小説*デッドエンドの思い出
小説『デッドエンドの思い出』よしもとばなな著5つの短編集で、いちばん最後に掲載されているのがこの表題になっています。よしもとばななさんというと「キッチン」が有名で、その他にもたくさん書かれているだろうけど、うちにあるのはこの短編集と親書の1冊だけ。もちろん短編集だから、短くてさくって読めてしまうけど、ひとつひとつが印象に残って、いろいろ考えさせられて、何回も読んでると出てくる登場人物一人ひとりと出逢っている感覚があって、歳を重ねれば重ねるほど、共感も覚えます。もう何年もうちに住んでいるものだから、たまに外に出かけてくる時もあります。友人宅へ行き、お子さん(中学3年生女子)が勝手に読んで「おかあさん、この本エロい・・・」と言って帰ってきた。その子には「エロい本を読んでるお姉さん認定」をされてしまったものでもありま...小説*デッドエンドの思い出
2019/05/30 13:04