書籍/二十四孝詩選(禿氏祐祥1946)・21 呉猛
茣蓙の上で衣服を緩め横たわる呉猛。 蚊が描かれていないようです。親孝行というより、少年が昼寝しているようにしか見えない・・・。実は父親のためにかなり身体を張っているのに。 国立国会図書館デジタルコレクションより 呉猛夏夜無帷帳 蚊多不敢揮恣渠膏血飽 免使入親闈 呉猛年八歳 有孝行 家貧無帷帳夏不驅蚊 恐去己而齧其親也 ーーー 渓斎英泉の呉猛。虫よけガンガン焚いてますが、煙は父親の方向へ。父親がのうのうと寝ている横で呉猛は蚊に喰われまくってます。これだと親孝行の状況がわかりやすいですね。
2023/06/30 04:31