海の町のお祭りと桜貝『海からの贈りもの』

海の町のお祭りと桜貝『海からの贈りもの』

『海からの贈りもの』☆あらすじ☆夏が終わって、海水浴のお客が帰ってしまったあとの海の町のお祭り。病気のお母さんが「好きなもの買っておいで」と渡してくれた五十円玉二つをポケットに入れて、一人で夜店に来たかな子。これで自分のものを五十円分、お母さんのお土産を五十円分買いたいなと思っていました。いつもは「見るだけのお祭り」でしたが、久々にもらったお小遣いが嬉しかったのです。でも、五十円で買える品物なんて、...