GHQ焚書図書開封 第121回
GHQ焚書図書開封第121回「米英挑戦の真相」第3章彼等の執った経済圧迫の諸相第1節悪辣なる対日石油圧迫1940年当時、米を除き先進国のほとんどは、石油輸入依存率が80%を超えていた。そのような状況下において、米英蘭による悪辣な対日石油圧迫は、我国の生死を左右するものであった。1937年(昭和12年)7月7日、蘆溝橋事件をきっかけにアメリカの世論が全面的対日石油禁輸へと変化したが、日本の貿易業者、親米勢力は、それでも、アメリカが戦争を仕掛けてくることはないとの認識をもっていた。日本マスメディアも、うかつにもアメリカの真意を見抜けなかった。日米通商条約が経済制裁にとって障害となっていることに気付いたアメリカは、昭和14年日米通商条約破棄、輸出許可制の導入へと制裁の範囲を次々と広めていった。日本の仏領インドシナ(ベ...GHQ焚書図書開封第121回
2019/11/16 15:35