『羅小黒戦記』(ロシャオヘイセンキ、罗小黑战记)
『羅小黒戦記』を鑑賞、初めて接する中国アニメ。そのクオリティの高さに圧倒される。もはや日本映画は中国にも(もちろん韓国にも)追いつくことはできない。それほどの衝撃である。日本映画の敗北感を味わった。 もとは2011年から続くネット上の連続ドラマだそうで、今回はその映画化だ。 妖精の主人公・小黒(シャオヘイ)を軸に人間界から無限(ムゲン)、自然界から風息(フーシー)、この三者の物語。人間界の代表ムゲンが鉄を操れば、自然界の代表フーシーは樹木を操る。このように並べると、言うまでもなく宮崎駿監督や高畑功監督の一連の作品が連想される。というか、このドラマ自体は、ほとんどジブリ映画を中心に日本のアニメで…
2020/05/29 12:29