電車百馬鹿―その4―

電車百馬鹿―その4―

こんにちは。三日連続で続けたと喜んでいたら、文字通り三日坊主になりました。まあそんなもんです。ということで、今続けているのは大正時代の『電車百馬鹿』の紹介でした。これで四回目です。 4、発着の時に車体を激動(はげしくゆるがし)させ乗客を将棋倒しにする運転手の馬 鹿 @運転手君よ、君は後方のことだから知らんと云ふだろうが採用せんぞ、倒されたときは足を踏む者、帽子を落とす者、尻餅をつく者あり、頭コツンなどは損害賠償者だぞ。 これを見ると、大正の頃の電車の運転はかなり荒かったと見え、ちょっとでもブレーキを踏もうものなら平謝りの現在とは様子がかなり違っているようです。また、文章中の「激動」や「採用」の…