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このブログは書評を中心に、エンタメ作品全般のレビューをしています。

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2019/10/13

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  • 【ホラー・ミステリー小説】幽霊が出る家ではなく、家そのものが幽霊 『そこに無い家に呼ばれる -幽霊屋敷シリーズ#3-』 三津田信三

    作品情報 著者 三津田信三 出版日 2020年7月20日 評価 75/100 オススメ度 - ページ数 約291ページ 小説の概要 アイデアも怖さも謎解きも何もかもパワー不足のシリーズ3作目 おわりに 幽霊屋敷シリーズ (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(arguments)}; c.get…

  • 【スーファミ】FFのスケールとドラクエの親しみやすさをMIXしたタイムトラベルRPG 『クロノトリガー』 レビュー 感想 評価

    プレイ動画 評価:85/100 作品情報 ジャンル RPG 発売日(日本国内) 1995年3月11日 開発(デベロッパー) スクウェア ゲームの概要 全ての時代が等しく主役となるタイムトラベルの魅力 スーファミRPGとしてはぶっ飛んだ豪華さ&丁寧さ パッと見は凄いが、中身はあまりに低レベルなバトル おわりに ゲームの概要 このゲームは、『ファイナルファンタジー』シリーズの生みの親である坂口博信と、『ドラゴンクエスト』シリーズのシナリオライターである堀井雄二、ドラクエのキャラクターデザインを担当する『Dr.スランプ』や『ドラゴンボール』でお馴染みの漫画家、鳥山明という豪華メンバーが関わるRPGで…

  • 【スーファミ】デカダンを追求したFF 『ファイナルファンタジー6 / FF6』 レビュー 感想 評価

    プレイ動画 評価:90/100 作品情報 ジャンル RPG 発売日(日本国内) 1994年10月11日 開発(デベロッパー) スクウェア ゲームの概要 悲恋、絶望、死、破滅、世界崩壊・・・デカダンの美を追い求めしFF 薄味のメインストーリー 各キャラクターの個性を強化する専用コマンド 大味すぎる戦闘のバランス調整 最強の武器がただの通路に放置 おわりに FFシリーズ ゲームの概要 このゲームは、スーパーファミコン世代のFFシリーズとしては4、5に次ぐ3作目(スーファミ最後のFF)です。 " data-en-clipboard="true">6は、パーティが常に固定で完全な一本道である4、5と比…

  • 【SF小説】冷戦下での政治シミュレーション小説 『見知らぬ明日』 小松左京

    作品情報 著者 小松左京 出版日 1969年 評価 75/100 オススメ度 - ページ数 約241ページ 小説の概要 アイデア ○、情報量 △、サスペンス × おわりに (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(arguments)}; c.getElementById(a) (d=c.cre…

  • 【SF小説】殺人ゲームの犯人は人間かそれとも・・・ 『継ぐのは誰か?』 小松左京

    作品情報 著者 小松左京 出版日 1970年6月 評価 85/100 オススメ度 ☆☆ ページ数 約324ページ 小説の概要 天才しか登場しないSFミステリー 情報が踊る、SFとミステリーと伝奇のダンス おわりに (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(arguments)}; c.getEle…

  • 【SF小説】果たして異星人はピクニックをするのか? 『ストーカー』 ストルガツキー兄弟

    作品情報 著者 ストルガツキー兄弟 出版日 ロシア:1972年日本:1983年 評価 90/100 オススメ度 ☆☆ ページ数 約268ページ 小説の概要 田舎の若者はゾーンに何を望むか 小説と映画版の違い おわりに 小説の概要 この作品は、異星人が地球に来訪し立ち去った痕跡である“ゾーン”と呼ばれる危険地帯を巡るロシアのSF小説です。タイトルの“ストーカー”とは、ゾーンへ不法に侵入し地球より遙かに進んだ異星文明の遺物を持ち帰る犯罪者(アウトロー)たちのことです。 簡単に言うとトレジャーハンターみたいなものです 名作であるアンドレイ・タルコフスキーの映画『ストーカー』の原作であり、同じく危険地…

  • 【スーファミ】何度でも青春をやり直せる人生ゲーム 『大爆笑!!人生劇場 ドキドキ青春編』 レビュー 感想 評価

    プレイ動画 評価:85/100 作品情報 ジャンル ボードゲーム 発売日(日本国内) 1993年7月20日 開発(デベロッパー) アクトジャパン ゲームの概要 勝ち負けを競い合うすごろくから人生ゲームへと変貌を遂げた続編 ステージ制から固定マップへ 笑いも進化 難易度が調整できない&四季のイベントが弱い不満 おわりに ゲームの概要 このゲームは、人生で起こる様々なイベントを体験するすごろくゲーム『大爆笑!!人生劇場』の続編です。 前作は赤ん坊から老人まで人の一生を6つのステージで体験するという形式でしたが、今作は期間が中学・高校生活の6年間のみに限定されています。 自分の番が回って来る度にルー…

  • 【スーファミ】虚無な人生を送る双六ゲーム 『大爆笑!!人生劇場』 レビュー 感想 評価

    プレイ動画 評価:55/100 作品情報 ジャンル ボードゲーム 発売日(日本国内) 1992年12月25日 開発(デベロッパー) スティング ゲームの概要 銭ゲバの人生劇場 おわりに ゲームの概要 この作品は、ルーレットで駒を進めゴールを目指す双六(すごろく)形式のゲームです。 ファミコンの『爆笑!!人生劇場』シリーズのスーファミ版ですが、ファミコン版のほうは未プレイです ゲーム内容は、赤ん坊から始まり幼少期、少年、青年、社会人、老人という6つのステージを戦い、最も所持金が多いプレイヤーが勝ちというシンプルなルールです。 どのような人生を送るのかではなく、他のプレイヤーよりお金を多く稼ぐこと…

  • 【スーファミ】現実と夢、二つの世界を駆け抜ける大冒険 『DQⅥ / ドラゴンクエストⅥ -幻の大地-』 レビュー 感想 評価

    プレイ動画 評価:85/100 作品情報 ジャンル RPG 発売日(日本国内) 1995年12月9日 開発(デベロッパー) ハートビート ゲームの概要 絶望の中で人々が夢みた希望の世界 短編の寄せ集めのようなストーリー 転職によってⅤより格段に魅力が増したバトル おわりに 余談 ドラゴンクエストシリーズ ゲームの概要 このゲームは、ドラゴンクエストシリーズの中でも“天空城”が登場する天空シリーズとしてはⅣ、Ⅴに次ぐ3作目(完結編)です。 ストーリー的な繋がりはあるにはあるもののかなり薄いためⅣやⅤをやっていなくても特に問題ありません。ただ、天空城の内部はほぼ過去作と同じ構造なためプレイ済みだと…

  • 【ミニマリスト】ファッションでミニマリズムを語る 『1日1捨 -ミニマルな暮らしが続く理由-』 すずひ

    本の情報 著者 すずひ 出版日 2019年1月17日 難易度 易しい オススメ度 ☆ ページ数 約148ページ 本の概要 包括的でないミニマリズム本の魅力 おわりに (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(arguments)}; c.getElementById(a) (d=c.create…

  • 【SF小説】エスパーvsエスパーの超能力戦 『エスパイ』 小松左京

    作品情報 著者 小松左京 出版日 1965年6月 評価 80/100 オススメ度 ☆ ページ数 約401ページ 小説の概要 『007』から始まり最後は『2001年宇宙の旅』や『幼年期の終り』に至る衝撃のストーリー おわりに (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(arguments)}; c.g…

  • 【スーファミ】ジョブチェンジとアビリティに全振りし過ぎた5作目 『FF5 / ファイナルファンタジー5』 レビュー 感想 評価

    プレイ動画 評価:85/100 作品情報 ジャンル RPG 発売日(日本国内) 1992年12月6日 開発(デベロッパー) スクウェア ゲームの概要 FFとドラクエの決定的な違い ジョブチェンジ&アビリティに全振りしたことの長所と短所 なぜ世界を無に帰したいのか不明なエクスデス おわりに FFシリーズ ゲームの概要 このゲームは、スーパーファミコンで発売されたFFシリーズとしては4に次いで2作目となるRPGです。 ジョブチェンジとアビリティの組み合わせでキャラクターを好きにカスタマイズ出来る自由度の高さはスーファミのFFシリーズどころか全FFシリーズの中でも上位の完成度で、これだけでもシリーズ…

  • 【スーファミ】ドラえもんらしさ激薄の横スクロールアクション 『ドラえもん のび太と妖精の国』 レビュー 感想 評価

    プレイ動画 評価:55/100 作品情報 ジャンル アクション 発売日(日本国内) 1993年2月19日 開発(デベロッパー) 酒田SAS ゲームの概要 基本は『ロックマン』なドラえもん やる気があるのか無いのか不明な探索パート マリオやロックマンには遠く及ばない二流横スクロールアクション ドラえもんっぽくないという最大の欠点 おわりに ゲームの概要 この作品は、漫画(というよりアニメ版)『ドラえもん』を原作とする横スクロール型のアクションゲームです。 ドラえもんがお馴染みの街を歩き回るアドベンチャーパートと、横スクロール型のステージをクリアするアクションパートに別れています。 ドラえもんを題…

  • 【ホラー小説】怪異と同居が確定な物件 『わざと忌み家を建てて棲む』 三津田信三

    作品情報 著者 三津田信三 出版日 2017年7月19日 評価 75/100 オススメ度 - ページ数 約371ページ 小説の概要 家そのものが人工怪異というぶっ飛んだアイデア アイデア ◎ 怖さ △ 謎解き × おわりに (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(arguments)}; c.g…

  • 【スーファミ】こだわりが全て裏目に出た超クソゲー 『ジョジョの奇妙な冒険』 レビュー 感想 評価

    プレイ動画 評価:50/100 作品情報 ジャンル RPG? 発売日(日本国内) 1993年3月5日 開発(デベロッパー) コブラチーム、ウィンキーソフト ゲームの概要 原作へのこだわりがむしろ邪魔 謎の横スクロール探索パート テンポが最悪なスタンドバトル おわりに ゲームの概要 このゲームは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の第3部スターダストクルセイダースを原作とするスーパーファミコンのRPGです。 ジャンルとしてはRPGですが、そもそも敵との戦闘がほぼ全て強制イベント扱いなため自由にレベルを上げることができず、上っ面だけのRPGもどきでしかありません。 さすがに、これをRPGと呼ぶのは抵抗が…

  • 【スーファミ】受け継がれる想い、親子3代に渡る壮大なる冒険譚 『ドラゴンクエストⅤ -天空の花嫁-』 レビュー 感想 評価

    プレイ動画 評価:80/100 作品情報 ジャンル RPG 発売日(日本国内) 1992年9月27日 開発(デベロッパー) チュンソフト ゲームの概要 最悪なボタンの反応速度・・・ ずば抜けたゲームデザインとシナリオのセンス やや単調で作業なターン制バトル どこに行けばいいか分からなければ即攻略サイトをチェック おわりに ドラゴンクエストシリーズ ゲームの概要 このゲームは、国民的RPGであるドラゴンクエストシリーズの五作目で、スーパーファミコンではシリーズ初タイトルとなる作品です。 父と子、さらにそのまた子供たちと親子3代に渡って繰り広げられるドラマチックな物語と、自分が結婚し父となり家族を…

  • 【ビジネス書】スジの悪い習慣を断つ!! 『人生を守るための最後の時間術』 山口周

    本の情報 著者 山口周 出版日 2017年5月3日 難易度 普通 オススメ度 ☆☆☆ ページ数 約161ページ 本の概要 基本の基本!! “やるべき努力”・“やるべきでない努力”の仕分け方 間違った努力は人を攻撃的にする ミニマリズムとはスジの悪い習慣の断捨離 おわりに (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q […

  • 【スーファミ】神秘の古代遺跡を巡る旅 『ガイア幻想紀』 レビュー 感想 評価

    プレイ動画 評価:70/100 作品情報 ジャンル アクション 発売日(日本国内) 1993年11月27日 開発(デベロッパー) クインテット ゲームの概要 世界遺産を探索できる喜び ダンジョンはオーソドックスなアクション+謎解き 各要素がチグハグ おわりに ゲームの概要 このゲームは、現実に存在する古代の遺跡や歴史的建造物(と、古代文明)をモチーフにしたスーパーファミコンのアクションアドベンチャーゲームです。 マチュ・ピチュ、ナスカの地上絵、ムー大陸、万里の長城やアンコール・ワット、ピラミッド、バベルの塔など、数々の遺跡や歴史的建造物を巡り、地球に接近する禍々しい彗星の謎を解き明かすというス…

  • 【スーファミ】チーム戦がメインのアニメごっこゲーム 『ミニ四駆レッツ&ゴー!! パワーWGP2』 レビュー 感想 評価

    プレイ動画 評価:75/100 作品情報 ジャンル レース RPG 発売日(日本国内) 1998年10月1日 開発(デベロッパー) ジュピター ゲームの概要 『シャイニングスコーピオン』とは別物 アニメ版WGP編の再現に全振り ほぼハクスラなパーツ集めと地獄のレベル上げ作業プレイ 原作ファンとしての文句 おわりに ゲームの概要 このゲームは、アニメ版『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』のWGP編を原作とするスーパーファミコンのゲームです。 第2回ミニ四駆世界グランプリ(WGP)に日本代表のTRFビクトリーズとして参加し、原作に登場した各国代表チームやゲームオリジナルのチームと対戦していくというストーリ…

  • 【お金】知能が高ければ天国、低ければ地獄な未来 『無理ゲー社会』 橘玲

    本の情報 著者 橘玲 出版日 2021年7月29日 難易度 普通 オススメ度 ☆☆ ページ数 約288ページ 本の概要 経済格差による分断より深刻な知能格差による分断 おわりに (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(arguments)}; c.getElementById(a) (d=c.…

  • 【スーファミ】ガンダム、仮面ライダー、ウルトラマン夢の共演RPG 『ヒーロー戦記 -プロジェクト・オリュンポス-』 レビュー 感想 評価

    プレイ動画 評価:80/100 作品情報 ジャンル RPG 発売日 1992年11月20日 開発(デベロッパー) ウィンキーソフト ゲームの概要 ガンダム、仮面ライダー、ウルトラマンの見事な共演 TPを管理するターン制バトルの魅力 手抜きにも程がある町とダンジョン おわりに ゲームの概要 このゲームは、アニメの『機動戦士ガンダム』シリーズ、特撮の『仮面ライダー』、『ウルトラマン』シリーズのキャラクターや設定をクロスオーバーさせたRPGです。 ロボット工学が発達したガンダム大陸、サイボーグ技術や遺伝子工学が発達したライダー大陸、超能力者が多数存在するウルトラ大陸という三つの大陸が存在する惑星エル…

  • 【ビジネス書】“まじめ”より“ふまじめ”を目指そう 『まじめの罠』 勝間和代

    本の情報 著者 勝間和代 出版日 2011年10月18日 難易度 普通 オススメ度 ☆☆ ページ数 約193ページ (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(arguments)}; c.getElementById(a) (d=c.createElement(f),d.src=g, d.id=…

  • 【ビジネス書】メタバースの真の意味 『世界2.0 メタバースの歩き方と創り方』 佐藤航陽

    本の情報 著者 佐藤航陽 出版日 2022年3月31日 難易度 普通 オススメ度 ☆☆☆ ページ数 約256ページ 本の概要 メタバースとは情報が2次元から3次元になること シミュレーション化する未来 おわりに (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(arguments)}; c.getElem…

  • 【ガジェットレビュー】第10世代→第11世代はディスプレイ大型化&快適さ向上で大満足!! 『第11世代 Kindle Paperwhite(キンドル ペーパーホワイト) シグニチャーエディション』 レビュー

    記事の概要 4つの買い換え動機を説明 第10世代と第11世代の細かい比較 比較して判明したやや不満な点 おわりに (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(arguments)}; c.getElementById(a) (d=c.createElement(f),d.src=g, d.id=a…

  • 【ミニマリスト】片付けの喜びを疑似体験できる本 『2週間で人生を取り戻す! 勝間式 汚部屋脱出プログラム』 勝間和代

    本の情報 著者 勝間和代 出版日 2016年4月27日 難易度 易しい オススメ度 ☆ ページ数 約145ページ 本の概要 共感多数、片付けエッセイとしての魅力 勝間式、片付けが人生を劇的に好転させる理由 おわりに (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(arguments)}; c.getEl…

  • 【ビジネス書】ジャーナリストが指南するインプット強化術 『現代病「集中できない」を知力に変える読む力 最新スキル大全』 佐々木俊尚

    本の情報 著者 佐々木俊尚 出版日 2022年1月28日 難易度 易しい オススメ度 ☆ ページ数 約369ページ 本の概要 デジタル時代のインプット・マインドを学ぶ おわりに (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(arguments)}; c.getElementById(a) (d=c.…

  • 【ミニマリスト】物を捨てれば人は幸福になれる 『手放す練習 無駄に消耗しない取捨選択』 ミニマリストしぶ

    本の情報 著者 ミニマリストしぶ 出版日 2022年3月10日 難易度 易しい オススメ度 ☆ ページ数 約207ページ 本の概要 ミニマルな生き方の効能 身軽さと美意識の徹底こそミニマリズムの真髄 おわりに (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(arguments)}; c.getEleme…

  • 【ホラー・ミステリー小説】繋がる、5つの怪異譚 『どこの家にも怖いものはいる』 三津田信三 感想 レビュー 書評

    作品情報 著者 三津田信三 出版日 2014年8月10日 評価 80/100 オススメ度 ☆ ページ数 約349ページ 小説の概要 メタ視点が中途半端 ホラーやミステリーも中途半端 おわりに (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(arguments)}; c.getElementById(a)…

  • 【お金】制度の歪みからお金が湧く 『新版 お金持ちになれる 黄金の羽根の拾い方 -知的人生設計のすすめ-』 橘玲 感想 レビュー 書評

    本の情報 著者 橘玲 出版日(新版)旧版 2017年8月2002年11月 難易度 普通 オススメ度 ☆☆☆ ページ数 約338ページ 本の概要 日本版金持ち父さんシリーズのような本 制度の歪みはそれを作った者のいびつさを反映する おわりに (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(argument…

  • 【SF小説】過去作を無に帰す完結編 『ループ』 鈴木光司 感想 レビュー 書評

    作品情報 著者 鈴木光司 出版日 1998年1月23日 評価 80/100 オススメ度 - ページ数 約386ページ 小説の概要 禁断のアイデアを採用してしまった報い 単体のSF小説としては悪くない完成度 おわりに リングシリーズ (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(arguments)};…

  • 【ホラー小説】まさかのリング越えの衝撃!! 『らせん』 鈴木光司 感想 レビュー 書評

    作品情報 著者 鈴木光司 出版日 1995年8月3日 評価 90/100 オススメ度 ☆☆ ページ数 約370ページ 小説の概要 スリラーを捨て、謎解きの快感に全振り 前作と同様の弱点 小説版と映画版との違い おわりに リングシリーズ (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(arguments)…

  • 【サイエンス】植物と数学のふしぎな関係 『面白くて眠れなくなる植物学』 感想 レビュー 書評

    本の情報 著者 稲垣栄洋 出版日 2016年4月22日 難易度 普通 オススメ度 ☆☆ ページ数 約182ページ 本の概要 数学とは美そのもの 植物の中に創造主の影を見る おわりに (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(arguments)}; c.getElementById(a) (d=…

  • 【#28】 今月読んだ本の紹介 2022年12月号

    はじめに 小説 3冊 書籍 3冊 最後に はじめに 今回は2022年12月に読破した本をブログでのレビュー記事あり・なし問わず紹介します。 今月に読んだ本をざっと紹介する記事は今回で最後にします。これを書くだけで読書数が多い月はほぼ一日かかるのにPV数は極小なのでさすがに読書や勉強などもっと有意義なことに時間を割くほうがましだと判断しました。 個人的に、今年は去年からガラッと価値観が変化した年でした。投資を始め毎日投資関連の情報や世界中の指標にざっと目を通すルーティンが日常化し、12月からは筋トレにハマり日々食事の管理とトレーニングに励むなど、去年の自分からは想像も出来ないほど日常が様変わりし…

  • 【ミステリー小説】六人のはずなのに一人増えている・・・ 『七人の鬼ごっこ』 三津田信三 感想 評価 レビュー 書評

    作品情報 著者 三津田信三 出版日 2011年3月 評価 70/100 オススメ度 - ページ数 約502ページ 小説の概要 最後まで興味が持てない連続殺人事件 ミステリーとして雑 最後に (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(arguments)}; c.getElementById(a) …

  • 【SF小説】難解すぎる災害シミュレーション小説 『日本沈没 上・下』 小松左京 感想 評価 レビュー 書評

    作品情報 著者 小松左京 出版日 1973年3月20日 評価 100/100 オススメ度 ☆☆☆ ページ数 約711ページ 小説の概要 この難解な小説が大ベストセラー? 一流の証明、細部への飽くなきこだわり 最後に 小説の概要 この作品は、大規模な地殻変動により日本列島が沈没するという大災害を描くSF小説です。 主に技術者や科学者の視点でなぜ日本列島が沈没するのかという解説に終始する前半部と、日本人を一人でも多く海外に逃がそうと奮闘する政治家や、それと並行し大地震や火山の噴火、大津波によって無残に崩壊する日本列島の最期を描く後半部と、小説の前半と後半でガラッと展開が変化するのが特徴です。 スト…

  • 【#27】ホラーブーム到来 今月読んだ本の紹介 2022年11月号

    はじめに 小説 7冊 書籍 2冊 最後に 他の今月読んだ本の紹介 はじめに 今回は2022年11月に読破した本をブログでのレビュー記事あり・なし問わず紹介します。 投資を始めてそろそろ半年が経過しますが、投資のために種センを貯める倹約生活がもはや日常となりました。生活費も半年前に比べると半分以下となり最近はお金を使うこと自体がめっきり減りました。 倹約生活を始めてプラスと思うこともあれば、逆にマイナスなことも徐々に増え出し、今回は倹約生活で感じたことを語りたいと思います。 倹約生活を始めて一番良かったと思うのが、お金を使う前に厳選・候補の絞り込み作業を行うことが癖になったことです。以前はなんと…

  • 【ホラー・ミステリー小説】あれが覗きにくる・・・ 『のぞきめ』 三津田信三 感想 評価 レビュー 書評

    作品情報 著者 三津田信三 出版日 2012年11月30日 評価 80/100 オススメ度 ☆ ページ数 約412ページ 小説の概要 刀城言耶シリーズの姉妹作のようなホラーミステリー 編集者の視点を取り入れる斬新なアイデア ホラー小説としては可もなく不可もない出来 最後に (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q …

  • 【ホラー小説】貫禄不足の凡作 『禁じられた遊び』 清水カルマ 感想 評価 レビュー 書評

    作品情報 著者 清水カルマ 出版日 2019年6月14日 評価 65/100 オススメ度 - ページ数 約318ページ 小説の概要 ホラーなのに恐怖は皆無 最後に (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(arguments)}; c.getElementById(a) (d=c.createE…

  • 【ホラー小説】衝撃のトンデモ展開!? 『禍家』 三津田信三 感想 評価 レビュー 書評

    作品情報 著者 三津田信三 出版日 2007年7月 評価 70/100 オススメ度 - ページ数 約271ページ 小説の概要 恐怖が二度襲ってくる幽霊屋敷の怪 逆の意味で衝撃のラスト 最後に 小説の概要 この作品は、初めて住むはずなのにどこか見覚えのある新居に引っ越した少年が、新しい我が家で数々の怪奇現象に見舞われる過程で、徐々に謎の既視感の正体が明らかになっていくというミステリー仕立てのホラー小説です。 ホラー周りの設定はおざなりで、文章も特にこれといって作家の個性やこだわりが感じられない無味乾燥なものですが、主人公が体験する怪現象はどれも怖ろしく、ホラー小説としては及第点でした。 ただ、ラ…

  • 【歴史】世界の歴史はお金でできている 『お金の流れでわかる世界の歴史 -富、経済、権力はこう「動いた」-』 感想 評価 レビュー 書評

    本の情報 著者 大村大次郎 出版日 2015年12月11日 難易度 易しい オススメ度 ☆☆ ページ数 約212ページ 本の概要 税金を制するものが権力を制する 最後に 本の概要 この本は、元国税調査官の著者が世界史を政治ではなくお金の流れ(主に税金)で読み解いていくという変わったアプローチの歴史本です。 栄華を極めた大帝国が税金の徴収を下請けに丸投げした結果中抜きされ税収が不安定になり崩壊していくという国家の衰退にありがちなパターンの解説や、イスラム教が爆発的に普及した原因はキリスト教徒がイスラム教に改宗すると税金が安くなったからなど、これまで自分が当たり前だと思っていた歴史認識が根底から覆…

  • 【小説】120年経っても色褪せない不滅の物語 『闇の奥(光文社版)』 ジョゼフ・コンラッド 感想 評価 レビュー 書評

    作品情報 著者訳者 ジョゼフ・コンラッド黒原敏行 出版日 1902年(イギリス) 評価 85/100 オススメ度 ☆ ページ数 約200ページ 小説の概要 『闇の奥』フォロワーを大量に生み出した衝撃の物語 最後に (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(arguments)}; c.getEle…

  • 【短篇SF小説】人間と宇宙とSFと 『ゴルディアスの結び目』 小松左京 感想 評価 レビュー 書評

    作品情報 著者 小松左京 出版日 1977年 評価 90/100 オススメ度 ☆☆ ページ数 約267ページ 小説の概要 宇宙と肉薄したい老人たちが辿り着く孤島「岬にて」 我が身を削って書かれた悲痛の物語「ゴルディアスの結び目」 意外な展開の連続が快感「すぺるむ・さぴえんすの冒険 -SPERM SAPIENS DUNAMAIの航海とその死-」 美とは極めて特別な感覚「あなろぐ・らう゛ -または、こすもごにあⅡ-」 最後に 小松左京作品 小説の概要 この作品は、 「岬にて」 「ゴルディアスの結び目」 「すぺるむ・さぴえんすの冒険 -SPERM SAPIENS DUNAMAIの航海とその死-」 「…

  • 【SF小説】時間の迷宮に迷い込む壮大なる物語 『果しなき流れの果に』 小松左京 感想 評価 レビュー 書評

    作品情報 著者 小松左京 出版日 1966年 評価 100/100 オススメ度 ☆☆☆ ページ数 約398ページ 小説の概要 時間の渦に呑まれる快感 序盤から中盤の後処理に追われる終盤 最後に (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(arguments)}; c.getElementById(a…

  • 【ホラー小説】そのマンションがお買い得なワケ・・・ 『墓地を見おろす家』 小池真理子 感想 評価 レビュー 書評

    作品情報 著者 小池真理子 出版日 1988年7月 評価 75/100 オススメ度 - ページ数 約286ページ 小説の概要 呪いのマンションで孤立する恐怖 恐怖を墓地に頼りすぎ問題 最後に (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(arguments)}; c.getElementById(a)…

  • 【#26】ヒロシのぼっちキャンプとスーファミ三昧の10月 今月読んだ本の紹介 2022年10月号

    はじめに 小説 1冊 書籍 5冊 最後に 他の今月読んだ本の紹介 はじめに 今回は2022年10月に読破した本をブログでのレビュー記事あり・なし問わず紹介します。 今月はBS-TBSで放送された『ヒロシのぼっちキャンプ』という、お笑い芸人のヒロシがソロキャンプをするだけのゆるいTV番組に大ハマリし、暇さえあればAmazonプライムで見ていました。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.script…

  • 【海外ドラマ】下品なコメディ完全復活!! 『The Boys(ザ・ボーイズ) シーズン3』 Amazonプライム 感想 評価 レビュー

    予告 作品情報 配信日 2022年6月~7月 話数 全8話 評価 85/100 国 アメリカ 映像配信サービス Amazonプライム・ビデオ ドラマの概要 呆れるほど下劣な笑いが復活したシーズン3 右翼ヒーロー大暴れのシーズン3 最後に ザ・ボーイズ シリーズ ドラマの概要 このドラマは、Amazonプライム・ビデオ限定シリーズ『ザ・ボーイズ』のシーズン3です。 シーズン3は、コメディ色が薄れ登場人物が苦悩し続ける退屈な場面だらけだったシーズン2とは打って変わり、先が気になり続けるサスペンスフルな展開の連続に、シーズン1を彷彿とさせる下品に振り切ったブラックな笑い、そして『ザ・ボーイズ』という…

  • 【海外ドラマ】DCの悪癖、登場人物が悩み過ぎる問題が発症したシーズン2 『The Boys(ザ・ボーイズ) シーズン2』 Amazonプライム 感想 評価 レビュー

    予告 " data-en-clipboard="true"> 作品情報 配信日 2020年9月~10月 話数 全8話 評価 80/100 国 アメリカ 映像配信サービス Amazonプライム・ビデオ ドラマの概要 DCヒーロー相変わらず悩みすぎ問題が深刻なシーズン2 最後に ザ・ボーイズ シリーズ ドラマの概要 このドラマは、Amazonプライム・ビデオ限定のヒーローパロディドラマシリーズ『ザ・ボーイズ』のシーズン2です。 シーズン2は登場人物に悩みを吐露させるパートが増え、しかも出来の悪いストーリーをマジメにやり出すなど、悪趣味に突っ走りブラックなコメディとして秀逸だったシーズン1に比べると…

  • 【海外ドラマ】手加減は一切なし!! 血しぶき、内臓、脳ミソまみれのヒーローパロディドラマ 『The Boys(ザ・ボーイズ) シーズン1』 Amazon Prime 感想 評価 レビュー

    トレーラー 作品情報 配信日 2019年7月26日 話数 全8話 評価 85/100 国 アメリカ 映像配信サービス Amazonプライム・ビデオ ドラマの概要 ヒーローの皮を被ったヴィランたち 『ハウス・オブ・カード』をダメにしたような退屈さ 最後に ドラマの概要 このドラマは、同名タイトルのアメコミ(DCコミックス)を原作とするAmazonプライム限定のドラマシリーズです。 ストーリーは、大企業がスーパーヒーローたちを管理し独占的なヒーロービジネスで莫大な利益を上げる世界を舞台に、ヒーローに大切な人を奪われ復讐を誓った普通の人間チームである“ザ・ボーイズ”と、大企業の資本とメディアによる影…

  • 【ファンタジー小説】衝撃の猟奇ジュブナイル!? 『雷の季節の終わりに』 著者:恒川光太郎 感想 評価 レビュー 書評

    作品情報 著者 恒川光太郎 出版日 2006年10月 評価 80/100 オススメ度 ☆ ページ数 約314ページ 小説の概要 和風の異界、穏(おん)と数奇な復讐劇 なんとなく雰囲気でのみ進む物語 最後に (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(arguments)}; c.getElement…

  • 【リベラルアーツ】なぜ日本経済がダメになったのか理由が分かる!! 『感じる経済学 -コンビニでコーヒーが成功して、ドーナツがダメな理由-』 著者:加谷珪一 感想 レビュー 書評

    本の情報 著者 加谷珪一 出版日 2017年4月26日 難易度 普通 オススメ度 ☆ ページ数 約202ページ 本の概要 日本が抱える最大の問題は収入が増えないこと 最後に (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(arguments)}; c.getElementById(a) (d=c.cr…

  • 【#25】読書なんてしてる場合じゃなかった9月 今月読んだ本の紹介 2022年9月号

    はじめに 小説(マンガ) 3冊 書籍 8冊 最後に 他の今月読んだ本の紹介 はじめに 今回は2022年9月に読破した本をブログでのレビュー記事あり・なし問わず紹介します。 今月は度が合わなくなったメガネやコンタクトを一気に新調して数万円の出費が出たり、持病である痛風の発作が出たせいで激痛のため3週間まともに歩けず病院で鎮痛剤を処方して貰いじっとしていたりとドタバタした月でした。 そのせいであまり読書が捗らず、足の痛みに耐えつつディズニープラスでダラダラとドラマや映画を見たり、株価の上がり下がりをボケッと何時間も眺めていたりと、ぼんやりと一ヶ月が過ぎ去った感があります。 今月はほぼドラマの視聴が…

  • 【海外ドラマ】キャプテン・アメリカの魂を継ぐ者 『ファルコン&ウィンターソルジャー』 感想 レビュー 評価

    トレーラー 評価:90/100 作品情報 配信日 2021年 話数 全6話 国 アメリカ 映像配信サービス ディズニープラス ドラマの概要 映画を凌駕する圧巻のヒーローアクション キャプテン・アメリカに恥じないメッセージ性 MCUではお馴染みのガバガバ脚本の残念さ 最後に 同じくアメリカの歴史とヒーローを絡めた濃厚なドラマ ドラマの概要 このドラマは、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の一作かつ、ディズニープラスのオリジナルドラマシリーズの一本です。 時系列は『アベンジャーズ/エンドゲーム』以降なので、まず『エンドゲーム』というアベンジャーズシリーズでも最重要作品まで見ることが先決…

  • 【海外ドラマ】SWのスピンオフでは最低レベル 『オビ=ワン・ケノービ スターウォーズ』 感想 レビュー 評価

    トレーラー 評価:70/100 作品情報 配信日 2022年 話数 全6話 国 アメリカ 映像配信サービス ディズニープラス ドラマの概要 エピソードⅠ~Ⅲって実は面白い!! 超絶つまらない全6話 最後に ドラマの概要 このドラマは、映画『スターウォーズ』(以下、SW)のエピソードⅢとⅣの間の出来事を描くディズニープラスのオリジナルドラマシリーズです。 時代はエピソードⅢから10年後(エピソードⅣの9年前)の出来事で、エピソードⅠ~Ⅲまでの話を踏まえて作られているため、最低でもエピソードⅠ~Ⅲまでは見ていないとストーリーが理解できません。 エピソードⅢで弟子のアナキン・スカイウォーカー(のちの…

  • 【#24】『トゥエルブ ミニッツ』にハマった8月 今月読んだ本の紹介 2022年8月号

    はじめに 小説 2冊 書籍 6冊 最後に はじめに 今回は2022年8月に読破した本をブログでのレビュー記事あり・なし問わず紹介します。 今月はPC版のxboxゲームパスで『トゥエルブ ミニッツ』という俯瞰視点のアドベンチャーゲームをプレイし、これが当たりでした。 このゲームは、ごく普通のアパートの一室を舞台に時間が無限ループし続ける状態から脱出を目指すというアイデアが素晴らしく、クリアまで一気にプレイしました。 一見なんの変哲もないアパートの一室でループを繰り返すたび、なぜ警察を名乗る謎の男がアパートを訪ねてくるのか、そして妻はなぜ自身の過去をひた隠しにするのかという謎が徐々に明らかになって…

  • 【FIRE・アート】最強のマネー攻略本!! 『改訂版 金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』 ロバート・キヨサキ 感想 レビュー 書評

    本の情報 著者 ロバート・キヨサキ 出版日 オリジナル版(日本):2001年改訂版:2013年 難易度 普通 オススメ度 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 本の概要 キャッシュフローを制する者が全てを制する 最後に 金持ち父さんシリーズ 本の概要 この本は、アメリカ(ハワイ州)の日系4世である実業家・投資家のロバート・キヨサキが、お金持ちになるための思考法を伝授する『金持ち父さん』シリーズの二作目です。 この『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』は、前巻『金持ち父さん 貧乏父さん』では簡易的に説明された金持ちになるための思考法を著者自身がより上級者向けに理論化して語り直すという手法を取っており、…

  • 【FIRE】金持ち父さんに学ぶ真のお金持ち思考法 『改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん』 ロバート・キヨサキ 感想 レビュー 書評

    本の情報 著者 ロバート・キヨサキ 出版日 オリジナル版(日本):2000年改訂版:2013年 難易度 普通 オススメ度 ☆☆ 本の概要 お金持ち思考法の古典 正解ではなくヒント、成功の秘訣より持続の大切さを説く 最後に 本の概要 この本は、アメリカ(ハワイ州)の日系4世である実業家・投資家のロバート・キヨサキが、子供時代にある人から学んだお金持ちになる思考法をレクチャーするという自己啓発書です。 『金持ち父さん 貧乏父さん』というタイトルですが、このタイトルにさほど意味はなく、基本は金持ち父さん側の教えのみを中心に語る本で、貧乏父さん側は単なるオマケ程度の存在です。 世界中で大ベストセラーに…

  • 【#23】お金に始まりお金に終わる・・・ 今月読んだ本紹介 2022年7月号

    はじめに 小説 1冊(マンガ 1冊) 書籍 10冊 最後に はじめに 今回は2022年7月に読破した本をブログでのレビュー記事あり・なし問わず紹介します。 今月は投資の勉強に明け暮れながら、投資関連の本やお金を哲学するような本を読み漁りました。 6月から高配当株を中心とした投資を始めたため毎日購入する銘柄選びや株を長期保有する企業の財政状態を把握するため様々な投資指標を調べ続けるなど、投資に始まり投資に終わった月でした。 意外だったのが投資が楽しく普通に趣味として継続できると分かったことです。むしろ楽しすぎて株についてあれこれ調べ出すとあっという間に一日が終わってしまうため時間がまるで足りませ…

  • 【FIRE】伝説の本多式4分の1天引き貯金術 『私の財産告白』 本多静六 感想 レビュー 書評

    本の情報 著者 本多静六 出版日 オリジナル版:1950年復刊版2005年7月10日 難易度 普通 オススメ度 ☆☆☆ 本の概要 倹約と幸福との関係 赤裸々な資産家の苦しみ 最後に 本の概要 この本は、幕末生まれの林学者であり投資家の本多(ほんだ) 静六(せいろく)が、自身が生涯実践し続けた貯蓄術や投資の極意、仕事論などを語るエッセイのような内容です。 この『私の財産告白』は、日本の著名な投資家が必ずと言っていいほどオススメの一冊として挙げますが、読んでみるとお金にまつわる名言・金言・至言の宝庫であり、単にお金の儲け方ではなく経済的な豊かさは人の心を自由にし人生に幸福をもたらすという人生訓とし…

  • 【FIRE】堅実なFIREの教科書 『普通の会社員でもできる 日本版FIRE超入門』 山崎俊輔 感想 レビュー 書評

    本の情報 著者 山崎俊輔 出版日 2021年7月16日 難易度 普通 オススメ度 ☆ 本の概要 地味ながら役立つ人生設計のコツ あくまで一歩引いたFPのアドバイス 最後に 本の概要 この本は、FP(ファイナンシャル・プランナー)がFIRE(経済的自立と早期リタイア)を目指すなら絶対に押さえておくべき注意点を解説します。 未来のインフレによる物価上昇に備えて計画的に資産形成をするべきというアドバイスや、早期リタイアをすると退職金や年金が減額されるためリタイアを急ぐほど老後の蓄えが心もとなくなるなど、どれも地味ながら重要な指摘が多く、単純にFIRE抜きのライフプランニングの本としても読めます。 読…

  • 【FIRE】FIRE、それは消費中毒の解毒剤 『FIRE(ファイア)を目指せ』 スコット・リーケンズ 感想 レビュー 書評

    本の情報 著者 スコット・リーケンズ 出版日 2021年12月16日 難易度 易しい オススメ度 ☆ 本の概要 FIRE自体は未達成 なぜ人は喜んで消費生活を捨て倹約生活を選ぶのか 最後に 本の概要 この本は、アメリカのドキュメンタリー作家がFIRE(ファイア)(Financial Independence Retire Early)(経済的自立と早期リタイア)について自身の体験談を綴ったエッセイです。 簡単に言うと、投資で一生分の資産を作って若いうちにさっさと引退しようというムーブメントです 作者はドキュメンタリー作家のため、メインはFIREに関するドキュメンタリー映画で、このエッセイはその…

  • 【ビジネス書】デジタル的とは何かを問う 『DXの思考法 -日本経済復活への最強戦略-』 西山圭太 感想 レビュー 書評

    本の情報 著者 西山圭太 出版日 2021年4月13日 本の概要 日本のデジタル敗戦の原因 最後に 本の概要 この本では、企業のIT化(業務のデジタル化)など様々な意味を持つDX(デジタル・トランスフォーメーション)という概念について元経産相の役人で日本のDX化を推進する立場だった著者の持論が語られます。 会社の業務をDX化(デジタル化)することに関しての具体策ではなく、そもそもDX的な思考法とは何か、さらに遡(さかのぼ)るとそもそもデジタル以前とデジタル以降では問題解決の考え方にどのような変化が生じたのかという、どちらかというと経営者向けのマクロなDX論が主です。 そのため一見ITやデジタル…

  • 【#22】目指せFIRE!! 投資家デビューを果たした6月 月刊ミニ・ブックレビュー 2022年6月号

    はじめに 小説 1冊 書籍 7冊 最後に 他のミニブックレビュー はじめに 今回のミニ・ブックレビューは2022年6月に読破した本をブログでのレビュー記事あり・なし問わず紹介します。 今月は資産運用の一環として投資を始めようと思い立ち、楽天証券に口座を開設したり、マイナンバーカードを取得したり、どの銘柄を買おうか、どんなポートフォリオを組もうかひたすら悩み続けたりと、丸々一ヶ月ほぼ投資のことばかり考えて過ごしました。 まず楽天証券に口座開設の申し込みをすると審査に一週間ほどかかり、ようやく郵送でログインIDやパスワードが到着。 いざ投資を開始しようと思うと、今度は楽天証券のサイトにログインする…

  • 【ビジネス書】リベ大ファンブック 『お金の大学』 両@リベ大学長 感想 レビュー 書評

    リベ大 動画 本の情報 著者 両@リベ大学長 出版日 2020年6月19日 本の概要 お金の教養、基礎編といった書籍版 最後に 本の概要 この本は、会社経営者でありながらYouTubeチャンネル“リベラルアーツ大学(リベ大)”でYouTuberとしても活動する著者がお金の教養を解説するという主旨のビジネス書です。 まず基本中の基本として、今現在YouTube上で無料で見ることが出来る動画と内容はほぼ同じなので、リベ大の動画を多く見ている人には特に目新しい情報は書かれていません。 しかも本より動画のほうが親しみやすく、普段からリベ大の動画に触れている場合は買う意味はあまり無いと思います。 この本…

  • 【サイエンス】ビットコインのカラクリが分かる! 『ブロックチェーン -相互不信が実現する新しいセキュリティ-』 岡嶋裕史 ブルーバックス 感想 レビュー 書評

    本の情報 著者 岡嶋裕史 出版日 2019年1月17日 本の概要 ブルーバックスなのにつまずかない、徹底した読者目線 ブロックチェーンのメリット・デメリット 最後に 本の概要 この本は、情報セキュリティの専門家が、暗号通貨ビットコインに使われるブロックチェーンというセキュリティについて解説するブルーバックスの科学本です。 最初にコンピューターはどのようにデータの改ざんを見破るのかというセキュリティに関する基礎や、デジタルの判子(はんこ)であるデジタル署名というブロックチェーンを理解する上で必須となる知識を説明した後に、最後はビットコインを例にブロックチェーンとはそもそもどのような仕組みで動くの…

  • 【教養】ロシア・中国、世界を脅かす独裁者の脅威 『知らないと恥をかく 世界の大問題 #13 -現代史の大転換点-』 池上彰 感想 レビュー 書評

    本の情報 著者 池上彰 出版日 2022年6月10日 本の概要 20世紀から続くロシアとウクライナの確執 建国の父・毛沢東に憧れる中国の独裁者、習近平 最後に 池上彰の著作 本の概要 この本は、ジャーナリスト池上彰さんが世界中の時事問題に対し、そもそもなぜこの問題が起こったのか、根っこの部分まで遡り問題の歴史背景を解説する『知らないと恥をかく世界の大問題』シリーズの13巻目です。 このシリーズは毎回アメリカ・ヨーロッパ・中東・アジア・日本と世界中の時事問題をバランスよく扱うのに比べ、今巻はロシアのウクライナ侵攻はなぜ起こったのかを理解するため、ロシアとウクライナの歴史を振り返るパートが長めです…

  • 【サイエンス】ブラックボックス化する社会への対処法 『プログラミング教育はいらない -GAFAで求められる力とは?-』 岡嶋裕史 感想 レビュー 書評

    本の情報 著者 岡嶋裕史 出版日 2019年2月14日 本の概要 異文化コミュニケーションとしてのプログラミング 目に見えないデジタルの壁が立ちはだかる現代 最後に 本の概要 この本は、情報セキュリティの専門家であり、実際に大学で学生に対してプログラミングを教える立場でもある著者が、プログラミング教育がいかに日本の未来にとって重要なのかを解説するという内容です。 プログラミング教育と言っても、プログラミングそのもの(コードを書くこと)ではなく、プログラミングを覚える過程で身に付く問題解決力こそが重要であり、この能力を高めることこそがプログラミング教育の目的であるという主旨です。 それに加えて、…

  • 【ゲーパス】3ヶ月で100円キャンペーン! Xbox Game Pass(ゲームパス)とゲームサブスクの未来

    はじめに 圧倒的なタイトル数に感動!? ゲーパスの弱点 ゲーパス含めゲームのサブスクサービスの未来について 最後に はじめに 2022年6月1日からマイクロソフトがゲームのサブスクサービスであるXbox Game Pass(UltimateとPC Game pass)を最初に利用する場合、本来100円で1ヶ月のところ3ヶ月に期間を延長しており、これはお得と初めてXbox Game Pass(以下、ゲーパス)に加入しました。 Xbox oneもXbox series X/Sも持っていないため、PC向け(Ultimate、PC版)のゲーパスとなります。そのためコンソール版とは若干違いがあります。 …

  • 【#21】読書のコツを掴んだ5月 月刊ミニ・ブックレビュー 2022年5月号

    はじめに 小説 3冊 書籍 10冊 最後に 他のミニブックレビュー はじめに 今回のミニ・ブックレビューは2022年5月に読破した本をブログでのレビュー記事あり・なし問わず紹介します。 今月は体感としては毎日1冊本を読んでいた気がするほど読書に明け暮れた月でした。 最近はYouTubeのまとめサイト化が酷くどのジャンルも効率的に再生数が稼げる似たような動画が氾濫(はんらん)し、YouTubeは見るだけ時間の無駄と、なるべく避けるようになりました。 それと関連するのが、本の要約をするコンテンツが増えたことで、あのような要点だけ抜き出してまとめる行為に意味などなく、本当に時間の無駄としか思いません…

  • 【純文学】香りを聞く、香道に捧げし生涯 『伽羅(きゃら)の香(かおり)』 宮尾登美子 感想 レビュー 書評

    評価:100/100 作品情報 著者 宮尾登美子 出版日 1981年6月1日 小説の概要 かぐや姫が暮らす月の世界に憧れ続けた者の末路 滅びの作家・宮尾登美子が香道を描くと・・・ 最後に 宮尾登美子作品 小説の概要 この小説は、貴重な香木を焚(た)きその香りを聞く(鑑賞する)、日本の伝統的な遊芸“香道(こうどう)”に魅せられた一人の女性の生涯を描く純文学です。 明治から昭和にかけ、三重県の薪炭(しんたん)商を営む本庄家・宗家の一人娘“本庄葵”が、実家の莫大な財力を頼りに滅びかけた香道を復興するため半生を捧げるというストーリーです。 ただ、香道を題材としてはいるものの、香道についての小説ではなく…

  • 【伝奇小説】決戦!! 霊峰 伊吹山 『鬼夜行 源平妖乱シリーズ #3』 武内涼 感想 レビュー 書評

    評価:80/100 作品情報 著者 武内涼 出版日 2021年4月16日 小説の概要 2巻の焼き直しをするだけの3巻 もはや影も形もない平家 最後に 源平妖乱シリーズ 武内涼作品 小説の概要 この作品は平安時代の末期を舞台に、源義経や静御前が属する鬼狩り集団“影御先(かげみさき)”と、権力の中枢に巣くう血吸い鬼“邪鬼”との戦いを描く伝奇アクション小説『源平妖乱』シリーズの3作目です。 木曾(きそ)義仲(よしなか)がいる信州(信濃(しなの))が舞台だった2巻から打って変わり、3巻は平家が支配する平安京や、琵琶湖や霊峰伊吹山(いぶきやま)がある近江(おうみ)が主な戦場となります。 近江国は戦国時代…

  • 【ビジネス書】高いモチベーションを維持する秘訣!? 『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』 苫米地英人 感想 レビュー 書評

    本の情報 著者 苫米地英人 出版日 2012年6月22日 本の概要 目先の悩みよりゴール(目的)が大切!! 最後に 本の概要 この本は、認知科学によって日々の生活習慣を改善し、モチベーションやパフォーマンスを向上させるという主旨のビジネス書(自己啓発書)です。 エフィカシー(自己評価)やらコンフォート・ゾーン(快適な空間)やらスコトーマ(心理的盲点)やら、やたらカタカナ語が頻出しますが、言っていることは、人生で達成すべき高いゴール(目的)を設定し、それを達成するためあらゆるネガティブな思い込み(頭のゴミ)を破棄し、生活習慣を改善しようというシンプルな内容となっています。 一冊の本として深みがあ…

  • 【ビジネス書】1億総戦国大名の時代 『評価経済社会 電子版プラス』 岡田斗司夫 感想 レビュー 書評

    本の情報 著者 岡田斗司夫 出版日 2013年7月11日 本の概要 情報化社会=戦国時代 最後に 本の概要 この本は、人々が貨幣の代わりに評価と影響力を奪い合う“評価経済”という概念について解説がされます。 影響力とはツイッターのフォロワー数、YouTubeのチャンネル登録者数など数値化されるものが主です 1995年に出版された『ぼくたちの洗脳社会』という本が元となっており、当時に比べネットがより一般化した現代用に細かい部分がブラッシュアップされた内容です。 本の主旨は、ネットによる情報革命によりこれまでは政府やマスメディアが独占していた大衆に対する影響力が一般人にも開放され、その結果あらゆる…

  • 【ビジネス書】未来は予測できる!! 『未来に先回りする思考法』 著者:佐藤航陽 〈書評・レビュー・感想〉

    本の情報 著者 佐藤航陽 出版日 2015年8月27日 本の概要 テクノロジーとビジネスのパターンを覚える テクノロジーの性格を学ぶことで未来を読む 再編集ではなくただの総集編 最後に 本の概要 この本は、IT企業の創業者として数多くのビジネスを成功させた著者が、未来予測のコツを伝授するビジネス書です。 基本は、テクノロジーの性質を学ぶことで未来予測の基礎を鍛え、過去に起こった出来事から一定のパターンを抽出しそれを未来に当てはめるというアナロジー(類推(るいすい))の手法で未来を予測するテクニックが解説されます。 同じ著者の『お金2.0』というビジネス書も読みましたが、この『未来に先回りする思…

  • 【ビジネス】新しいビジネスの常識、プロトタイピング 『プロトタイプシティ -深センと世界的イノベーション-』 著者:高須正和・高口康太 〈書評・レビュー・感想〉

    本の情報 著者 高須正和・高口康太 出版日 2020年7月31日 本の概要 連続型のビジネスから非連続型のビジネスへの変化 全てがプロトタイピングで繋がる快感 最後に 本の概要 この本は、プロトタイピングというビジネス手法と中国の深センの関係について語られるビジネス書です。 プロトタイピングという、元はソフトウェア開発方法の一つだった、早期にプロトタイプモデルを作りユーザーからのフィードバックを取り入れながら発展させていくという手法が最先端のビジネスでは常識となり、そのプロトタイピング型のビジネスに世界で最も適応した場所が中国の深センであるという解説がされます。 プロトタイピングビジネスや深セ…

  • 【PS】シンプルなRPGのお手本!? 『ファイナルファンタジー4(PS版)』 〈レビュー・感想〉

    プレイ動画 評価:85/100 作品情報 ジャンル RPG 発売日(日本国内) SFC版:1991年7月19日PS版:1997年3月21日 開発(デベロッパー) スクウェア(現 スクウェア・エニックス) 開発国 日本 ゲームの概要 『FF4』を再プレイする理由 衝撃に次ぐ衝撃のストーリー シンプルさを極めたFF 最後に ゲームの概要 このゲームは、『ファイナルファンタジー』シリーズ4作目です。 1991年に発売されたスーパーファミコン(以下、SFC)版にダッシュ移動など、いくつかの追加機能を加え初代プレイステーション向けに移植されたバージョンです。 植松伸夫作曲の「これぞFF!!」という永遠不…

  • 【サスペンス小説】斬新!? 間取り図サスペンス 『変な家』 著者:雨穴 〈書評・レビュー・感想〉

    評価:90/100 作品情報 著者 雨穴 出版日 2021年7月20日 小説の概要 家の間取りに事件を仕込む 間取り図から離れるとやや失速する中盤以降 最後に 小説の概要 この作品は、一見普通に見えてどこかがおかしい間取りの家を調べていくと、間取りに隠された驚愕の真実が浮かび上がってくるというサスペンスミステリー(若干のホラー風味もある)小説です。 フェイク・ドキュメンタリー(モキュメンタリー)のような架空の出来事(フィクション)を実際に起こった事件風に装った作風で、似たタイプの小説だと『残穢(ざんえ)』が近いです。 ページ数が少なく、しかも中身は家の間取り図だらけで文字数も少ないため、数時間…

  • 【#20】月刊ミニ・ブックレビュー 2022年4月号

    はじめに 小説 4冊 書籍 1冊 最後に はじめに 今回のミニ・ブックレビューは2022年4月に読破した本をブログでのレビュー記事あり・なし問わず紹介します。 今月はブログ内のほとんどの記事をリライトする作業に月の4分の1ほどの膨大な時間を費やしました。 ここ1年以内に書いたものはいいとしても、さすがに4、5年以上も前に書いた記事をそのまま放置するのは恥ずかしくなり、いざ始めるとこれが想像を絶するほどのゴミ文章で、自分で書いた文章を読み返し勝手に苦しむマッチポンプ状態に苦しみました。 読み辛いだけで必要のない文章を問答無用でバッサバサと切り落としていると、途中から長い時間を掛けて書いた文章を削…

  • 【海外ドラマ】打ち切りが妥当、超常現象サスペンス 『DEBRIS / デブリ シーズン1』 〈レビュー・感想〉

    トレーラー 評価:80/100 作品情報 放送期間 2021年3月~5月 話数 全13話 国 アメリカ 放送局 NBC ドラマの概要 人間に興味が無い人たちが作った人間ドラマ 超常現象一点集中ドラマ 最後に ドラマの概要 この作品は、太陽系に突如現れた大破した宇宙船から“デブリ”と呼ばれる物体が地球へ降り注ぐようになった世界を描くサスペンスドラマです。 ストーリーは、アメリカとイギリスのデブリ合同調査タスクフォース“オービタル”に所属するCIAのブライアンと、MI6のフィノラのコンビがデブリが関係する超常現象を調査していくという内容です。 すでにシーズン1で打ち切りが決定しており、しかも宇宙船…

  • 【伝奇小説】死闘、死闘また死闘、脅威の疾走感!! 『信州吸血城 源平妖乱シリーズ #2』 著者:武内涼 〈書評・レビュー・感想〉

    評価:85/100 作品情報 著者 武内涼 出版日 2020年5月15日 小説の概要 運命的な巴と木曽義仲の出会い これだと源平妖乱ではなく源氏妖乱 最後に 源平妖乱シリーズ 小説の概要 この作品は、平安時代の末期、源義経が属する鬼狩り集団“影御先(かげみさき)”と、権力の中枢に巣くう血を吸う鬼たち“邪鬼”との戦いを描く伝奇アクション小説『源平妖乱』シリーズの2巻です。 1巻は平家が支配する平安京が主な舞台でしたが、2巻は義経と同じく源氏の一族である木曾(きそ)義仲(よしなか)のホームグラウンド信州(信濃(しなの)、現在の長野県)が戦場となります。 前巻で義経が鬼と戦う経緯(いきさつ)を全て説…

  • 【劇場アニメ】STUDIO 4℃が贈る他人の夢の尻ぬぐい戦記 『映画 えんとつ町のプペル』 〈レビュー・感想〉

    トレーラー 評価:70/100 作品情報 公開日 2020年12月25日 上映時間 101分 アニメ制作会社 STUDIO 4℃ アニメの概要 プロとしてのプライドをぐっと呑みこんだSTUDIO 4℃ オタキングからの的確なアドバイス 最後に アニメの概要 この作品は、お笑い芸人であるキングコングの西野亮廣さん自身が描いた絵本をアニメ制作会社STUDIO 4℃が映画化した劇場用CGアニメです。 原作の絵本は未読です。 STUDIO 4℃が制作する劇場用アニメとしては漫画『ベルセルク』の黄金時代篇三部作の映画版と同様CGアニメで、『スプリガン』や『マインドゲーム』のような手描きのアニメではありま…

  • 【アメリカ映画】映画デザイン、映像の革命!! 『DUNE(デューン) 砂の惑星』 〈レビュー・感想〉

    トレーラー 評価:120/100 作品情報 公開日(日本) 2021年10月15日 上映時間 155分 映画の概要 映像磨きに余念のない傑作 原作小説との比較 最後に 原作小説 映画の概要 " data-en-clipboard="true">この作品は、フランク・ハーバートのSF小説『デューン 砂の惑星』を原作とする映画です。 全宇宙で唯一、抗老化作用を持ち人間の意識を拡張させる貴重な香料“メランジ”が採取できる砂の惑星アラキス(デューン)を舞台に、宇宙を統べる帝国に仕えし大領家(貴族)であるアトレイデス家とハルコンネン家の権力闘争、そしてアトレイデス公爵の息子ポール・アトレイデスが過酷な試…

  • 【SF小説】約60年読者をトリップさせ続ける傑作SF叙事詩!! 『DUNE(デューン) 砂の惑星』 [新訳版] 上・中・下 著者:フランク・ハーバート 訳者:酒井昭伸 〈書評・レビュー・感想〉

    評価:100/100 作品情報 著者 フランク・ハーバート 出版日 アメリカ:1965年 小説の概要 後世の様々なSFに影響を与えし伝説の古典 デヴィッド・リンチ版(1984年)の映画との比較 ドゥニ・ヴィルヌーヴ版(2021年)の映画との比較 最後に 映画版 小説の概要 この作品は、1965年に出版されたアメリカの長篇SF小説です。優れたSF作品に贈られるヒューゴー賞と、優れたSF小説に贈られるネビュラ賞を同時に受賞するという快挙を成し遂げ、世界的なベストセラーとなり、幾度も映像化された伝説的な名作です。 ページ数は上・中・下巻全て合わせると約1100~1200ページほどで、ボリュームはそこ…

  • 【#19】月刊ミニ・ブックレビュー 2022年3月号

    はじめに 小説 4冊 書籍 2冊 最後に はじめに 今回のミニ・ブックレビューは2022年3月に読破した本をブログでのレビュー記事あり・なし問わず紹介します。 今月も2月から引き続き使い勝手の良いファイヤーTVで、VOD(動画配信サービス)を利用し映画やドラマを見続けました。 2月に見た映画『ザ・ライダー』でクロエ・ジャオ監督にハマったことから、同じくクロエ・ジャオが監督したアベンジャーズシリーズの『エターナルズ』を視聴するためわざわざディズニープラスに加入することに。 まず『エターナルズ』の前にアベンジャーズシリーズで未見だった『ブラック・ウィドウ』と『シャン・チー』を見ることに・・・しかし…

  • 【邦画】本物の映像作家 濱口竜介 『寝ても覚めても』 〈レビュー・感想〉

    トレーラー 評価:90/100 作品情報 公開日(日本) 2018年9月1日 上映時間 119分 映画の概要 用意周到であり大胆不敵な映画 最後に 映画の概要 この作品は、主人公・朝子が、顔がそっくりなものの人間性は真反対の二人の男性の間で揺れ動く様を描いた恋愛映画です。 原作は小説ですがそちらは未読です。 世界的に評価される『ドライブ・マイ・カー』を監督した濱口竜介監督の商業映画デビュー作であり、濱口監督のえげつないまでの演出力が発揮される大傑作でした。 映画評論家の蓮實(はすみ)重彦さんが絶賛していたため視聴しましたが、これはまともな映画好きなら絶対に衝撃を受けるだろうという完成度で、濱口…

  • 【伝奇小説】平家vs源義経vs吸血鬼 『不死鬼 源平妖乱シリーズ #1』 著者:武内涼 〈書評・レビュー・感想〉

    評価:90/100 作品情報 著者 武内涼 出版日 2019年10月11日 小説の概要 無駄のないハイテンポ忍び伝奇アクション 最大の欠点はキャラクターの薄さ 最後に 源義経が主人公の伝奇小説 小説の概要 " data-en-clipboard="true">この作品は、平安時代の末期、平清盛(きよもり)率いる平家が支配する京の都を舞台に、後白河上皇の側近の公家として権力の中枢に潜り込んだ血を吸う鬼(吸血鬼)たちと、源義経や静御前が属する白拍子(しらびょうし)や傀儡(くぐつ)といった旅芸人に扮する鬼狩り集団影御先(かげみさき)、そして圧政を敷く清盛に対し鬼を一掃するため密(ひそ)かに影御先(か…

  • 【歴史小説】魔王と、覇業に立ちはだかる者たち 『信長、天を堕とす』 『信長、天が誅する』 著者:木下昌輝 天野純希 〈書評・レビュー・感想〉

    評価:80/100 作品情報 著者 木下昌輝天野純希 出版日 2019年11月27日 小説の概要 アイデアが凡庸止まり 信長が両作品に顔を出す中途半端さ 最後に 小説の概要 この作品は、文芸雑誌である小説幻冬の“信長プロジェクト”という、二人の作家が戦国武将・織田信長についてそれぞれ異なる視点で描くという企画から生まれた歴史小説です。 『信長、天を堕とす』は、一貫して信長が主役となり、なぜ桶狭間の戦い以降、破竹の勢いで勢力を拡大し、挙げ句は比叡山の焼き打ちのような神罰をも恐れない残虐な行為に及んだのか、作者独自の解釈で描かれます。 『信長、天が誅する』は、逆に魔王・信長と実際に相対した者たちが…

  • 【歴史小説】戦国の梟雄の心を暴く連作短篇 『宇喜多の捨て嫁』 著者:木下昌輝 〈書評・レビュー・感想〉

    評価:85/100 作品情報 著者 木下昌輝 出版日 2014年10月27日 小説の概要 デビュー作とは到底思えない安定の構成力 戦国の疑心暗鬼を追体験 最後に 小説の概要 この作品は、戦国時代に幾人もの敵を卑怯な手段で暗殺し、自分の娘を嫁がせた家を次々と滅ぼし、下剋上で主君をも追放し国を乗っ取った戦国きっての謀将、宇喜多(うきた)直家(なおいえ)が主役の歴史小説です。 最初は極悪人として語られる直家像が複数の人物の視点を経ることで徐々に変容していくという連作短篇に近い構造をしています。 小説家デビュー作とは思えないほど優れた構成力で歴史小説というより、伏線を全て回収し話をキレイにまとめるミス…

  • 【#18】月刊ミニ・ブックレビュー 2022年2月号

    はじめに 小説 5冊 書籍 3冊 最後に はじめに 今回のミニ・ブックレビューは2022年2月に読破した本をブログでのレビュー記事あり・なし問わず紹介します。 今月は、AmazonのファイヤーTVスティック 4K MAXを購入したため、色々なVOD(動画配信サービス)の使い勝手を試しました。 配信されている動画のラインアップで意外だったのが、AmazonプライムやU-NEXTで『爆走兄弟レッツ&ゴー』のTVアニメシリーズ(無印、WGP、MAX)と劇場版、さらに『激闘!クラッシュギアTURBO(ターボ)』が視聴可能だったこととです(2022年2月現在)。 これらの作品はDVDレンタルされておらず…

  • 【アート】アートと会計、プラットフォームを巡る対談 『教養としてのお金とアート 誰でもわかる「新たな価値のつくり方」』 著者:田中靖浩 山本豊津 〈書評・レビュー・感想〉

    本の情報 著者 田中靖浩 山本豊津 出版日 2020年9月2日 本の概要 アートと会計の類似性 文化と文明の違い アーティストが国を解釈する時代 最後に 本の概要 この本は、画商である山本豊津さんと、公認会計士である田中靖浩さんの二人が、アートと会計(簿記)の歴史を重ね合わせることで両者の共通点を探りつつ、日本でアートを産業として育てていくにはどうするべきかというビジョンを模索する対談本です。 個々のアーティストやアート作品にはほぼ触れられず、ヨーロッパがアラビア数字を採用したことで会計が急激に進化し簿記が世界共通のフォーマットになったように、どうしたら日本のアートを国際的なアートフォーマット…

  • 【ホラー小説】『山の霊異記 幻惑の尾根』 著者:安曇潤平 〈書評・レビュー・感想〉

    評価:70/100 作品情報 著者 安曇潤平 出版日 2013年5月 小説の概要 アイデアを未加工で見せてしまう脇が甘い短篇 最後に 小説の概要 この小説は、山にまつわる怪奇譚が語られる短篇集『山の霊異記(りょういき)』シリーズ三作目です。今回は全部で20篇の短篇が収録されています。 このシリーズは、一作目の『赤いヤッケの男』はストレートに山岳ホラーだったものの、二作目以降は徐々に怖い話が減り、ついに今巻に至ってはホラーと呼べるような話はほとんど無く、読んでいて恐怖に震える瞬間は皆無でした。 一つ一つのエピソードも、作者の得意とする登山描写以外は粗さばかり目立ち、純粋な短篇小説としての魅力もさ…

  • 【ホラー小説】作者の露出が増した山岳怪談集 『山の霊異記 黒い遭難碑』 著者:安曇潤平 〈書評・レビュー・感想〉

    評価:75/100 作品情報 著者 安曇潤平 出版日 2010年6月 小説の概要 誰かの話から自分の話へ 最後に 小説の概要 この小説は、登山にまつわる怪談短篇集『山の霊異記(りょういき)』シリーズの二作目です。全部で22篇の短篇が収録されています。 前作『赤いヤッケの男』に比べ極端にホラー要素が減っており、山で怪異に遭遇する怪談と、山にまつわるエッセイが半分半分といった感じです。そのため山岳ホラーを期待する場合は前作よりさらに物足りなくなりました。 ただ、山への愛情が深い作風は前作と同様で、珍しい高山植物に彩られる山の風景、野営時に澄んだ空気と山の景色を肴に食べる美味しそうな食事、山で命を落…

  • 【ホラー小説】山岳ホラー短篇集 『山の霊異記 赤いヤッケの男』 著者:安曇潤平 〈書評・レビュー・感想〉

    評価:80/100 作品情報 著者 安曇潤平 出版日 2008年2月 小説の概要 山、それはあの世とこの世の狭間 最後に 小説の概要 この小説は、登山にまつわる怪談が28篇収録された山岳怪談の短篇集です。 基本は山で体験した薄気味悪い出来事が語られる山岳ホラーですが、不思議なだけでさほど怖くない話も多くあり、ホラー小説として読むと物足りません。 それに、一篇一篇腰を据えてじっくり読むというよりは、次から次にリズミカルに読み進めるような軽めの話が多く、読み応えはさほどありませんでした。 ただ、下界から隔絶された神聖な山と想像力を掻き立てる怪談の相性はすこぶる良く、山岳ホラーとしての魅力は十分に堪…

  • 【純文学】満州から故郷への帰還、そして母との別れ 『仁淀川(によどがわ)』 著者:宮尾登美子 〈書評・レビュー・感想〉

    評価:80/100 作品情報 著者 宮尾登美子 出版日 2000年12月25日 小説の概要 都会の嫁、田舎の姑、静かなる戦い 最愛の母との別れ ・・・疲れたの? 最後に 小説の概要 " data-en-clipboard="true">この作品は、作者がかつて経験した満州からの引き揚げ体験を元に書かれた自伝小説『朱夏』の続編です。『朱夏』のラストから切れ目なく話が繋がっており、前作を読んでいないと意味が分かりません。それにデビュー作である『櫂』ともリンクしており、そちらを読んでいるとより話に深みが出ます。 この小説が『朱夏』からそのまま話が繋がる続編だと説明がないのはさすがに不親切だと思います…

  • 【ガジェットレビュー】旧型テレビが最新のスマートテレビに!! 『Fire TV Stick(ファイヤーTVスティック) 4K MAX(第三世代)』

    ガジェットの概要 PS4からFire TV Stickへと乗り換え 最高の機能、Bluetooth(ブルートゥース) 最後に 余談 ※自己責任 ガジェットの概要 このFire TV Stickは、TVやモニターのHDMIポートに差し込むことで、各種の動画配信サービスアプリを起動させるプラットフォーム的な機能を果たすメディアストリーミングデバイスです。 端的に言うと、ネットへの接続機能を持たない旧型のテレビを、ネット接続を前提に作られ各種動画配信サービスアプリ(YouTubeやネットフリックス、Amazonプライム、など)が内蔵されるスマートテレビ化するためのガジェットです。 ネットに繋がってい…

  • 【小説】満州サバイバル 『朱夏』 著者:宮尾登美子 〈書評・レビュー・感想〉

    満洲ドキュメンタリー 評価:100/100 作品情報 著者 宮尾登美子 出版日 1985年 小説の概要 救いのない引き揚げ者同士の反目 作家・宮尾登美子の誕生 最後に 小説の概要 この作品は、日中戦争の末期に満蒙(まんもう)開拓移民の一員として高知県から満州国へと渡り、日本の敗戦後は命からがら大陸から日本へと引き揚げてきた作者の実体験を元に書かれた小説です。 土佐開拓団の一員として満州へと渡り、衛生状態が劣悪な環境で風土病に苦しみ、日本の敗戦後は日本人に土地を奪われ怨みを抱く現地の満人や、満州へと侵攻してきたソ連軍、内戦状態の中国国民党軍と中国共産党軍など多数の勢力に命を脅(おびや)かされる壮…

  • 【#17】月刊ミニ・ブックレビュー 2022年1月号

    はじめに 小説 2冊 書籍 1冊 最後に はじめに 今回のミニ・ブックレビューは2022年1月に読破した本をブログでのレビュー記事あり・なし問わず紹介します。 今月は自宅のネット回線をIPv4からIPv6(IPoE)に改善しようとプロバイダと光回線を変更する作業に手こずり長期間PCがネットに繋がりませんでした。そのため月の大半ほぼオフライン状態で過ごすという貴重な経験が出来ました。 ネットから切り離された生活で強く感じたのは時間の流れの遅さです。 ここ数年は時間の流れがどこまでも加速し一日が極端に短いと感じる日ばかりでした。しかし、ネットから切り離されると途端に一日がスローに感じられ、自分のペ…

  • 【小説】高知の田舎ヤクザ盛衰記 『鬼龍院花子の生涯』 著者:宮尾登美子 〈書評・レビュー・感想〉

    映画版 予告 評価:85/100 作品情報 著者 宮尾登美子 出版日 1980年1月 小説の概要 滅びの作家宮尾登美子 映画版は日本の映画史に残る大傑作!! 最後に 小説の概要 この作品は、高知県の田舎ヤクザである鬼龍院一家の繁栄と没落を、鬼龍院家に養女として貰われ物のように扱われる主人公・松恵の視点で描く小説です。 見栄のために散財しては借金まみれとなるヤクザの台所事情や、女をただの所有物扱いする鬼龍院家の劣悪な環境、日本が近代化する過程で居場所がなくなり衰退していく高知のヤクザたちと、鬼龍院家の養女・松恵の視点で鬼龍院一族が辿る惨めな顛末が語られます。 基本は『平家物語』における平家の繁栄…

  • 【小説】受け継がれる音色、消えゆく魂 『一絃の琴』 著者:宮尾登美子 〈書評・レビュー・感想〉

    評価:95/100 作品情報 著者 宮尾登美子 出版日 1978年 小説の概要 宮尾登美子作品なのに読みやすい!! 不自然さが微塵もない宮尾流リアリティ 信頼と裏切り、転落と復活、琴に翻弄される二人の生涯 最後に 小説の概要 この小説は、幕末から明治、大正、昭和の土佐藩(高知県)を舞台に、一絃琴(いちげんきん)の普及に貢献した島田勝子と、その弟子である人間国宝、秋沢久寿栄(くすえ)という実在の人物をモデルとした二人の主人公の人生が描かます。 一絃琴とは弦が一本だけのシンプルな構造の琴です。 " data-en-clipboard="true">そして、優れたエンタメ小説に贈られる直木賞(第80…

  • 【一覧リスト】ブックレビュー

    ビジネス書 歴史(ヒストリー)・教養(リベラルアーツ) 科学(サイエンス) 芸術(アート) その他 ブックレビューをカテゴリーごとにまとめました。カテゴリーの分け方は読んだ際の感覚を元にした完全なる主観なのでご注意ください。 ☆1はそこそこおすすめ、☆2はかなりおすすめ、☆3は読んで損はない内容です。 ビジネス書 ビジネス書と言っても実用的な本ではなく、ビジネスの土台となる未来を予測するコツや、ビジネスパーソンとしての基本的な思考法、創造性の高め方など、心構えを説くような本が多めです。 -佐藤航陽- タイトル 出版年 おすすめ 未来に先回りする思考法 2015年 ☆☆☆ お金2.0 -新しい経…

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