藤原無雨『水と礫』と、「文藝」

藤原無雨『水と礫』と、「文藝」

話題の小説、藤原無雨さんの 『水と礫』 を『文藝2020冬季号』(河出書房新社)で読みました。こんな小説読んだことない・・・それも日本の文芸誌の新人賞受賞作では、なおのこと異色の感じを受けました。外国の小説のような空気感というか。最初はよくわからないまま、とりあえず読み進めていきます。どこの話なんだろう、東京が出てくるから日本なんだろうな? 砂漠ってどういうことなんだ?という感じ。読み進めると、構...