書籍/絵本二十四孝(岡田玉山)・8 江革
戦乱を逃れて、母とよその土地へ避難した江革。行きは背負って、帰りは車で母親を運んだんですね(本によっては行きも車利用)。 この絵は戦火が収まり、無事親子で故郷に帰ってきた場面ですね。奥に見えるのがきっと懐かしの我が家。(故郷から逃げる途中で賊に会うエピソードは「艱難」という言葉に集約されてます) 画像は「ARC古典籍ポータルデータベース」より 江革 行傭供母 後漢の江革字は次翁。斉国「りんし」の人なり。幼して父におくれ。母につかへて孝行の聞えあり。其比天下乱れければ。母を背に負ひ道すがら艱難経て。やうやうに栖を。もとめけり。つねに身は裸に。足は跣にて人に傭れ。其賃をとりて母をやしなひなぐさめけ…
2022/07/31 06:47