米軍撤退に見る「自分の国は自分で守る」という当たり前の事
20年間の駐留に終止符を打ち米軍がアフガニスタンから撤退した。その準備段取りは不十分で撤退作戦中に13人のアメリカ兵が死亡し、さらに100人以上のアメリカ人が取り残されたままである。それよりも深刻なのは、アメリカ政府に協力的だったアフガニスタン人が多数取り残されたことだ。彼らがタリバンやイスラム国から殺されるのは間違い無いだろう。今から51年前、日米安全保障条約に反対する第二次安保闘争があった。当時私は中学3年生で、通っていた奈良女子大学文学部附属中学校も過激派に占領され封鎖された。活動の中心は高校生がメインだが、同級生も含む中学生も混じっていた。日米安保反対!と声を上げ、アジビラを撒く同級生に「日米安保は俺も反対だ」と言った。彼は、普段保守的な私が日米安保反対と言ったので目を丸くして驚いた。彼「お前が日米安保...米軍撤退に見る「自分の国は自分で守る」という当たり前の事
2021/08/31 14:19