彼女を愛している僕の気持ちが強すぎて恋が終わってしまった理由♪
彼女が喜ぶであろうことはしてきたつもりだ。 通勤途中も、仕事の時も、食事の時も、歯を磨くときも、寝るときも。 生きるための日常の全ての時間において、僕の頭の中には彼女がいた。 デートの時は彼女も笑顔で僕も笑っていた。 二人でいる空間は二人がいるというだけで、 ディズニーランドよりも夢の国のように思えた。 僕は彼女にもっと愛情を捧げようと思った。 常に彼女のことを考えていたので、彼女の趣味趣向は完全に把握していた。 彼女の声や表情で彼女が考えていることも手に取るようにわかった。 二人の交際が長くなると、彼女が望むことを叶えるのが僕の役目のようになっていた。 ある日、彼女は落ち込んでいた。 黙って…
2019/06/29 17:46