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新令和日本史編纂所 https://blog.goo.ne.jp/reiwanihonshi

従来の俗説になじまれている向きには、このブログに書かれている様々な歴史上の記事を珍しがり、読んで驚かれるだろう。<br><br>

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2019/09/12

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  • 鍋島直茂 化け猫騒動(第一話) 竜造寺の後家

    鍋島直茂化け猫騒動(第一話)竜造寺の後家始めに、この竜造寺という姓は非常に珍しく、現在はほとんど聞かない。姓としてこの「り」という姓は戦国人名辞典にも「竜造寺」と、豊臣秀次に仕え、後浅野家に仕えたという「竜神覚太夫」のみである。現在でも、竜崎、林保、陸田、笠、くらいなのである。元々が原住農耕系の民族で、朝鮮半島からの移住民と想われる。だから、竜造寺家は地理的に近い九州で覇を唱えてはいたが鍋島家に乗っ取られてしまうのも、少数民族ゆえの帰結なのであろう。豊臣秀吉が絶賛した竜造寺の後家、その名を「寧子」という。昭和28年頃、清純なお嬢様女優だった入江たか子は、化け猫女優として鮮烈なデビューを果たした。鍋島の猫騒動を扱った「怪談佐賀屋敷」などの御家騒動、化け猫映画が一世を風靡したものである。このため、「猫を虐めると化け...鍋島直茂化け猫騒動(第一話)竜造寺の後家

  • 津軽外三郡誌の考察 論考・津軽史料

    津軽外三郡誌論考・津軽史料これは、津軽(青森県)は大和朝廷とはまったく異民族の土地なりとして、別個の歴史をもち、京方と戦いつつ、別個の王国だったとする内容である。即ち、大和民族は単一民族となす説に反対する文献なのです。そしてまだ儒学が全盛の江戸期に書かれたものである。それに寛政五年からは、津軽から福島までは未曽有の大飢饉で、津軽領だけでも二十万人もの餓死者を出している。こんな時代に、手分けして各地を回り聞き書きをしに、餓鬼地獄の中を矢立をもって歩いて記したという、現実にそぐわぬ可笑しな部分もある。こうした点は心して読む必要がある。しかし、記紀を金科玉条とする史観より、見るべきものは多く、一笑に付すものでは決してない内容である。以下にその考察をしてみたい。「東日流外三郡誌」というのは、青森県北津軽郡市浦村の村史編...津軽外三郡誌の考察論考・津軽史料

  • 論考 『足利義満』▲▼▲▼足利義満と金▼▲▼

    論考『足利義満』▲▼▲▼足利義満と金▼▲▼NO-1現在の高校歴史教科書で採用されている『詳説日本史』には「足利義満は尊氏の孫であって、細川、斯波、畠山氏らによって守護領国制も確立し、六十年の長きに及んだ南北朝の対立も合体させ、幕府の全国統一を成した。従一位太政大臣となって勢威をふるい、応永十一年には勘合符をもって官船の日明貿易を始めたが、中国の伝統的外交方針である属国の朝貢という形式がとられたゆえ<日本国王臣源>と義満は臣下の礼をとり、その代わり多くの貿易上の利益を収めた。勘合船は中国南支沿岸の寧波で査証を受け、首都北京で交易に当たったが、朝貢形式のため関税も掛らず滞在費、運搬費、帰国費まで明側で負担したので、その貿易の利潤は大きかった」とあり、その後に続いて「1392年の明徳三年ついに李成桂が、明の援助によつ...論考『足利義満』▲▼▲▼足利義満と金▼▲▼

  • 「大本営参謀の情報戦記」 堀 栄三著作 第五部 戦略爆撃と米軍暗号の解読

    「大本営参謀の情報戦記」堀栄三著作第五部戦略爆撃と米軍暗号の解読日本は戦争も後半に入ると、B29爆撃機によって激しい爆撃を受け、東京をはじめ各都市は壊滅状態だった。この爆撃機は高度一万メートル以上を悠々と飛んできた。星型二重のエンジンに、排気タービン過給機を付け、四発エンジンは、巡航速度が467k/hと戦闘機並みでは、日本の戦闘機は一撃離脱戦法がやっとだった。これに立ち向かう日本戦闘機は、高空の薄い空気の為、エンジン出力不足で苦戦を余儀なくされた。それでも、全戦期を通じて、400機を撃墜したとの記録が残っているが、アメリカ側の発表と合わなく、この数には疑問符が付く。斜め機銃を背中に乗せた、夜間戦闘機の「月光」や「雷電」迎撃戦闘機が有名である。この20mm斜め搭載機銃は、B29の夜間爆撃に対抗して考案された。夜間...「大本営参謀の情報戦記」堀栄三著作第五部戦略爆撃と米軍暗号の解読

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