VSR-10 作動調整
性能に直接影響しないはずの操作性もギクシャクしていると気分が悪くなるものです。そこで今回はVSR-10の作動フィーリングの向上について作業内をご紹介したいと思います。 まず最初に行うのはシリンダーのバリ取りです。プレス加工で形成されているノーマルシリンダーは内面に形成時のバリが残っていますので、これを修正するとピストンの動きがグッと良くなります。 次に前述したバリによって傷つけられたピストンの傷も修正します。この傷は撃てば撃つほど多くなるので早めの対処が重要です。 続いて行うのはシリンダーガイドの修正です。これはガイドの内径を少しだけ広げるのですが、やりすぎるとピストンがフレーム壁面に接触してしまうので加減しながら行います。 チャンバーも左右張り合わせのモナカ構造なので境目の段差を滑らかに整えます。段差は完全に...VSR-10作動調整
2021/06/19 23:45