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2019/10/02

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  • 映画/「必死剣鳥刺し」死んだと見えた主人公が一瞬で繰り出す鳥刺しがかなりのスゴ技

    仕掛人・藤枝梅安役がハマってた豊川悦司さん主演の2010年の映画作品。 原作は藤沢周平の隠し剣シリーズの一篇「必死剣鳥刺し」。 江戸時代の東北の小藩・海坂藩が舞台です。 (「必死剣鳥刺し」2010年/114分/平山秀幸監督) これがまた、いきなり豊川さん演ずる兼見三左エ門が藩主・右京太夫(村上淳)の愛妾・連子(関めぐみ)を刺殺する、という大それた事件を起こす場面から始まります。 連子は美貌で才気のある女性ではあるのですが、殿の寵愛をいいことに政治に口を出し過ぎるため藩政は混乱に陥っています。 まあ、一番悪いのは側室に入れあげるバカ殿なんですがね。 典型的なバカ殿と悪女に家臣が苦労させられて見て…

  • 梅安乱れ雲 仕掛人・藤枝梅安 (五) 池波正太郎

    (池波正太郎「梅安乱れ雲」仕掛人・藤枝梅安⑤) なんといってもシリーズ最大の悪役は白子屋菊右衛門です。 菊右衛門は大阪から京にかけて一大勢力を持つ香具師の元締めでして、江戸進出を企み音羽の半右衛門と対立しています。 かつては梅安と相互信頼を築いていまして、牛堀道場の跡目事件でお尋ね者になってしまった剣客・小杉十五郎を一時預かってもらったんですがね。 小杉十五朗はそうとうな剣の使い手ですが根は律儀ないい青年なので、彼を仕掛人になどしたくなかった梅安は約束をたがえて小杉を仕掛人として使った菊右衛門と全面対立。 「ああんソッチがそのつもりなら今まで面倒みてやったのに可愛さ余って憎さ百倍!」とばかりに…

  • 漫画/「ダーウィンクラブ」➄ 朱戸アオ(ネタバレ)ダーウィンクラブのルールが怖すぎた!

    朱戸アオさんの新刊が出たら必ず買うんですが、現在連載中の「ダーウィンクラブ」ついに➄巻が出ましてもうチョー面白いです。(なんて頭の悪そうな感想) まずこれまでの話をざっと書いておきますと、世界中に経済格差が広がった現代でGAFA的な巨大企業が次々とテロで狙われていくんです。 これを仕掛けた犯罪組織の中に、子どもの頃父親を殺害した犯人を発見した元警察官・石井大良(たいら)は、「ダーウィンクラブ」という謎の組織を突き止め潜入をします。 このクラブは秘密結社のような体で「正しい事をしろ」とか「他人を助けてやれ」とかめっちゃまともな教えを垂れながら、同時にテロを起こし人を殺してるわけでして。 なんか独…

  • 漫画/「平和の国の島崎へ」原作 濱田轟天・画 瀬下猛 感想

    日本は平和ぼけな国だと言うんですが、それは重大な問題だと思い始めたのよ。 「北朝鮮からミサイルが飛来するからただちに避難しろ」って言われてもアータ!いったいどこにウクライナのような身を守れるシェルターがあるのかな。 避難所はあってもそこはシェルターではないわけで。 中国や北朝鮮からミサイル攻撃を受けた場合、あたしゃどこへ逃げたらいいのさ(;´д`)トホホ せいぜい地下鉄とかデパ地下とか身を隠せる場所に逃げ込むくらいですよね。 これが日本の避難システムの現状だと思うとなんかお粗末じゃないですか。 戦後78年だっけ?日本はずっと戦争がなかったから、もちろんそれはとても素晴らしい事なのですが、この平…

  • 義満と世阿弥

    京都駅からバスで10分弱の「今熊野」バス停で下車したら、南の方角に森のように見える一画が平安時代末期に後白河法皇によって創建された新熊野神社です。 永和元年(1375)この場所で劇的な出来事がありました。 時の将軍足利義満と観阿弥・世阿弥父子の出会いです。 足利義満と言えば、言わずと知れた室町幕府第3代将軍でして、室町幕府歴代将軍の中でも一番お馴染みな方じゃないですか。 源氏の名門に生まれた義満はわずか11才で征夷大将軍になり、南北朝合一を果たし足利政権を確立したやり手です。 また世界遺産の金閣寺を建立するなど北山文化を開花させ、室町時代の政治、経済、文化の最盛期を築きました。 この義満が愛し…

  • 映画/「ベニスに死す」感想

    (「ベニスに死す」1971年/ルキノ・ヴィスコンティ監督/130分) 仄暗い夜明け前の海を蒸気船は黒い煙を吐きながら静かに進んでいきます。 マーラーの交響曲第5番第4楽章Adagiettoが厳かに流れる1911年のベニスです。 映画の代名詞のようになったこの名曲は、映画の冒頭と最後にまた主人公アッシェンバッハの心の揺れや追憶の場面で流れます。 アッシェンバッハは著名な作曲家指揮者ですが、仕事に行き詰まり健康もすぐれないため休暇を取り一人この水の都にやって来たのです。 身も心も疲弊した彼の表情はバカンスなどとは程遠い物憂さで、蒸気船の中で見た化粧をした男に嫌悪感を覚えるわ乗り換えたゴンドラでは船…

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