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2019/06/05

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  • 企業体制の確立 - 経済新体制要綱の検討とその運営

    第四章 経済新体制要綱の検討とその運営第二節 企業体制の確立(一)企業者の心構え 以上のような意味合いの国防経済を担当していく基本的な単位は企業であります。企業は一体どういう心構えでどういう風に運営されるか、その企業体制に就いては第二部に述べられておるの

  • 基本方針の具体的検討 - 基本方針の具体的検討

    第四章 経済新体制要綱の検討とその運営第一節 基本方針の具体的検討 政府発表の経済新体制確立要綱は、最初企画院で作られたものとは相当内容が変わって来ているようであります。これは新聞等でたびたび報告されておりますので、その経路に就いては改めて説明するまでも

  • 経済政策の動向 - 経済新体制における諸問題

    第三章 経済新体制における諸問題第八節 経済政策の動向 機構の問題は、今後まだいろいろ具体的なものが出てくるだろうと思いますから、この位にして置きまして、そういうものをつくって一体新体制の下で日本の経済政策は主として何を狙て何処に大きな手を打って行かなけ

  • 新経済機構とその役割 - 新経済機構とその役割

    第三章 経済新体制における諸問題第七節 新経済機構とその役割 次に、一体新体制で機構をどうするのかという問題が起こってきます。これからその問題に入るのでありますが、私はこれはあんまり大して重要な――皆が考えている程重要な問題だとは思わないのであります。む

  • 所有と経営の分離問題 - 経済新体制における諸問題

    第三章 経済新体制における諸問題第六節 所有と経営の分離問題――カルテル強化とコンツェルン―― それから所有と経営の分離。これも亦合言葉になっております。何故かと言えば、新体制をやれば、所有と経営は分離してしまう、必然性があるのであります。例えば株主のよ

  • 対立せる鉄鋼業 - 経済新体制における諸問題

    第三章 経済新体制における諸問題第五節 対立せる鉄鋼業――特に独占的大合同運動を排撃す―― 序でに具体的な例を挙げて右の対立を例示してみますと、それはまず鉄鋼業に現れたのであります。一体鉄鋼業は重工業の中でも最も新体制的機構が進んでいる部門であります。そ

  • 経済革新をめぐる二大潮流 - 経済新体制における諸問題

    第三章 経済新体制における諸問題第四節 経済革新をめぐる二大潮流(一) ソ連型国家社会主義 それでは一体、強力な政治とはどういう指導精神で革新をやっていくかというと、抽象的には全体主義的な革新という言葉でつくされております。誰もソ連のやっているような国家社会

  • 強力政治確立の重要性 - 経済新体制における諸問題

    第三章 経済新体制における諸問題第三節 強力政治確立の重要性 それならば一体経済上の新体制を有効に遂行するのには何が必要かというに、それは言うまでもなく、まずもって強力政治の確立ということでなければなりません。すなわち政治の革新ということがまず必要であり

  • 第一次大戦時の独逸と今日の日本 - 経済新体制における諸問題

    第三章 経済新体制における諸問題第二節 第一次大戦時の独逸と今日の日本 「第一次大戦時の独逸と今日の日本」――と書きましたが、これは要するに今までの日本の戦時経済のやり方が、この前の世界大戦のドイツのやり方と、よく似ているところがあるということで、何故今

  • 新体制工作の必然的要求 - 経済新体制における諸問題

    第三章 経済新体制における諸問題第一節 新体制工作の必然的要求 最近新体制で経済の方面にも機構の改革が要求されておりますが、これは言うまでもなく戦時経済をもっと効果的に遂行するための手段でありまして「新体制のための新体制」というようなことは断じてあり得な

  • 日本国防産業の将来 - 世界大戦化と列強の国防力拡充工作

    第二章 世界大戦化と列強の国防力拡充工作第七節 日本国防産業の将来――切実な反省と発奮が急務―― かくして、我が国は今日、何より先にかかる日本国防産業力の立ちおくれと、ことに最近の低迷情勢を一掃することに努力を集中せねばなりません。 米、独両国は前から遊

  • 日本の国防産業力 - 世界大戦化と列強の国防力拡充工作

    第二章 世界大戦化と列強の国防力拡充工作第六節 日本の国防産業力 日本は、いうまでもなく枢軸国の一翼として、極東において英、米と鋭く対立しているのであります。支那事変に深入りしてはいるものの、その精鋭な海、空軍力を擁して英米の海軍力の動きをここに牽制しつ

  • 警戒すべきソ連の動向 - 世界大戦化と列強の国防力拡充工作

    第二章 世界大戦化と列強の国防力拡充工作第五節 警戒すべきソ連の動向 今後の世界情勢に――したがって極東問題に対しても甚だ重大な影響力を持つ国家として、ソ連の動向を注目しなければなりません。 ソ連は枢軸国対民主国の世界的死闘によって従来は漁夫の利を占めて

  • 地中海戦の波紋 - 世界大戦化と列強の国防力拡充工作

    第二章 世界大戦化と列強の国防力拡充工作第四節 地中海戦の波紋 こう考えて参りますと、欧州選挙区の動向に重大な波紋をひき起こしつつあるものは、イタリーの地中海及びバルカン作戦の成否でなければならないと思います、成り行き如何によっては、これは独逸にとっても

  • 枢軸国対英米側の実力 - 世界大戦化と列強の国防力拡充工作

    第二章 世界大戦化と列強の国防力拡充工作第三節 枢軸国対英米側の実力 こうみてくると、独逸対英、米の国防産業の実力の比較は、一概にいずれの側が優勢だか劣勢だか判定し難いような、よい釣り合いのとれた実状にあると思われるのであります。但し、今日迄のところでは

  • 米国重工業の威力 - 世界大戦化と列強の国防力拡充工作

    第二章 世界大戦化と列強の国防力拡充工作第二節 米国重工業の威力 試みに、二、三の基本的重工業品の列強の現在生産状況を対比してみましょう。(1) まず粗銅生産では、ドイツの一九四〇年の実生産二千五百万トン、これに占領地域の生産力を一千万トンとして加算しても、

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