ケンブリッジ検定スピーキング概要とパート1で使えるフレーズ集
ケンブリッジ検定のFCEレベルは、語学のコミュニケーションスキルを示す国際標準規格のヨーロッパ共通参照枠:CEFR ( The Common European Framework of Reference for Languages)でB2以上に相当します。 これはケンブリッジ英検スケールスコアで160以上、IELTSに換算すると5.5-6.5程度になり、就職や進学に有効なスコアになります。 今回は就職や進学に使えるケンブリッジ検定のスピーキングテストの概要とパート1のポイントを解説していきます。 スピーキングテストの内容 スピーキングテストの配点は全体の20%を占めます。 スピーキングの試験は2人または3人の受験者が同室で受験します。 学校などで申し込む場合はクラスメイトや友達同士で受験が可能ですが個人で申し込みをした場合には他の受験者とペアを組まれます。 試験の行われる部屋には2人の試験官がおり、1人は両受験者に直接質問をする人、もう1人は試験での会話の内容を聞いている人になります。 試験時間は約14分間でパート1 - 4で構成されています。 パート1:試験官と受験者間で自己紹介のような個人的な質問を受けます。パート2:試験官が示す2枚の写真を見て各受験者毎に1分間で説明をします。その後、写真と関連する内容について試験官がもう1人の受験者に質問をします。パート3:両受験者で話し合い、意見を調整して意思決定をするタスクが出題されます。パート4:パート3に関連したトピックについて議論していく形式になります。 スピーキングテスト全体を通して採点されるポイント 発音文法語彙力自分の意見をまとめる能力議論に参加する能力 になります。それではスピーキングパート1について見ていきましょう。 スピーキングパート1の概要 パート1は試験官と受験者1人ずつの2分間の会話になります。挨拶と試験官の紹介の後に名前を聞かれ、すぐにパート1に移ります。 パート1での質問内容は個人的な質問になり、例えば家族や趣味、仕事や勉強、週末の過ごし方や将来の夢についてなど、多岐に渡ります。 例えば、How do you think you'll use English in the future?と試験官から聞かれた場合、
2019/07/04 23:14