発達障害ともの忘れ(25)
前回は、発達障害の気質を強く持つ人ほど認知症になりやすいため「予防」が大事になるということと、認知症疾患は「発病」してから「ある一定以上」に脳細胞が減少して初めて「発症」するというお話をしました。 今回はその続きになります。 「脳を耕す」ことは認知症の「予防」にも繋がる もともと脳を耕していた人と、あまり脳を耕していたなかった人では認知症のなりやすさに違いはあるのでしょうか。 それはもちろん「ある」と考えられます。 脳がしっかり深くまで耕されており、脳細胞が多くて脳神経ネットワークも発達しているような人では、多少脳細胞が脱落したとしても、まだまだ機能している脳細胞や脳神経ネットワークが十分残存…
2021/08/04 18:47