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  • 【読書感想】【あらすじ】「きみの町で/重松 清」

    本屋に行った際、夏の新潮文庫100冊の中に大好きな作家の重松清の新刊があったので、早速購入して読むことにした。この小説はタイトルを表題とした連作短編集である。 【電車が走る】 最初の物語は、お年寄りには子どもが席をゆずらないといけないと分かりつつも、それぞれの事情でそうすることができない子どもたちの悩みをリレー的に描いたストーリたー。 正しさというのは人の数だけ存在し、全ての人にあまねく正しいという事柄は存在しない。なのに世の中には、みんなの正しさとしての常識というものがある。 絶対的な正義など存在しないし、正しさというものは時代や環境によって変化するもの。これは過去において戦争が正義とされた…

  • 【2019夏ドラマ】「凪のお暇」#7のあらすじと感想

    凪のお暇#7 前話で我聞にゴンと別れたと告白した凪、今話ではその凪が自分自身のウィッシュ(夢・望み)に向かって新たなスタートを描く姿が描かれる。隣人のみすずにドライブに誘われた凪は彼女から「自分から何か新しいことを始めないと新しい世界を見れない」と諭される。自転車には自転車の、車には車でしか見れない風景があるように、限界を作ってしまえばそれだけ見える視野も狭まってしまうことに気付かされる。それを知った凪は友人の坂本と一緒にコインランドリーの経営をする夢に向かって歩みだす。全く余所者であった自分が縁もゆかりもない人たちに助けられたように、縁もゆかりもないこのコインランドリーで新たなスタートを切り…

  • 【作曲】【DTM】【オーケストラ】ぼうけん

    ぼうけん 久しぶりのアップテンポの自作曲です。未開の地へ足を踏み入れた期待感とわくわく感をイメージした曲になっています。編成はいつもどおりのオーケストラ構成。次回はクラシック曲のアレンジができたらいいなと考えています。 youtu.be ⇩音楽投稿サイトのCREOFUGAから音源が無料ダウンロードできます creofuga.net ⇩作曲に関する簡単な講座もまとめています matome.naver.jp

  • 【読書感想】【あらすじ】「また次の春へ/重松 清」

    とん汁 東日本大震災を主題にした連作短編の一つ。母親を亡くしたとある家族の父親がつくるはじめてのとん汁。味はいまいちだが心をこめてつくられたそのとん汁は、その後も子どもたちに受け継がれ紡がれてゆく。失恋を経験した姉に、結婚後父と同居した兄に、震災の被災者への炊き出しボランティアをする私に。母の命日のときだけ父がつくってくれるとん汁は子どもたちの思い出の味となっている。いつの時代でも家庭の味、おふくろの味というものはずっとのこり続けるものである。 しおり 入学試験と地震とを同時に体験した二人の男女生徒の話。その時の国語試験の問題がきっかけで男子生徒が本や文学に興味を抱き、女子生徒から一冊の本を借…

  • 【2019夏ドラマ】「TWO WEEKS」#7のあらすじと感想

    TWO WEEKS#7 とうとう黒幕が明らかになり、柴崎とつながっていたのは楓の恩師である久我だということが判明する。結局、手に入れたデジカメは柴崎の手に渡り、唯一の証拠は処分される。そんな中、柴崎は「はな」のもとに接近し、有馬に対して「はなの安全と引き換えに結城を引き渡せ」と取り引きを持ちかける。だが、有馬は柴崎ではなく楓のことを信頼し逆に柴崎の部下を逮捕するように画策する・・。今回のストーリーでは新たな真実が明らかになり、さらに展開が加速することになった。また、柴崎、有馬、楓、結城の互いの思惑が絡み合いそれぞれが心理的駆け引きをおこなう内容は、観ていてスリル感があって面白味があった。柴崎の…

  • 【ニュース】【時事】あおり運転報道について

    テレビの報道で、あおり運転で同乗していたガラケー女と勘違いされてSNSで拡散炎上した女性が取りあげられていた。この問題はネット社会の現代だからこそ起こるとても恐ろしいことだと思った。何の罪もない人が突然ある日犯罪者扱いされ、会社への罵声の電話や家族への攻撃、個人情報の漏洩など、もし自分がその立場になったらと考えると恐怖を感じてしまう出来事だった。 ネットにあげられた情報は何の確証もなく、マスコミやテレビのニュースのように情報に対する責任の所在がはっきりしているわけではないので、情報を発信する側だけでなく受けとる側もきちんとしたリテラシーを持つべきだと考えさせられた。おそらく今後は同じようなこと…

  • 【24時間テレビ】【スペシャルドラマ】「絆のペダル」のあらすじと感想

    今年の24時間テレビのスペシャルドラマはロードレースの日本一を目指した青年の話で主役は嵐の相場くんがつとめていた。 子どもの頃から自転車が好きで初めて挑戦した試合で負けたことがきっかけでロードバイクのプロになろうと決意する。その持ち前の精神力と努力で全日本大会まで登り詰めるが、不幸なことに母親が肝臓の病で倒れてしまう。医師から母親を助けるには生体肝移植しかないと告げられ、もしドナーとなればその場合はロードレーサーとしての選手生命は断たれると告げられる。母の命か自分の夢かの二択を迫られたたかしは考えた結果・・。 物語の最後、たかしがとった選択は母のために移植のドナーとなることであった。彼にとって…

  • 【2019夏ドラマ】「監察医 朝顔」#7のあらすじと感想

    監察医 朝顔#7 前話で母親の手袋が発見されたところで終った物語、その身元確認と並行するように描かれたのは夫を病気でなくし10億もの遺産を相続した美魔女とも呼ばれる女性の事件。朝顔はその裁判で夫の死因は病死ではないことを証明するために証言台に立つのだが・・。最終的に夫の死は水銀を飲まされ続けられたことによる中毒死であることが証明され、朝顔は見事裁判で勝利する。また今回の物語では裁判事件が前半で、後半は母親の身元捜索の描写にあてられていた。だが結局、発見された朝顔の母親の手袋内の遺骨は別人であると報告され朝顔も父親も落胆してしまう。裁判中一貫して冷静さを保っていた朝顔がラストには涙を見せることに…

  • 【2019夏ドラマ】「ノーサイドゲーム」#6のあらすじと感想

    ノーサイドゲーム#6 新生アストロズとして新たなスタートを切ったチームだが、そんな中にサイクロンズからの引き抜きの声が耳に入る。誘われたのはチームの要である浜畑と里中。浜畑はチームに残ると言い断るが、里中はアストロズを捨ててサイクロンズに移籍すると誘いを受け入れる。GMである君嶋はアストロズにとって大きな打撃となると考え移籍承諾書を書くことを拒むのだが・・。今回の物語では、単純にアストロズの利益不利益を考えればチームを裏切った里中に承諾書を書くべきではないのだが、そういった打算ではなく純粋に、今まで共に戦ってきた仲間を思う気持ちを尊重するために最後に里中の移籍を認めることになる。損得どうこうよ…

  • 【お出かけ】【鶴見緑地】咲くやこの花館「虫を食べる植物展」

    咲くやこの花館「虫を食べる植物展」 今日は鶴見のフリーマーケットを観に行くついでに、咲くやこの花館の「虫を食べる植物展」にも立ち寄りました。咲くやこの花館は、毎月様々なイベントをしており、大々的に宣伝している割には内容がいまイチなことで有名です。今日の展示会もそのとおり少し残念な内容でした。でも、食中植物という変わったものを扱っている点は他に類を見ず、写真スポットや着ぐるみ、植物のトンネルなど要所要所に工夫が凝らされていて新鮮味はありました。咲くやこの花の催しは毎月楽しみにしている個人的なお気に入りなので、また別の展示会が開始されたら観に来ようと考えています。 食中植物から顔を出して記念撮影す…

  • 【2019夏ドラマ】「凪のお暇」#6のあらすじと感想

    凪のお暇#6 前話で隣人のゴンと別れスナックで新しい人生をスタートした凪、だがお客さんとの会話のキャッチボールが上手くいかず思い悩む。一方の我聞のほうは新入社員とのオフィスラブに興じ、ゴンの方はと言うと凪に対してうまれて初めて恋愛感情を抱く・・。 今回の物語で鍵となるのはスナックのママが言った「会話が弾まないのは相手に興味がないから」ということば。このことばは今まで会社の同僚に興味がなくて上っ面の表面的な付き合いばかりしていた凪を如実にあらわしているように思う。またこのことばは一般社会においても、小手先の会話テクニックや知識よりも相手への興味・関心を持つことのほうがコミュニケーションとして大切…

  • 【DTM】【アニメ】ドラえもんのオーケストラアレンジ

    【アレンジ】夢をかなえてドラえもん ドラえもんの新テーマソングをオーケストラアレンジしました。子どもに親しまれる軽快なメロディーとノリの良いスイングリズムをなるべくこわさないように心掛けました。アニメソングには学べることが多いので今後の参考にしたいと思います。 youtu.be

  • 【テレビ】「日本人の3割しか知らないこと」を観て

    日本人の3割しか知らないこと/ハナタカ優越館 テレビ朝日 木曜夜7:00~ この番組は毎週裏番組の突破ファイルを録画して観ている番組で、今日はいつもとは趣向が異なって手品特集を放映していた。世間の人が3割しか知らないようなハナタカな知識を毎週披露していて楽しみにしてたのだが、今日は予想外の特集で残念だった。でも、出演者が同じということなので仕方なく観ることにした。 登場したのは様々なマジシャンたちで、定番の人体浮遊や切断、消滅、カードマジックに加えて視聴者にネタばらしをする手品も加えて、若干強引だが一応3割の番組主旨に合わせたかたちになっていた。マジックに関しては今まで観てきたようなものばかり…

  • 【2019夏ドラマ】「TWO WEEKS」#6のあらすじと感想

    TWO WEEKS#6 柴崎に追い詰められた結城を助けた楓、自分は味方だと結城を説得するが信用してもらうことはできなかった。そんな中、「はな」の現在の父親である有馬は妻から結城と会っていたと真実を告げられる。物語の最後、カメラを手に入れた結城が楓に助けを求め、柴崎と繋がっている黒幕の正体が暴かれるのだが・・。 今回の物語で印象に残ったのは結城が自分の生き方について考え悩むシーン。不器用で相手を傷つけることばかりしていた自分が過去も今も変わっていないことに苦悩する。だが、実の娘である「はな」との出会いによって大きく変化したことは、彼の妻が言った「何だか顔つきが違う・・」ということばにあらわされて…

  • 【2019夏ドラマ】「監察医 朝顔」#6のあらすじと感想

    監察医 朝顔#6 子どもが産まれ新章に突入した物語、そこに起きたのはある家族の両親が不審な死を遂げているという警察への通報だった。遺体を司法解剖した結果、父親と母親二人の死因は窒息死であるがその原因がわからないというものだった。後日、娘二人のうちの姉のほうが警察に自主して出頭するが、朝顔はそれは真実ではないと疑いを持つ。今回の物語で描かれたのは母親が娘を思う気持ち、子どもが母親を思う気持ちが引き起こした悲劇であった。詳しい内容はネタバレになるので割愛するが、検視官という新しい登場人物も登場し、さらにドラマとしての奥行きが広がっているような印象を受けた。 にほんブログ村

  • 【2019夏ドラマ】「ノーサイドゲーム」#5のあらすじと感想

    ノーサイドゲーム#5 サイクロンズ戦に惜しくも負け2位で終わったアストロズ。優勝が叶わなかったためチーム存続が危ぶまれたが、君嶋GMの重役会議での説得と現社長の進退をかけた鶴の一声によってなんとか新年度の予算がおりる。ただ、現状ではラグビー部の運営は難しいために、君嶋はプラチナリーグの収益分配の仕組みそのものを改変しようと試みる。だが、伝統を重んじる風潮と会長の意向ばかりを優先する組織の体質を変えることはなかなかうまくいかなかった。古い体質を変えない縦社会組織とそれを変革しようとする新しい動きの対立、それは今の日本社会の縮図であるかのような感覚に思えた。 また今回の物語では、本社へ復帰するよう…

  • 小説・古典・音楽の名言集

    ことばの力というものはとても大きいものである。時には人を傷つけ、時には人を助け勇気づける。そんなことばの可能性を再認識するために個人的に大好きな名句・名言をピックアップすることにした。巷には名言集などの書籍が多数溢れているが、そういった付け焼き刃的な知識は自分の糧にならないし、どこか浅いものになりがちだろう。だからこそ、たくさんの本や作品に触れて自分の心に深く響いたことばを大切にしたい。以下にあげるものはそんなことばの一部である。 人は見かけによらぬもの/故事成語 人の良さというものは、色やかたちすなわち外見・容貌をみるだけでははかれず、その人の内なることば内面によって判断すべきである。いくら…

  • 【J-POP】【DTM】「マリーゴールド/あいみょん」のアレンジ

    マリーゴールド/あいみょん あいみょんの「マリーゴールド」の耳コピオケアレンジに挑戦しました。庶民的で親しみやすい楽曲が多いあいみょんは個人的に気に入っています。夏の麗らかで陽気な情景を意識しました。パート編成の違いによりいつもより抑え目の音圧になっています。 youtu.be マリーゴールド [ あいみょん ]価格:1080円(税込、送料無料) (2019/9/6時点) 楽天で購入

  • 【お出かけ】歴史博物館「浮世絵 ねこの世界展」

    浮世絵 ねこの世界展/大阪歴史博物館 猫をペットして飼っていて猫好きなので、谷町九丁目にある歴史博物館のねこ世界展を鑑賞に行きました。有名な浮世絵作家の中で猫を題材にした作品を厳選したこの展示会は猫好きには魅力的でした。世の中を風刺して擬人化されたねこや、美人画と一緒に描かれたねこ、おばけとなったねこや戯画風のねこなど観ていて飽きがきませんでした。唯一残念なところは写真撮影が禁止されている点でしょうか・・。それでも十分に満足できる展示会だったと思います。 ねこの世界展の宣伝チラシです。地下鉄で配布してました。 全面写真撮影禁止でしたが、ここだけOKだったようです。でもこれは何・・?

  • 【映画】金曜ロードショー「千と千尋の神隠し」の感想

    千と千尋の神隠し/スタジオジブリ 3週連続金曜ロードショーにジブリ映画を放送することになり、初回の今日は「千と千尋の神隠し」を放映していた。この映画は学生時代に観たことのある映画だったが大人になってから観るとまた違う印象を受けた。当時も思ったことだが、この映画には千尋が一人前の大人へと成長していく過程や様々な社会風刺が組み込まれていたように思う。河川の汚染という環境問題、子どもの過保護問題、屈折した偏愛、さらには人間の欲望の肥大化などを登場するキャラクターで比喩的にあらわしていたのではないだろうか。ただ、そういった難しいことを考えなくても純粋に映画としてのエンターテインメント性は高かったと思う…

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