企業の生産再開が進み「拡大」「縮小」の節目となる50を3カ月ぶりに上回った。 同時に公表した3月の非製造業のPMIは前月比22.7ポイント高い52.3だった。過去最低だった2月から大幅に改善し、50を2カ月ぶりに上回った。 【日経 2020/03/31】新型コロナウイルスの震源地の中国で、製造業の多くが生産拠点の再開を急いでいる。中国政府も後押しし、大企業の「再開率」は9割以上に達したとしている。 中国工業情報化省は30日、売上高2千万元(約…

  • 3月雇用統計 70.1万人減 失業率4.4% 平均時給3.1%増 + FRB 資産拡大 1カ月で1兆6500億ドル(約176兆円)増えた。

    【日経 2020/04/04】米労働省が3日発表した3月の雇用統計(速報値、季節調整済み)は、景気動向を敏感に映す非農業部門の就業者数が前月比70万1千人減少した。就業者の減少は2010年9月以来、9年半ぶり。失業率は4.4%と前月から0.9ポイントも悪化した。 ただ、雇用統計の集計は3月半ばで、その後の2週間に失業保険の新規申請が1000万件も発生している。 【ブルームバーグ 2020/04/03】平均時給は前月比0.4%増、前年同月比では3.1%増-ともに予想上回る さて、3月の雇用統計が発表されました。コロナウィルスの影響も半月分ほど反映されています。4月の数値も気になるところです。 注…

  • 新型コロナウィルス 各国経済対策まとめⅡ 2020/03/29現在

    世界各国がコロナウィルスの経済への影響を分断、軽減すべく経済対策を発表しています。 現時点でまとめてみます。 まず米国 【日経 2020/03/28】トランプ大統領は27日、米議会が可決した新型コロナウイルスに対処する2兆ドル(約220兆円)の大型経済対策法案に署名し、同法は同日成立した。家計への現金給付や企業の給与支払いの肩代わりなどに取り組む。売上高の急減や生活の困難に直面する企業や個人への「安全網」を整備するのが柱だ。 次に日本 【日経 2020/03/29】安倍晋三首相は28日、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、過去最大規模の緊急経済対策を策定するよう指示した。首相官邸での記者会見…

  • FRB 矢継ぎ早に流動性供給 2020/03/21現在

    【日経 2020/03/19】米連邦準備理事会(FRB)は新型コロナウイルスによる市場の不安を鎮めるため、資金供給策を総動員する。17日にはコマーシャルペーパー(CP)を購入して企業の資金繰りを支援する緊急措置を発動。銀行や証券会社には0.25%の低利融資を実施する。 FRBは新制度によって、必要なら1兆ドル(約107兆円)のCPを購入できるようになる。米国のCP市場の残高は1兆ドル強。主な買い手であるMMF(マネー・マーケット・ファンド)が資金確保のためにCPを売却、発行金利が急上昇して企業の資金繰りにマイナスとなっている。今回の措置は、発行済みのCPをほぼすべてFRBが買い入れるだけの余力…

  • 日銀 前倒し緊急会合 金融緩和強化。オペ、資産買入れ、ETF・REIT買入れ 増額

    【日経 2020/03/17】日銀は金融政策決定会合を前倒しし金融緩和の強化を決めた。 以下、質疑応答などから抜粋。一部補足しています。 目的は第1に積極的な国債買い入れなどにより円資金の一層潤沢な供給に努める。第2に、企業金融を支援するために新たなオペの導入やコマーシャルペーパー(CP)・社債等に追加買い入れ枠を計2兆円設ける。第3に上場投資信託(ETF)と不動産投資信託(REIT)でこれまでの約2倍の残高を上限に積極的に買い入れる。 利下げは見送った。マイナス金利の深掘りなどを行うことは可能で必要があればするし、いくらでも国債購入を増やすこともできる。ただ今は円とドルの流動性、企業金融の円…

  • FRB 緊急利下げ 2回連続 新型コロナウィルス対応

    【日経 2020/03/05】米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は3日、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標範囲を0.5%引き下げ、1.00~1.25%にすると発表した。 緩和的な金融情勢を支えることで緊縮を避け、家計と企業の景況感を上げるのに役立つ。 【日経 2020/03/16】米連邦準備理事会(FRB)が15日、臨時の米連邦公開市場委員会(FOMC)を開いて1.0%利下げした。政策金利目標を0~0.25%に引き下げた。 家計や企業の信用の中心となる米国債市場と住宅ローン担保証券(MBS)市場の機能を支援するため、今後数カ月間で米国債を少なくとも5000億ドル、MBSも2000億…

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