【ずっと君だけを】より 待ち合わせのホテルの一室で、夫のシンの後姿を見たチェギョンは、小走りに彼に近寄りその背中に抱き付いた。「シン君」「早かったね」「だっ…
「これでいいかな?」チェギョン・バンブスは後姿を姿見でチェックした。黒いワンピースは、お気に入りの一枚。張りのある生地で、スカートがふわっと大きく広がっている…
昨晩の事です 毎晩、布団乾燥機で布団を温めて寝ている我が家 娘の布団があったまったので、他の布団に乾燥機を移動させようと、持ち上げた瞬間 腰にびびびびびびっと…
「シン君っ」「チェギョンか」シン・バンブスがデスクから顔を上げると、彼の妻が嬉しそうに戸口で手を振っている。「どうしたんだ?」「急に来たらダメ?」妻のお得意の…
「全く、油断も隙もないな」シンは窓に映る自分に向かって呟いた。手に持ったブランデーをちびりと飲む。「何が?」後ろからチェギョンが抱き付いてきた。シンは窓ガラス…
「どれにする?」チェギョンは目の前に置かれた陶器に夢中になった。大好きなグフタフスベリのアンティークが所狭しと並んでいるのだから。予定よりうんと短く――――1…
「シン君、まだ一緒にいて」シンがベッドから抜け出そうとすると、チェギョンが彼の手首を掴んできた。「起こしてしまったね。チェギョンは寝てていいよ」「シン君も、寝…
「愛してる、チェギョン」シンの言葉が体中に浸みわたっていく気がした。寒々と凍りそうになっていたチェギョンの体が、彼の言葉で息を吹き返していくような感覚。「シン…
「今日はこれぐらいにしておこう」シンの一言に部下たちが頷いた。雪と氷に覆われた国。室内の温かさがありがたい。滞在先のホテルのロビーで肩についた雪を払いながら、…
「もう起きるの?」海外へ出かける朝、シンがいつもより早くベッドを抜け出す気配でチェギョンは目が覚めた。シーツを掴み体を隠しながら、彼女は起き上がった。下着1枚…
「えっ?1か月も出かけるの?」思わず金切り声になりそうな自分を、チェギョンは必死に抑えた。折角シンと自宅のダイニングで夕食を共にしているというのに、高揚した気…
「今日も出かけるの?」ジャケットを羽織りながら、書斎のドアを閉めていたところで、妻のチェギョンの声がした。シンが声の主の方へ顔を合わせると、黒いリブニットに薄…
「どこにいたらいいの?」チェギョンは素足のままスイートルームの寝室の中をウロウロとした。+++++シンと一緒に、軽食を摘まみ今日の挙式と披露宴について、あれこ…
こぺんぎん、こぎつねの中学受験、わが家は3学年離れているため、こぺんぎんが、受験終わると同時に、こぎつねの受験生活が始まった・・・ 中学受験は、普通、3年生の…
マリーが言ったことは、本当なのだろうか。チェギョンはあれからずっと考えていた。「チェギョン、あなた、シンを愛しているのね」あの時、咄嗟に「違う」と答えることだ…
こんな弱小ブログのすっごくどうでもいい記事を、見つけるってすごいと思うけど(笑) 雑貨と家具のサイトから、この記事に載せているHASAMIの急須について、レビ…
いや、全く更新しない月があるなんて、私には珍しかったのですが。我が子の受験でして。息子のときは、ペンギンも頻繁に帰ってきたんだけども、今年はまさかのコロナまー…
「ブログリーダー」を活用して、きつねさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。