自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答
現実吟味力が健全ですと、どんな環境の中でも、明るく元気に爽やかに生き抜く事が出来ます。しかし現実吟味力が病的ですと、どんな幸せな環境でも周囲の人々を病的に疑い、周囲の人々も邪眼のその人を避けるので、益々愛の孤独感から、人を信頼しなくなります。こうして悪循環の人生を送る羽目になります。心理療法上、問題になるのは、過去の生育史上、何らかの哀しい出来ごとが重なり、人を疑う事が当然のような人生体験がある場合です。この当然、人を疑う幼児体験を自分がしている、という想いは自分を惨めにしていきますので、大人となっても、その出来ごとを抑圧し、見ないようにして成長するのが普通の人間です。カールロジャースという学者は「三つ子の魂、百までも」という日本の諺のような理論を命題として述べていますが、その理論は「一度幼児時代に形成さ...自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答
2024/11/30 06:00