【アドラー心理学】幸せになる勇気から考える尊敬と尊重

【アドラー心理学】幸せになる勇気から考える尊敬と尊重

最近、6年ほど前に読んだ、“嫌われる勇気”を再読しました。そして、その後に“幸せになる勇気”という続編を見つけて、そちらも読了しました。 ただ、この続編の“幸せになる勇気”には、強烈な違和感を覚える箇所がありました。それが、この本で定義されていた、“尊敬”という言葉についてでした。まずは本書での尊敬という言葉の使われ方について見ていきます。 本書の中で尊敬とは「人間の姿をありのままに見て、その人が唯一無二の存在であることを知る能力のことである」と定義されていました。 そして相手のことを信頼するには、相手を尊敬することが必要だと本書では説かれています。また、相手が誰であろうと、相手がどう思うかに…