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喜ぼう・すでに未来は・起こったり・明王さまと・楽しくやろう
何事も、いつもが将来の始まりです。いつまでも過去にこだわり、善かった悪かったを繰り返すのは止めましょう。将来、未来に心を広げるのです。しかも怖がる事無く、楽しんで未来を迎えるのです。その心が出来あがればお不動さまはいつもそばに居てくれます。一緒にやろう
2023/05/01 05:00
勝った時・負けた時をも・喜ぼう・物の終わりは・喜ぶ明王
物事が終わった時に、衆生は勝った負けたを言います。お不動さまは言いません。負けても喜びます。終わることの意識の違いだと思います。物事の終わりはないと言うのが、お不動さまの考えです。全てが仮の終わりです。続くのです、いつまでも。そのことが分かれば、やり続
2023/04/29 05:00
分からずに・妄想しても・明王知る・凡夫と仏・それほどの違い
お不動さまは、私たちをよく見ています。よく知っています。だから助けて下さるのです。私たちの知らないことまで知っているのです。故に行く道の修正をしてくれるのです。衆生には遠回りのように見えることでも、近道なのです。しかしそれは楽な道でなく厳しい道なのです
2023/04/27 05:00
お行とは・替えのきかない・ものである・明王さまも・仕事は変えず
あのお行が済んだら、このお行と言うように変えます。変えることが良い悪いと言うことではなく、その時のあなたの心はどうなっているの?と聞きたいです。お不動さまも、あの手この手で私たちを助けようとしてくれます。が、助けたいと思う心だけは変わりません。
2023/04/25 05:00
累積(るいせき)の・図案、形は・外れよう・最初の明王・有難きかな
色々と頭によみがえる明王の姿・形に縛られるより、最初に縁をいただいた明王さまを大切にしましょう。だってそうでしょう。姿や形は異なっていても、我等を助けようとする心は皆一緒です。英・数・国・社・理の違いはあっても、学問と言う点では優劣をつけられないのと同
2023/04/23 05:00
ぬかるんだ・道を通じて・他人(ひと)と会う・我と明王・同じ場所なり
人生の道も、仕事の道も、良い道ではありません。厳しい道です。つらい道です。お不動さまはそう言う道を選びます。この厳しい道になれると、これからはどんなにつらい道でも大丈夫だから最初は厳しくつらい道の経験をさせるのです。そう言う時には、お不動さまもそばに居
2023/04/21 05:00
理由なし・予想もないが・楽しもう・その心がけ・明王と同じ
何の理由も無いし、また物事に対する予想もありません。しかしこの世の中に起こることは、面白く無くても楽しみましょう。喜びましょう。すると、本当に楽しく・嬉しいことが起こってきます。それが、お不動さまの教えなのです。願いよせるのではなく、呼びよせるのです。
2023/04/19 05:00
近づこう・分からぬ不思議な・物事に・道案内は・明王の仕事
お不動さまは、上には如来に従い・下には衆生につかさどります。これは自分を捨て他に尽くすことを道案内としているのです。分からぬ不思議さが、お不動さまなのです。残念ながら仏さまの思いと人間の思いが異なる時があります。苦しみも違います。楽しさも違います。その
2023/04/17 05:00
どのような・事でもとことん・やるが良し・そこを明王・じっと見ている
どんなことでも最後の最後まで、やることが大切です。それをお不動さまはじっと見ているのです。次々に出てくる全ての煩悩を焼き尽し、最後に大智火と為すのです。願って、直ぐに成就しなくても心配をする必要なしです。その時が峠です。それを越えれば後は下り坂になりま
2023/04/15 05:00
平凡な・人生の中・正解は・たくさんあるぞと・教える明王
特殊でなくて平凡で良い、人生は。これがお不動さまの教えです。見聞きすることの正解は、その時その時により違います。自分がこうありますから、他の人も正解はその時その時により違うのです。他人に耳をかたむけて、さらに心をかたむけるようになりましょう。それがお不
2023/04/13 05:00
誉められる・事を求めて・行ずるな・それが迷いだ・明王嫌う
物事をするのに、誉められることを目安にしてはなりません。そうすることは、迷いです。得をすることを目標にしてはなりません。お不動さまはそう言う人を嫌います。そう言う心を嫌うのです。縁のある人なら全員が助かると言うのがお不動さまの願いなのです。お不動さまの
2023/04/11 05:00
忍耐を・立てて仕事に・励むなら・手助け明王・更に励むか
衆生が忍耐を心して、仕事に励むなら、お不動さまは更に励み、更に頑張り更に努力をします。人の為の努力に励む人、それをお不動さまと呼ぶのです。私たちもお不動さまになれます。ならなければ、所願・諸願は成就しません。多くの人を救い上げるために願って欲しいです。
2023/04/09 05:00
初めての・ことがら全て・始めよう・初心開始は・明王も同じ
最初のことを言いますと、お不動さまは大日如来の化身です。手を合わす私を見て、これを助けようと思えば、お不動さまに姿を変えるのです。初心を大切にし、大事にして始めるのです。恐ろしい姿をしながら、私たちを助けようとしてくれます。本当は、やさしい仏さまなので
2023/04/07 05:00
論ずより・好きな事柄・戦えよ・明王一つを・大事に保つ
好きで重要なことがあれば、論ずることなく、真剣に戦いぬきましょう。私たちのすべき道がたくさんあっても、お不動さまは、その中から一つを選び、大事に保ちながら、大切にするのです。それは即ち、私たちのすべきことを表しています。とにかく戦いましょう。一番の敵は
2023/04/05 05:00
いずれをも・力あふれる・明王は・衆生済度に・骨身(ほねみ)くだきて
本日より「不動明王のいろは歌3」を始めます。 何事に対してもお不動さまは力いっぱい私たちに功徳を授けます。どのようなことがあっても骨身を砕いても、衆生を助けようとしているのです。また、助かる道を私に授けようとしているのです。道の案内がお不動さまの力なので
2023/04/03 05:00
初参り・ん!そうだとも・そうだとも・我と其方(そなた)は・今年も一緒
仏さまが言ってくれました。「我とあなたは今年も一緒」だと。今年だけでなく、去年も、その前も守っていてくれたのです。知りませんでした。有り難いです。長い間、ありがとうございます。
2023/04/01 05:00
初参り・勧める仏・ここにあり・促(うなが)す仏・心の中ぞ
私に修行を勧める仏さまは、お寺に居ます。そして、私を促す仏さまは、心の中に居られるのです。どちらかの仏さまが右手右足を守り、他は左の手足を守ってくれます。有り難いです。
2023/03/30 05:00
初参り・千里の道も・一歩から・百度の行も・同じ心ぞ
千里の道も一歩からと言います。同じく、お百度の修行も一歩から始まります。してみると、今年の初参りも大切な一歩にあたるのではないでしょうか。仏さま、道案内を宜しくお願い致します。
2023/03/28 05:00
初参り・文殊(もんじゅ)菩薩に・力借り・智慧にて開く・この一年(一念)を
智慧の文殊さまに力を貸していただき、今年の一年は価値あるものにしたいです。その為には、仏さまにすがる一念を充実したものでなければいけません。頼む一念を持ち応えたいものです。
2023/03/26 05:00
初参り・秘(ひ)する道中・観世音・我とそなたの・悟りへの道
観世音さまと『心経』の観自在菩薩は、同じ仏さまです。ですから助かりたい時には、心経を称えるのです。観音さまが言いました。共にすがりて、共に助かり、共に悟りの道を行き成仏するぞ、と。
2023/03/24 05:00
初参り・笑(え)みに任せて・弁才天(べんざいてん)・縁がある故(ゆえ)・導き助(たす)く
笑顔で私たちに会ってくれます。優しい仏さまです。一人でも多くの人を助けようとしています。弁天さまとの縁を大切にすると、不思議と物が成り立ち、自分の物として仕上がって行くのです。
2023/03/22 05:00
初参り・知るに優しき・地蔵尊(じぞうそん)・地獄極楽・全てで救う
お地蔵さまは不思議な仏さまです。地獄・餓鬼・畜生・・・の世界に居るのです。衆生を助ける為に、救い上げるために居るのです。今日も助ける為にあわただしく動き回っていると思います。
2023/03/20 05:00
初参り・導く教え・多々あれど・密(みつ)なる物ぞ・大日如来
仏さまが私たちを導く教えは沢山あります。人間の数だけ教えはあると言っても言い過ぎではありません。一人一人の教えですから密教(真言宗)と言うのです。つかさどるのが大日如来です。
2023/03/18 05:00
初参り・眼を閉じ拝む・その中で・眼(まなこ)に写る・仏の姿
初参りは、眼を閉じて手を合せて下さい。閉じた目に仏さまが現れたら、それは妄想でも夢でもありません。本当の仏さまの姿です。心配しないで下さい。あわてなくてもいつかは見ますから。
2023/03/16 05:00
初参り・夢に見たるぞ・仏菩薩(ぶつぼさつ)・されど行じて・眼をば覚(さま)さん
初夢が仏さまだったら、最高です。夢を夢で終わらせずに、自分で何かお行を決めて実践するのです。夢の内容を実際にあなたがすると、その夢は現実に姿を現すのです。心の目を覚ますのです。
2023/03/14 05:00
初参り・帰命頂礼(きみょうちょうらい)・手を合わす・仏と心・結ぶ礼拝(らいはい)
身命をささげて三宝に帰依をすることです。三宝とは、仏法僧です。頂礼とは、頭を地面につけるまで頭を下げることです。最高の礼とされています。このような心で仏さまを拝みましょう。
2023/03/12 05:00
初参り・済度(さいど)の清め・いただいて・寄って授かる・文殊の智慧か
文殊菩薩の智慧は、知恵でなく智慧なのです。私たちを助け、修行させ、仏の位まで成長させるのです。その為に、知恵ではなく智慧なのです。これを済度と言います。救い上げることです。
2023/03/10 05:00
初参り・阿弥陀如来も・手を合わせ・助(たす)くる我を・迎えに来たぞ
阿弥陀さまも手を合せるのです。手を合せているその人を助けようと、手を合せるのです。有り難いことです。今を真剣に生きようとする人を救い上げてくれるのです。無量の力が有るからです。
2023/03/08 05:00
初参り・天上天下(てんじょうてんげ)・釈迦如来・七歩(ほ)歩(ある)きて・唯我独尊(ゆいがどくそん)
お釈迦さまがこの世に生まれた時の言葉です。唯我独尊とは、素晴らしく恵まれた境地に私の如く皆を案内したいと言う事です。お釈迦さまに認められて、ご自分の言葉をあなたに授けたのです。
2023/03/06 05:00
初参り・縁を大事に・生かしては・喜ぶことは・さらに広がる
仏さまとの縁、他人や物事との縁・・・たくさんの縁があります。その縁を丸く収める努力が大切なのです。縁を「円」にするのです。丸くすると角が無くなり、怪我(けが)や過(あやま)ちも無くなるのです。
2023/03/04 05:00
初参り・弘法大師・道開き・後生大事(ごしょうだいじ)の・歩き始める
弘法大師さまが、道を開いてくれます。そして今日から、あなたの生涯を共に歩いてくれます。苦しい時悲しい時も一緒に泣いてくれます。苦や難を押し倒す喜び嬉しさを授けてくれるのです。
2023/03/02 05:00
初参り・不動明王・ここに居(お)る・そなたの手の中・心の中に
ご本尊さまの不動明王は、あなたの手の中、心の中に居ます。眼に見えるお不動さまは、仮の姿です。今年一年は、手と心を大事に使いましょう。全てがお不動さまの動きなのですから。
2023/02/28 05:00
初参り・結縁(けちえん)結ぶ・喜びぞ・過去も来世も・不動は守る
今日と言う日は、二度とありません。その今日の日にお不動さまから結縁を結んでいただきました。現在・過去・未来の全てに渡り弟子として守って頂けるのです。本当に「おめでとうございます」
2023/02/26 05:00
初参り・待ちて頂く・その智慧は・お釈迦さまから・戴く物ぞ
お釈迦さまが首を長くして待っています、あなたの来るのを。智慧を授けようとしています。知恵ではなく、智慧です。一年間はお寺はもちろん家に居ても願いましょう。仏教を始めた人です。
2023/02/24 05:00
初参り・薬師如来が・呼んでいる・いつでも願え・何処(どこ)でも思え
薬師如来さまが待っていました。そして、呼んでいます。いつでも願い、何処からでも願えと。今年は、あなたが代表で選ばれました。あなたがお薬師さまに成って、多くの人を助けてあげて下さい。
2023/02/22 05:00
初参り・倶利伽羅(くりから)さまに・手を合わし・不動自(みずか)ら・呼び寄せ招け
倶梨伽羅龍王さまが不動明王の剣に巻きついています。刀諠の如く、一切の災難や障害を打ち倒すのです。何にも負けない仏さまと思って良いのです。何でも成就する力あるからです。
2023/02/20 05:39
初参り・思い立つ日が・吉日ぞ・仏も守る・心を配れ
何事も、暦の上の大安吉日にとらわれないで下さい。日・月・火・・のように、大安・赤口・先勝・・と続きます。仏さまとあなたの心で、毎日が大安となるのです。大安の日を作る努力が必要です。
2023/02/18 05:00
初参り・残り物なる・その福は・授ける仏・受け取る自分
福徳と言うものは、欲を出して得る物ではありません。ましてや、金銭だけが福徳でもありません。真実の福と徳を仏さまは授けてくれます。最後の最後に授かる福徳を大事にして下さい。
2023/02/16 05:00
初参り・意思(石)の上にも・三念(年)ぞ・見つめ見直し・認める心
「石の上にも三年」と言いますが「意志の上にも三念」としました。三念とは、見つめる・見直す・認めることを言い、心を大切にします。三念とは、三つの今の心です。心・仏・衆生の無差別を言います。
2023/02/14 05:00
初参り・運をいただき・育てるぞ・その身の心で・養うものぞ
善い方向に運ぶ。これを運が良いと言います。だとしたら、運ぶのは誰か?。神仏でなく、自分自身です。運ぶ努力が必要です。あなたの心の力が大切です。その心の力を養って、あなたを幸せに。
2023/02/12 05:00
初参り・昔取ったる・杵柄(きねづか)を・思い出しては・仏力(ぶつりょく)招く
お正月のお餅です。杵の柄(手で握る部分)が必要です。柄が無ければ、お餅は搗(つ)けません。仏さまと私たちも同じです。そしてその力も大切です。お餅を搗く気持ちに成って、礼拝の手を叩きましょう。
2023/02/10 05:00
初参り・楽にも苦あり・楽の種・心の畑に・撒(ま)いて育てる
楽にも苦あり。苦は楽の種。よく聞く言葉ですが、苦を心の畑に撒きましょう。その畑を耕しましょう。種に水を。そこまでしないと、苦は楽の種としての意味がありません。厳しい言葉です。
2023/02/08 05:00
初参り・七回転(ころ)び・八つ起き・先に進むが・仏の道ぞ
よく聞く言葉が「七転八起」です。八回起き上がることは大切ですが、ただ起きるのではなく前に一歩踏み出しましょう。それが大切です。仏さまが私たちを転がしているのかも知れません。
2023/02/06 04:03
初参り・念仏唱え・仏呼び・思い浮かべる・念ずる阿弥陀(あみだ)
念仏と言えば、阿弥陀さまです。「南無阿弥陀仏」です。たいへん良い事です。が、念仏とは、今の心が仏なりとも読めます。あなたの今その心を仏さまに受取ってもらいましょう。本当の念仏です。
2023/02/04 05:00
初参り・ついた餅(もち)より・心持ち(餅)・仏に頼む・気持ちが大事
初参りをしたなら、お家でお餅をいただきましょう。お寺にお参りをしたら、多くの心持ちをいただき、仏さまに頼んだら大切な気持ちをいただきましょう。そして、答えは『もちろん』です。
2023/02/02 05:00
初参り・袖(そで)擦(す)り合うも・多生(たしょう)の縁・振れ合うもあり・他生の縁も
袖が擦り合おうと振れ合おうと、多生の縁か他生の縁となるのです。自分一人だけでなく、多くの人の幸せを望むことが大切だと言うのです。聞きなれた言葉なら、実行すべきですね。
2023/01/31 05:00
初参り・礼儀に満(み)たば・富み栄え・楽をいただき・微笑む力
落ち着いて初参りをすれば、礼儀を正しく保てます。その心でやれば何もかもが富み栄えるのです。一言で言えば楽となるのです。そして、自然と微笑みが湧きでます。礼儀は有り難いことです。
2023/01/29 05:00
初参り・大吉いただく・この一座・心閉じずに・広く大きく
初参りすると、全てが大吉と成ります。暦には色々なことを書いていますが、仏さまをお参りすると大吉に成るのです。要は、あなたの心です。摩訶不思議(まかふしぎ)という力をいただくのです。
2023/01/27 05:00
初参り・読み聞きするは・般若(はんにゃ)なり・道を開きて・案内(あない)するなり
お正月の『般若心経』は、大切な物です。唱えるのは当然ですが、聴くだけでも大きな功徳があるそうです。その人その人のこれから歩こうとする道が開くのです。その道の案内は仏さまがします。
2023/01/25 05:00
初参り・門松(かどまつ)立てて・仏呼び・神を招いて・福ぞ来るか
門松は、神や仏さまに家の入口を教える為の物です。神や仏さまは服を持ってきます。帰りには家の災難を持って帰ります。福を呼び難を弾くとは、この事を言うのです。玄関を美しくしていよう。
2023/01/23 05:00
初参り・渡りに船が・要(い)る如(ごと)く・船頭(せんどう)仏ぞ・客は我(われ)なり
川を渡るには船が要ります。舟の扱いを知っている船頭さんが要ります。苦しみと言う川を渡る船で、船頭さんは仏さまです。その船に乗り、楽・成就と言う岸に着けてもらうのです。
2023/01/21 05:00
初参り・恩を知りては・手を合わす・神も仏も・その手を拝(おが)む
初参りはこちらが努力をし苦労しているようですが、実は仏さまが参らせるために様々な力や方法を私たちに与えてくれてるのです。初参りは願いを言う前に、先ずお礼を言うべきだと思います。
2023/01/19 05:00
初参り・瑠璃(るり)をいただく・薬師(やくし)さま・体も心も・病(やまい)を無くす
薬師さまは、薬師瑠璃光如来と言います。別名が大医王仏です。そして左手には薬壷(やくつぼ)を持つか摩尼宝珠(まにほうじゅ)を持ちます。多くの功徳がありますが、病気、心の病気平癒を願いたいです。
2023/01/17 05:00
初参り・幣(ぬさ)を納めて・祈るかな・神は始める・御幣(ごへい)の中で
大切な願いごとを品物として納めます。それを幣と言うのです。主に神さまなのですが、不動明王は神仏両方に通じる仏さまです。大切な、あなたの願いを納めるのが大切だと思います。
2023/01/15 05:00
初参り・両手に剣(つるぎ)・索(なわ)を持つ・不動の親を・心に住ます
右に剣、左に索を持つお不動さまは、私たちの親です。無条件で私たちを愛してくれる、親です。その親が心の中に住んでいます。親だから優しく誉める時もあるし、厳しくしかる時もあるのです。
2023/01/13 05:00
初参り・誓(ちか)うぞ神や・仏さま・日日(にちにち)合わす・その手の中で
初参りの時の願いごとを、神さまや仏さまは決して忘れません。私たちが忘れても覚えています。しかも、それは毎日のことです。神仏の心にそうように日々手を合わす事だけは忘れないで下さい。
2023/01/11 05:00
初参り・とても嬉しい・今日の日が・繰り返しては・三百余日
今日と言う日は、二度とありません。一年三六五日全てが、一生で一度だけの日なのです。今日一日を大切にと思う心を、仏さまは待っています。その心に力を与えるのです。
2023/01/09 05:00
初参り・弁天さまに・足はこび・手を合わせては・福徳いただく
弁才天・弁財天のことです。足を運びましょう。その時手を合せると悪(あ)しきことを運び、幸福や特別なことができるのです。もっと言うと不可能なことを可能にしてくれるのが、弁天さまです。
2023/01/07 05:00
初参り・本心願い・手を合せ・仏心いただき・自心おさまる
手を合わす時に、本心で手を合わして願うと、仏さまの思いをいただけます。それと同時に、自分自身の心がはっきりと見え始めます。そのことを、悟りを開くと言うのです。
2023/01/05 04:42
初参り・忍耐努力と・言うなれど・誰にも負けず・仏動かす
あらゆる人が、あらゆることに努力をします。が、仏さまはなかなか動いてくれません。力ではなく、念ずることで動かすのです。あなたの心に合わせて動いてくれるのです。
2023/01/03 05:00
初参り・計(はか)り知れない・大師さま・今も生きつつ・我らを守る
とにかく有り難く、不思議な力を持ち、今も活きているとしか思えない弘法大師さまです。お四国に、高野山に、心の中でお参りを。修行大師がお寺に来ています。今年最初の挨拶をして下さい。
2023/01/01 05:00
初参り・論に負けても・行には勝てよ・さらに行じて・悟りを目指せ
理論・屁理屈には、負けても良いのです。しかし、仏さまにすがるお行だけは負けないようにして下さい。勝ちましょう。勝ってもやめずにさらにお行を。さらに努力をすることが悟りなのです。
2022/12/31 05:00
初参り・色々なこと・願うべし・身で働いて・心で思え
本日より、「初参りのいろは歌1」をはじめます。沢山・色々なことを願って下さい。お正月です、大丈夫です。自分の事だけでなく、多くの人のことも願って下さい。人の為にすがるのが、お不動さまは一番好きなのです。お不動さまへのお年玉を。
2022/12/29 05:00
心経に・ん!唱えるは・心経か・般若の心・念じる仏
最後に言うのが、般若心経の「心」は、呪であるということです。最後の「羯諦羯諦・波羅羯諦・波羅僧羯諦・菩提娑婆訶」の出てくる前に、般若波羅蜜多呪とありました。これが「般若呪」なのです。「般若心」です。現在の玄奘(げんじょう)訳の「心経」の前に、羅什(らじ
2022/12/27 05:00
心経に・すがる最後の・言葉ゆえ・幸せに向かい・菩提娑婆訶(ボーディスヴァーハー))
菩提は、悟りの智慧なのです。菩提薩埵が省略されて、菩薩となりました。娑婆訶は、こんなにめでたいことがあろうか。ああ、幸せだと言う意味です。真言の意味も重要です。が、意味を知ることに気を取られたら、それはもう本当の真言の意味をとらえたとは言えないのです。
2022/12/25 05:00
心経に・赤心(せきしん)こめて・呼びかける・皆で一緒に・波羅僧羯諦(パーラ サン ガーテー)
ここでまた言います「みんなで一緒に行こう」と。(観自在)菩薩が全ての人たちに言うのです。「さあ共に行こう」と。これを聞いた他の人たち(一般・優婆塞・優婆夷・比丘・比丘尼)も思いました。「さあ行こう。みんなで一緒に行こう」と。この境地に気が付いた菩薩さま
2022/12/23 05:00
心経に・もう一度だけ・唱えるぞ・さあ行ってみるぞ・波羅羯諦(パーラ ガーテー)
行こう・往こうに、波羅を付けて「一緒に行こう」「さあ行こう」と他の人を誘っているのです。自分だけではなく多くの人に呼びかけています。ガーテーとしか言えなかった人が、パーラをつけることができたのは、すごい成長なのです。そして、これは人間の世界を離れて安智
2022/12/21 05:00
心経に・ひたすら我を・誘(さそ)うもの・行こう羯諦(ガーテー)・羯諦往(い)こう
真言の意味は「行こう」そして「往こう」です。双方とも「いこう」と読みます。真の幸せとは、決して近づいてこないから、こちらから歩いて行って近づかないといけないのです。悟りを開き、心の幸せになると言う目的を持って、行ずるのです。それを「行こう」と言ったので
2022/12/19 05:00
心経に・偉い智慧さす・般若から・悟りに至る・波羅蜜多の呪か
それ故、その智慧の完成を表す呪が、ここにあります。般若波羅蜜多呪なのです。般若は、悟りを得る真実の智慧です。波羅蜜多は、完成を表します。そして、渡(度)ることを表すのです。ですから、到彼岸、彼岸に至ることを表します。度も到彼岸も、悟りを表す言葉です。波
2022/12/17 07:00
心経に・真実不虚の・教え説く・真言唱える・霊気(れいき)味わう
自分の中にある苦しみの種を取り除くために真言があるのです。般若心経の真言を通じて本当の真実と言うものを知るのです。そうして見つけた真実を信ずるのです。それは、仏さまを信じることでもあるのです。ですから、仏さまを信じている人は、すでに真の真言を唱えている
2022/12/15 05:00
心経に・観れば一切(すべて)の・苦しみや・迷いを除く・呪の力かな
「能除一切苦」です。般若心経の初めに「度一切苦厄」とありますが、それと同じ一切苦です。苦とは心身に受ける悩みや思い通りに成らぬ、不安を表したものです。ここで言うことは、般若心経は、何が無くても全ての苦しみ・悩み・不安を除くことができることを説いているの
2022/12/13 05:00
心経に・明暗分ける・無等々(むとうどう)呪・比べることなく・ただひたすらに
さらに他と比べることができない優れた悟りへ向かう呪文のことです。四種類の「呪」を言いましたが、これは①在家一般の人②在家であるが優婆塞(うばそく)・優婆夷(うばい)③出家であるが比丘(びく)・比丘尼(びくに)④菩薩の「呪」ではないかと思います。四つの呪
2022/12/11 07:16
心経に・唯一無二(ゆいいつむに)なる・無上呪・この上なきこと・授ける真言
最高で、これ以上を比較して見ることができない呪文のことです。仏さまや菩薩さまの動き・働きを表す言葉です。ですが、仏教の言いたいこととは全てが一致しないものがあるのです。このあたりに成ると、ただ仏さまに救いを求めるより、自分の力で、行じて助かる道を切り開
2022/12/09 05:00
心経に・極めに至る・大明呪・智慧の大きさ・現わす真言
太陽が出た時の、ご来光のように、光り輝くような呪文のことです。つまり、偉大なる明智の真言なのです。この場所で言う「大明呪」という言葉は、『ん』の項目でも出てきます。般若の心を表す「呪」であると言うことです。理屈や理論で攻めるなら、さまざまな呪を上げて、
2022/12/07 05:00
心経に・最初の悟り・大神呪・神通力に・到(いた)る真言
阿耨多羅三藐三菩提を得て、般若波羅蜜多を知ることができます。故に、今の心の状態を表すために「呪」を使います。大神呪とは、大いなる呪文のことです。呪文とは真言のことです。陀羅尼(だらに)とも言います。真実を語る言葉です。つまり、仏さまの言葉なのです。人間
2022/12/05 05:00
心経に・阿耨多羅三藐・三菩提・これを得るのが・偉大な悟り
これも梵語です。「アヌッタラー(無上)サムヤク(正しいこと)サンボーディヒ(完全な悟り)」です。つまりこの上ない偉大な悟りを開くことです。涅槃の境地で無いと味わえないかも知れません。漢字では、その本当の意味を伝えられないから、原語のままで伝えているので
2022/12/03 05:00
心経に・諦念(ていねん)された・仏さま・三世に渡り・諸仏とぞ言う
今までのことを完全に体得した人を、仏さまと言います。そう言う人が、過去・現在・未来の三世にいるのです。私が生まれる前の仏さまは過去の仏さまです。生きている間の仏さまが現在念じている仏さまです。未来が我々自身の仏さまです。決して死んだ後の仏さまではありま
2022/12/01 05:00
心経に・偉い悟りを・こうも言う・究竟涅槃(くきょうねはん)ぞ・悟り完成
究竟とは、物事の極みを尽くすことです。つまり、永遠に、しかも終りのない目標や目的に向かって努力をし続けることが大切です。こう言う状態を悟りと言うのです。迷いの無い安らかさに満ちた、いわゆる本当の幸せに至ることができるのです。身の回りのことを自分にとらわ
2022/11/29 05:00
心経に・この状態が・遠離する・一切のもの・顛倒夢想か
遠離一切とは、全てのまちがった思いや考えを、遠くに離れさせてしまうことです。顛倒夢想とは、全てをまちがった判断をせず、正しくつかみ取ることです。あなただけが真正面から物事を見ているのではありません。物事を斜めに見たり、逆さに見ているかも知れないのです。
2022/11/27 05:00
心経に・再び言うが・恐怖なく・あらゆる事で・罫礙なしかな
罫礙が無くなれば、変な執着も無くなります。そして、ついには恐怖心も無くなってしまうのです。逆を言えば、財産や名誉などが無くなれば、それらを失う恐怖心も無くなるのです。失うと言う怖さも無くなってしまいます。あらゆる欲から解放され、恐怖心が無くなるのです。
2022/11/25 05:00
心経に・罫礙(けいげ)もなくて・心にも・罫礙無き故・悟りに至る
心無罫礙です。罫は、引っかかることです。礙は、疑いの心を持つことです。故に心無罫礙は、こだわる心や疑いの心が心から無くなることです。心で思うことを邪魔するものが無く、自由に心が働くことなのです。こうして本来の素直な心に成れば、いかなる物からも妨げられな
2022/11/23 05:00
心経に・ままにならぬが・菩薩なり・菩提薩埵を・省略するか
菩提薩埵は「ボーディサットバ」です。菩薩でもあります。つまり悟りを開いた人なのです。この人たちが「六波羅蜜」の実践ができるのです。六波羅蜜とは、①布施:与えること②持戒:戒律を守ること③忍辱:苦難に耐え忍ぶこと④精進:真実の道を実践すること⑤禅定:精神
2022/11/21 05:00
心経に・やり遂げたるは・修行だが・それまた無にして・無所得(えるところなし)
修行を重ねて得た物までも、否定をするのです。いや、修行それさえも否定しているのです。何事も否定することが、仏教に通じるし、般若心経に通じると思うのです。その思いさえ、否定するのです。動き続けろ、歩き続けよ。止まるな動けと言うのが、教えの基本なんです。流
2022/11/19 05:00
心経に・くれぐれ言うは・無の心・正しい智無く・得る解脱無し
悟りを開いた人までが、不安になります。知恵を超え、智慧に至った者さえ、取得したことを否定するのです。悟りを開いて得た解脱まで、否定をするのです。何にも残さず、ただ否定をし、否定した物までも、否定するのです。これは私たちが眼を覚ますまで、否定を続けること
2022/11/17 05:00
心経に・およばぬ心・四諦(したい)して・苦集滅道の・悟りの言葉
「四諦」と言うのがあります。①苦(苦しむこと)②集(苦しみの原因)③滅(苦しみが無くなること)④道(苦しみを無くすための修行の方法)も無いのです。この四諦の教えは仏教には一番必要なものと思うが、それも必要が無いと言うのです。必要が無いとは、こだわる必要
2022/11/15 05:00
心経に・述べる報じるは・老死なり・また受け持つは・老死尽なり
歳を取ればやがて死にます。年齢に関係なく、人は死にます。故に言えることは、その日その日を大切にすることなのです。一日一日を大事に生きて行くことが、大切なのです。その日に出会った人も、大切にしなければいけません。十二因縁とは、その日を自他ともに生かして行
2022/11/13 05:00
心経に・一度出たかな・乃至とは・これにて説くは・流転(るてん)還滅(げんめつ)
今度の「乃至」は幅が広いです。①無明無知の後、②行潜在的形成力・③識・④名色・⑤六処・⑥触・⑦受・⑧愛・⑨取・⑩有・⑪生、そして、⑫老死へ続くのです。十二に分けているのです。これを『十二縁起(えんぎ)』『十二因縁(いんねん)』と言います。また無明尽から
2022/11/11 05:00
心経に・裏表なり・無無明と・無無明尽は・二つで一つ
無無明は「乃至」を経て無老死につながります。そして逆の、無無明尽は「乃至」を経て無老死尽につながります。無明とは修行の上で根本的な無知なのです。愚かさ・迷い・煩悩でもあります。無明尽とは無明が尽きて無くなることです。二つのことを同時に説くのは、つまり無
2022/11/09 05:00
心経に・無意識界と・ここにあり・六根、六境・六識の全て
何度も繰り返しますが、ここの六根・六境・六識をとらえて欲しいです。私たちの心の働きを細かく説明している所なのです。説明だと思わずに、自分の心の働き、そして、それの良し悪しをもう一度落ち着いて考えて欲しいのです。心の働きを永遠不変のものだと思ってしまうこ
2022/11/07 05:00
心経に・楽なる言葉・乃至(ないし)なり・言葉を避けて・心にぞ説く
無眼界・乃至・無意識界の「乃至」です。つまり、耳界・鼻界・舌界・身界も「無」であると言う部分なのです。省略をしていることも、重要な場所であるのです。文字に表れて無いことを心に思い続け、身体で行ずることが「般若の智慧」なのです。文章に書いてないことを、心
2022/11/05 05:00
心経に・無いか眼界・最後まで・示して行くが・全ての教え
六根と六境でとらえたものをより具体的に心に描き認識をしてもらうために眼界・耳界・鼻界・舌界・身界・意識界を加え、「六識(ろくしき)」としました。が、これらも幻想なのです。永遠不変のものは無いのです。変化を続けています。このように、般若心経では六根・六境
2022/11/03 05:00
心経に・願わしいかな・法(のり)の道・色(しき)、声(しょう)、香(こう)と・味(あじ)と触(ふ)れ合い
見る・聞く・香る等の対象が、色声香味触法です。これらを「六境(ろっきょう)」と言います。眼で色を見て、耳で声を聞いて、鼻で香りを臭いで、舌で味わい、身に触れて物を知るのです。それらが心(意)の中に、何かを感じさせるのです。形を作り出すが、実体はないので
2022/11/01 05:00
心経に・ついに来たのか・この私・眼(め)、耳(みみ)、鼻(はな)、舌(した)・身(み)、意(こころ)無なり
眼耳鼻舌身意を「六根(ろっこん)」と言います。これらの実体が無なのです。無いのではなく「無」なのです。見たり・聞いたり・匂いを嗅いだり・味わったり・触れたり・思いを描いたりする時の心の働きが、実体としては無なのです。無いことではありません。仏教ではこの
2022/10/30 05:00
心経に・素知らぬことも・空の中・一切すべて・悉(ことごと)く空
空中無色無受想行識の部分です。空と言う思想が成就すれば、色受想行識にとらわれなくなります。実はそれが悟りなのです。苦悩から逃げ出す方法が悟りなのです。苦悩なことを苦悩だと思わなくなれば、それが悟りの境地にあることなのです。それを完成させた人が成仏したこ
2022/10/28 05:00
心経に・霊光(れいこう)たなびく・教えあり・不増不減は・仏の姿
この世の中、私たちのすることでは増える物も無いし、減る物も無いのです。お家の庭に花を植えると、花の数は増えるが、使える土地の面積は減ります。大きな仕事は、収入も増えるが支出が増えます。だから収入も減ることになるのです。良いことがあれば、苦労も増えるので
2022/10/26 05:00
心経に・他の垢(く)と浄(じょう)は・私には・不垢不浄なる・仏の心
存在する全ての物が、汚れることも無く、清まることでも無いのです。我々人間は身の周りの物体の、清いか汚いかを気にします。が、自分の心はどのようにあるかと言うことについて考えているでしょうか?。いや、考えても「自分の心は清い」と思うではないでしょうか。そう
2022/10/24 05:00
心経に・世の中のこと・かえり見ば・不生不滅ぞ・仏の教え
あらゆる物に実体が無いと言うのが、空相の本体です。本来の本当の姿なのです。だから、生ずることも無く、また滅することも無いのです。花の種から芽が出て、花が咲き、その花が散りて種になるのです。このことも、不生不滅であるからなのです。また苦しい病気やケガも同
2022/10/22 05:00
心経に・彼方(かなた)拡がる・諸法なり・されどこれまた・空相なるか
心経の中に「亦復如是」とあります。色の後に続く「受想行識」も同じように「空」であると言っているのです。それを受けて「諸法空相」とまで再度言っているのです。私たちの思いで作り出した物が、全て真実のようにとらわれるが、それらは錯覚をしているだけなのです。実
2022/10/20 05:00
心経に・我の心が・作り出す・正しい認識(しき)に・道なる判断(さだめ)
色受想行識の「識」です。残念ながら自分だけの都合や経験から、自分の考えを作り出しそれが正しくて、他の人の思いや考え、言っていることは間違っているという考えまで起こしてしまいます。そのように自分中心に物事を考えてしまうのです。しかも、間違いなく正しいと思
2022/10/18 05:00
心経に・行(おこな)い起こす・意志がある・嬉し楽しい・辛く悲しい
色受想行識の「行」です。自分が嬉しく楽しいことには行動を起こすのです。が、辛く苦しいことは止めてしまうのです。他の人に対しては、どうでしょうか。他の人が嬉しく楽しむことを、あなたは行ずるべきなのです。それが仏さまの教えなのです。他の人が苦しむことからは
2022/10/16 05:00
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