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  • 花と食いしん坊

    ロンドンには花屋が多い。きちんとした店舗だけではなく、駅前や駅の構内など、あちこちで花が買えるようになっている。バレンタインデーや母の日が近付くと、営業時間を延長してまで街中に花屋が溢れかえる。また、行事には関係なく、ひとり暮らしでも週に1

  • 散歩

    英国に何年住んでも理解出来ないことのひとつに、雨の中の散歩がある。私の周りの英国人は散歩好きが多い。休日に1日中ずっと家にこもることを嫌い、少しでも外に行きたがる。週末などに田舎に住む友人の家に遊びに行くと、必ず散歩に連れて行かれる。正直、

  • バスを止める男

    イタリアの男は基本的に女に優しい。女のためなら、文字通り何でもする。数年前にナポリに行った時のこと。空港から駅まで走るバスの乗り場が分からなかった私は、空港の外でキョロキョロしていた。と、すぐに道端に車が駐まり、男が出て来て私に「どうしたの

  • 衛生概念

    英国で暮らすことが私の人生に与えた影響は果てしなく大きいが、その中でも特に私のためになったと言えるのは、衛生概念の著しい低下である。私はかつて、ほぼ潔癖症だった。少しでも汚いと感じれば、手も髪も服も食器も、何度も何度も、病的なまでに繰り返し

  • 凸凹

    ヨーロッパのトイレットペーパーには凸凹の花柄が入っていることが多い。洗練されたデザインというよりは、とりあえず、とにかく花柄にしてみました、といった感じのものばかりである。基本的に不必要な装飾を好まない傾向にある人たちなのに、一体何故、これ

  • 賞味期限

    英国のスーパーに行くと、ほぼ全てのものに賞味期限が記載されている。魚肉類はもちろんのこと、野菜や果物、パック詰めのものから単品のものまで、ネギ1束にすら、いちいち賞味期限が書いてある。私は、基本的に賞味期限を信じない。魚肉類は大体見た目とニ

  • アバウト

    下の階に住むフランス人夫婦のスーツケース。MADE IN EUROPE、つまりヨーロッパ製。驚きのアバウト具合である。ヨーロッパは50カ国、EUは現在28カ国なり。

  • 18時を待つ女

    私の英国人のボスは、平日の仕事中、ひたすら18時になるのを待っている。帰るためではない、Wine O'Clockを待っているのだ。18時になるとウキウキとした足取りでキッチンに向かい、ぽん!と心地良い音を立ててワインボトルのコルク

  • 工具マニア

    私は、工具マニアである。工具店に行くと、この上ない興奮を感じて何時間でも過ごせる危ない女である。ロンドンの地下鉄では工具箱を持った男を見かけることが多い。明らかにドリルが入っているであろう箱も魅力的だが、実際に何が入っているか分からない工具

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