おかしな開立法
おかしな開立法216の立方根(2+1+6)-3=6(各位の数の和)-3であるという。例によって百、十、一の位の数をa,b,cとすると(100a+10b+c)の立方根=(a+b+c)-3が成り立つと主張している。ところが、この主張から、100a+10b+c={(a+b+c)-3}の3乗が成り立つ。すなわちが「いつでも」成り立つという主張だが、上の式はa,b,cについての3元3次方程式で、(a,b,c)=(2,1,6)がひとつの解であることが分かる。iPadのNumbersで調べてみたところ100a+10b+cの立方根が整数の場合でも、上の式が成り立たないという反例が見つかった。125や343では成り立つが、512、729は成り立たない。分かりやすい例では1000がある。したがって、この方法は誤りである。おかしな開立法
2024/01/31 00:37