映画レビュー 『小さいおうち』
今日は山田洋次監督の2014年に公開された『小さいおうち』という映画を観て考えたことを書こうと思う。 『小さいおうち』 /監督:山田洋次/製作国:日本/製作年:2014年 <あらすじ>健史(妻夫木聡)の親類であった、タキ(倍賞千恵子)が残した大学ノート。 それは晩年の彼女がつづっていた自叙伝であった。 昭和11年、田舎から出てきた若き日のタキ(黒木華)は、東京の外れに赤い三角屋根の小さくてモダンな屋敷を構える平井家のお手伝いさんとして働く。そこには、主人である雅樹(片岡孝太郎)と美しい年下の妻・時子(松たか子)、二人の間に生まれた男の子が暮らしていた。 穏やかな彼らの生活を見つめていたタキだが…
2019/05/14 11:59